【ワシントン時事】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は20日、オバマ政権がソマリアやイエメンのアルカイダ系武装勢力を掃討するため、エチオピアなどに秘密の無人機基地を建設していると報じた。 西インド洋のセーシェル共和国には、高い監視能力と攻撃能力を持つMQ―9リーパー無人機3、4機が配備されている。2009年9月から米海軍と空軍が海賊対策の名目で作戦の運用に当たっているが、機密外交公電によると、ソマリアの対テロ戦にも利用されているという。 【関連記事】 【動画】ニュースを見るビンラディン容疑者=米情報機関が押収ビデオ公開 〔ルポ〕エジプト民衆革命〜打ち破られた恐怖の壁 あの日、何が起きたのか〜9.11テロ ドキュメント〜 特集「ソマリア沖の海賊」=ソマリアの現状と歴史 【特集】米同時テロ10年 終わりなき脅威