さる6月6日、日本国際ボランティアセンター(JVC)の活動地域である、スーダン共和国南コルドファン州において政府軍とスーダン人民解放軍による大規模な軍事衝突が発生し、多くの犠牲者と数万人単位の避難民が発生しています。2005年の和平合意以降、現地の人々によって続けられてきた復興と再建の歩みが、今回の軍事衝突によって根底から覆されました。 私たちJVCは、2011年1月から南コルドファン州の二つの地域、タロディ郡とエル=ブラム郡で「地域からの平和づくり」として、内戦後の生活再建と平和な社会づくりを後押しする支援事業を立ち上げました。住民との話し合いを経て、事業が本格的に動き始めた矢先、今回の軍事衝突が起こりました。 JVCの事業地であるタロディ郡、エル=ブラム郡の人々も戦闘に巻き込まれ、多くが自宅を離れ、避難しています。地方では政府軍による空爆が続いているとされ、村の人々の安否が気遣われてな
スーダン・ヌバ(Nuba)山脈の洞窟で、南北境界の係争地、南コルドファン(%%South Kordofan)地区から避難してきた母と娘(2011年7月1日撮影)。(c)AFP/PHIL MOORE 【7月15日 AFP】前月から戦闘が激化しているスーダン南北境界の係争地、南コルドファン(South Kordofan)地区の主要都市カドゥグリ(Kadugli)で、紛争犠牲者100人以上の遺体が穴に集団埋葬されていたことが、衛星写真で確認されたと米監視団体が14日、発表した。 米俳優ジョージ・クルーニー(George Clooney)さんがスーダンの紛争を監視するために設立した「衛星監視プロジェクト(Satellite Sentinel Project、SSP)」によると、米デジタルグローブ(DigitalGlobe)の衛星写真と目撃証言から、穴の場所を特定したという。今月4日までに、縦26メ
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