7月8日、リビアでカダフィ大佐による独裁政権の崩壊後、初めての自由国政選挙となる制憲議会選の投票が7日行われた。写真は東部ベンガジで撮影(2012年 ロイター/Youssef Boudlal) [トリポリ/ベンガジ 8日 ロイター] リビアで7日、カダフィ大佐による独裁政権の崩壊後、初めての自由国政選挙となる制憲議会選の投票が行われた。選管当局によると投票率はほぼ60%で、投票結果は9日から明らかになる見通し。 同国で自由国政選挙が行われるのは60年ぶり。制憲議会は首相任命などの権限を持つ。今回の選挙では200の議席に対し、3700人以上が立候補した。立候補者の多くはイスラム的な政策を掲げており、チュニジアやエジプトと同様に、リビアでもイスラム政党が政権を掌握する可能性が高いとみられている。 60議席が配分された東部では、より多い102議席が西部に配分されたことに多くの住民が不満を示してお