人間の味覚は化学物質の受容に基づく感覚で、5つの基本味(甘味・酸味・塩味・苦味・うま味)が味蕾の味覚受容体細胞の先端にある化学受容体を介して膜電位の活性化を引き起こすことにより、「甘い」「酸っぱい」などと認識し、「食べられない」「毒である」と判断したり、基本味を他の要素(嗅覚、視覚、記憶など)で拡張した「風味」を「おいしい」と感じたりします。 その5つの基本味のほかに、第6の基本味である「脂味」が存在することが明らかになりました。この「脂味」に敏感かそうでないかが体重と関係しているとのことで、肥満対策の鍵となると期待されています。 詳細は以下から。Discovery of 'fat' taste could hold the key to reducing obesity オーストラリア・ディーキン大学のRussell Keast博士によって率いられたディーキン大学・アデレード大学・オース