アニメの熱心なファンの間では、作品に関連する実在の舞台を「聖地」と捉えて観光する「聖地巡り」が行われます。こうしたファンの巡礼を地域活性化につなげる取り組みは、町おこしならぬ“萌えおこし”といった俗称で、自治体などから注目されるようになってきました。そんな中、京都府が府内の団体や企業に対し、「映画・マンガ・アニメ聖地活用事業補助金」を出すことになりました。これは聖地巡りが捗りそうだ……! 募集中なのだ 補助金の対象となる「聖地」は、(1)作品のモデルとなった場所、(2)作中に舞台として登場した実在の場所、(3)地名及び建物の名称等が変更されているものの、モデルと推定できる場所、(4)作品等の登場人物ゆかりの地、(4)映像作品の撮影場所(ロケ地)――のいずれかの場所。申請が通れば、補助対象経費の2分の1かつ150万円以内までの資金を、京都府が援助してくれます。 聖地の町おこしといえば、最近だ