asahi.com（朝日新聞社）：ナイジャーデルタ：流れ出る石油、止められない悲劇 - 国際支援の現場から - 国際
汚染された地域にたたずむシェル社の制服を着た男性と女性。ボド地域。(c)Kadir van Lohuizen/NOOR流れ出る石油で汚染されたナイジェリアのボド地域。以前は、青々としたマングローブが生い茂る、自然豊かな場所だった。(c) Amnesty Internationalボド周辺で採取された石油にまみれた巻貝。住民の人々は、かつては魚や貝をとることを生業にして、暮らしていた。(c) Amnesty Internationalクリスチャン・レコヤ・クパンデイ牧師。「何もかもが壊されてしまった」とアムネスティに語った。(c) Amnesty International ■シェル社は今こそ企業の社会的責任を果たし、汚染除去に着手せよ ナイジェリアのナイジャーデルタは、世界有数の湿地帯で、貴重な沿岸海洋生態系で知られています。かつて住民たちは、豊穣（ほうじょう）な自然と調和した暮らしを営
黒い川、村を破壊＝半世紀続く流出油汚染―輸出を優先、住民無視・ナイジェリア （時事通信） - Yahoo!ニュース
黒い川、村を破壊＝半世紀続く流出油汚染―輸出を優先、住民無視・ナイジェリア 時事通信 10月27日(木)18時30分配信 黒く濁った川が半世紀の間、ナイジェリアの村々を破壊している。同国南部デルタ地帯はアフリカ最大級の油田だが、欧米の石油企業による乱開発が住民を無視して進められ、流出する黒い油膜で村は次々覆われた。現地から環境保護活動家ディネバリ・バレバ氏（33）が来日し、全国を回って実態を訴えている。 独立前の1950年代から始まった油田開発は、今やナイジェリアの国家歳入の8割を支える。しかし、欧米への輸出を優先し、油田やパイプライン周辺の環境破壊、住民の健康被害は放置されてきた。事態の改善を求めた環境活動家が軍事政権に処刑されたこともある。 デルタ地帯のボド市で生まれたバレバ氏にとって、子供の頃から「川は黒いもの」であり、そこで魚を釣って遊んだ。しかし、増水し畑に黒い水が入り込むと
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