『上級へのとびら 中級日本語を教える教師の手引き』(くろしお出版・2011) という読み物があります。 82ページより。 この読み物の目的 日本の宗教的慣習や年中行事、日本人の宗教に対する考え方を理解する、 日本ではなぜこのように色々な宗教が共に存在することが出来るのだろうか。これは、日本では昔から海や山や木や石など、周りの色々な物や場所に神様がいると考えられてきた。(略) このように、神道は自然や場所、物など、あらゆるところに神様が存在するという日本人の宗教的意識を作ったと考えられる。だから、外国から他の宗教や新しい神様がはいってきても、自然に受け入れられたのかもしれない。そして、神道が人々の生活の中で生き続けてきたように、仏教やキリスト教の行事なども、日本人の生活の一部になっているのだ。(83p) 神道が、他の宗教を自然に受け入れるための……え? なんだって? 新説! これが真実だ!