[パリ 17日 ロイター] - フランス下院は17日、死期を間近に迎えた患者に対する延命措置をやめ、死亡するまで深い昏睡状態に置かれることを可能にする法案を賛成多数で可決した。一部では、事実上の安楽死容認だとする批判も出ている。 下院での賛成は436票、反対は34票だった。世論調査によると、国民の多くがこの法案を支持しており、早ければ5月にも上院を通過して成立する見込み。
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[パリ 17日 ロイター] - フランス下院は17日、死期を間近に迎えた患者に対する延命措置をやめ、死亡するまで深い昏睡状態に置かれることを可能にする法案を賛成多数で可決した。一部では、事実上の安楽死容認だとする批判も出ている。 下院での賛成は436票、反対は34票だった。世論調査によると、国民の多くがこの法案を支持しており、早ければ5月にも上院を通過して成立する見込み。
印刷 患者が安らかな最期を望む場合、人工呼吸器の装着や栄養補給などの延命措置を医師がしなくても責任を問われないとする法律づくりが動き始めた。超党派の国会議員でつくる尊厳死法制化を考える議員連盟(増子輝彦会長)が骨子をまとめ8日の総会で公表した。 2005年に発足した議連が法案を示したのは初めて。議員立法として来年の通常国会に提出する方針。死期が迫ったら、延命措置を拒むという本人意思を尊重する「尊厳死」をはじめ、終末期医療に関する法律がない中、患者の思いをどう反映するかは現場の大きな課題になっている。 「終末期医療における患者の意思の尊重に関する法律案(仮称)」の骨子によると、適切な治療を受けても回復の可能性がなく死期が間近と判断される状態を「終末期」と定義。本人意思が書面などで明らかなことを前提に、担当医以外の2人以上の医師が終末期と判断し、家族が拒まないか、家族がいない場合、延命措
高齢者の終末期における胃ろうなどの人工的水分・栄養補給は、延命が期待できても、本人の生き方や価値観に沿わない場合は控えたり、中止したりできるとする医療・介護従事者向けの指針案が4日、東京大学(東京・文京区)で開かれた日本老年医学会のシンポジウムで発表された。 近年、口で食べられない高齢者に胃に管で栄養を送る胃ろうが普及し、認知症末期の寝たきり患者でも何年も生きられる例が増えた反面、そのような延命が必ずしも本人のためになっていないとの声が介護現場を中心に増えている。 そこで、同学会内の作業部会(代表・甲斐一郎東大教授)が試案を作成した。広く意見を募って修正し、来年夏までには同学会の指針としてまとめるという。
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