盗作事件を起こし、カタチだけ頭を下げた後、自らの著作の中で被害者を貶めているにも関わらず、唐沢俊一は現在朝日新聞の書評委員をつとめている(一説に拠ると唐沢の友人である木元俊宏氏の手引きらしい。木元氏は別名植木不等式として知られている「と学会」メンバー)。本来「朝日ともあろうものが」と憤るべきなのだろうが、唐沢特有の「本題に入るまでやたら長い」「テーマと関係の無い自分語りをする」書評を愉しめることも確かなのだ(ちなみに、唐沢は「週刊現代」でマンガ批評を連載しているが、「読まずに批評しているんじゃないか?」と疑惑が持たれるほど的外れなことを言っている。詳細はまとめwikiにて)。2008年6月15日の書評では、「アフリカという国」なる珍言を編み出して、唐沢ウォッチャーを喜ばせたことも記憶に新しい(この詳細はトンデモない一行知識にて)。 さて、最新の2008年7月13日の書評では、佐野眞一『甘粕