ユーザーの要望に応えて6段キーボード+TrackPoint物理ボタンが復活 2015年のThinkPad X1 Carbonは、Adaptiveキーボードを廃止して6段配列に戻しただけでなく、ThinkPad伝統のポインティングデバイス「TrackPoint」の物理ボタンも復活した。それにともない、近年のThinkPadが搭載していた5ボタンクリックパッドも廃止している。 また、CPUでは開発コード名「Broadwell」こと第5世代Coreプロセッサー・ファミリーを採用している。処理能力とバッテリー駆動時間の向上にも注目したい。ここでは、量販店向けの上位モデル(20BS003KJP)の評価機で性能や使い勝手を中心に検証してみる。 なお、ThinkPad X1 Carbonシリーズは名前がややこしい。公式には、先代が「新しいThinkPad X1 Carbon」、最新モデルは初代と同じく「