ブラジル南東部のミナスジェライス州にある鉄鉱石鉱山のダム2カ所で5日、決壊が起き、土砂崩れにより近くの複数の村が大きな被害を受けた。ロイター通信などによると、6日現在、少なくとも17人が死亡、数十人が行方不明とみられる。 ダムは、豪英資源大手BHPビリトンとブラジルの資源大手バーレの合弁会社「サマルコ」が所有。同社は、原因は特定できていないとしながらも、現場付近で起きた地震の可能性があるとしている。ダムの水には金属の削りかすなどが含まれていたというが、同社は「害のある化学物質は含まれていない」としている。
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