運動会など学校行事で行われる組み体操で生徒が骨折などの事故が相次いでいる問題で東京都の教育委員会は、都立の学校について「ピラミッド」や「タワー」といった組み体操を原則休止とする方針を決めた。 東京都内の学校での組み体操などにおいて発生した事故は、毎年約750件前後で推移しており、その危険性や安全対策上の問題が指摘され大きな社会問題に発展していた。 同会は、事故防止について通知するとともに、今年1月には有識者や学校関係者による「体育的活動における安全対策検討委員会」を設置し、安全対策について検討してきた。今後は代替の運動種目の選定をはじめ、実施する際の安全対策の見直しを行った上で総合的に判断。2017年度以降についてはあらためて検討するとしている。都立以外の公立学校については各自治体の教育委員会の判断に任せる。 advertisement 関連記事 曲のタイトルに「黒歴史」、ステージで組み体
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