ウガンダ・カンパラ(Kampala)に仕掛けられたバッタ猟用の照明(2011年12月11日撮影)。(c)AFP/Michele Sibiloni 【1月3日 AFP】250ワットの電球に照らされたおじの庭で、ヒラリー・ツリャムグミャ(Hilary Turyamugumya)さん(33)は夜空を見つめている。探しているのは、バッタだ。 羽をちぎってタマネギと炒めたバッタは、ウガンダ中部のごちそうだ。首都カンパラ(Kampala)周辺のバーでは、客たちがひとつかみほどの量をむしゃむしゃと食べ、ビールで胃に流し込んでいる。 この時期は1年のなかでバッタ猟の最盛期にあたる。ツリャムグミャさんは電球の光でバッタを誘い出し、煙をたいて混乱させ、使われなくなったドラム缶にバッタを閉じ込める。だが、今年の猟は厳しいという。 「問題は電気がついたり消えたりしていること。昨晩などは一晩中停電だった」と、ツリャ