被災地の消臭消毒には消石灰よりEMが安全で効果的 Uネット運営委員の高橋比奈子さん、岩手県世話人の鎌田真行さん、Uネット岩手の外山一則さんの案内で主に岩手県の宮古市、山田町、遠野市、大船渡市、陸前高田市、一関市の被災箇所を取材した。被災後2か月以上経過した時期なので、3月11日直後とは違う状況だが、被災の生々しさは大いに伝わってきたので、その現況と災害復興支援の状況を報告する。(被災地写真の詳細はUネットホームページに掲載) 大船渡市と陸前高田市で腐る魚をいち早く処分 岩手コンポスト 大船渡市と陸前高田市では冷凍倉庫が津波で被災し、海産物の埋却処分が確定した。埋却地では、魚介類の悪臭が懸念されるため、岩手コンポスト(株)はEMによる悪臭対策を実行した。対処方法は、空き地に穴を掘りコスモグリーンを投入、そこに魚を入れEM活性液を散布する、さらにコスモグリーンを魚に被せ、その上に土をか