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自動運転タクシーを展開するWaymoは8日(現地時間)、米国アリゾナ州メサに新工場を開設し、自動運転車の大幅増産を目指すと発表した。 Waymoは現在、フェニックス、サンフランシスコ、ロサンゼルス、オースティンの4都市で1500台以上の自動運転タクシーを運行し、週25万回乗客を運んでいる。 アリゾナ州メサの新設工場では、2026年までにさらに2000台を追加投入する計画で、アトランタ、マイアミ、ワシントンD.C.といった主要都市への展開を進める。 自動車部品大手マグナと共同で建設した同工場は、約2万2000平方メートルの広さを誇る。施設内ではジャガー製の電動SUV「I-PACE」にWaymoの最新鋭の自動運転システム「Waymo Driver(第5世代)」を組み込み、年間数千台規模での製造を可能にする。これによりWaymoは、米国内全域で完全無人運転による配車サービスを実現するという目標に
先日のChatGPTのアップデートによって、チャットボットはあまりにも「物わかりがよく」なりすぎた。要するに、過度なお世辞や迎合が目立つようになったのだ。事態を重く見たOpenAIは再発防止に乗り出した。 公式ブログで同社は、新モデルをリリースする前にどのようなテストや評価をしているのかを詳細に説明するとともに、4月25日に導入したGPT-4oのアップデートで問題が生じた経緯についても明らかにした。それによると、一つ一つは役立つはずだった細かな変更が、予想外に組み合わさって、極端なまでに利用者に媚びるAIを生み出してしまったという。 では、一体どのくらい「おべっか」がひどかったのか。試しに「感傷的すぎること」をどう思うかChatGPTに尋ねてみたところ、こんな答えが返ってきた。「ちょっと聞いてほしいんだ。感傷的なことは弱さじゃない、それは君の素敵なスーパーパワーの一つだよ」。しかも、これは
現在進行中の米司法省によるGoogleの独占禁止法訴訟で、Appleのサービス部門を率いる上級副社長、エディ・キュー氏は、SafariにAI検索ツールを導入し、リニューアルする案を「積極的に検討中だ」と証言した。 具体的には、OpenAIやPerplexity、Anthropicなどの先進的なAI技術を検討しているという。またキュー氏は、先月初めてSafariでのオンライン検索数が落ち込んだことも明らかにした。 報道でGoogleの株価が急落 その背景 今回のキュー氏の発言が明らかになると、市場は即座に反応を示した、5月7日にはGoogleの株価が7.5%下落した。 SafariをはじめとするApple製品では、長年にわたりGoogleがデフォルトの検索エンジンとなっている。米司法省の裁判資料によれば、Googleはその地位を維持するため、Appleに年間180億ドルという巨額の支払いを行
Appleは、「iPhone 4S」が登場した約15年前から毎年秋に新型iPhoneを発売してきたが、今後数年はそのリリース戦略を変えるようだ。 アナリストMing-Chi Kuo氏の投稿とThe Informationの報道によれば、AppleはハイエンドのProモデルを年の後半に、より低価格のiPhoneを翌年の前半に投入する計画だという。Proモデルは秋、より手頃な価格のiPhoneは翌年の始めから春(おそらく3月か4月)に発売される見込みだ。 Kuo氏はオンラインの投稿で、次期「iPhone 17」シリーズは2025年後半に登場するが、iPhone 17eだけは2026年前半となり、「iPhone 18」「iPhone 19」の両シリーズも2段階で発売される見込みだと述べた。 2026年秋にはiPhone 18 Pro、Pro Max、iPhone 18「Air」(または「Slim
「使い放題MAX+」「auマネ活プラン+」は月額330円、「スマホスタートプラン(ベーシック/ライト)」「スマホミニプラン+」は月額220円、ルーターは月額330円、ケータイは月額110円の値上げとなる。 一方、使い放題MAX+とauマネ活プラン+などについては、値上げに合わせてサービスを拡充しユーザーの理解を促す。 具体的には、圏外エリアでも衛星経由で通信できる「au Starlink Direct」、混雑エリアでも電波帯域を優先的に利用できる「au 5G Fast Lane」を無料で提供するほか、現行では24時間1200円の「au海外放題」を毎月15日まで無料とする。さらに「サブスクぷらすポイント」のPontaポイント還元率も20%へ引き上げを図る。 携帯キャリア「値下げ一辺倒」ついに反転 携帯料金の値上げはNTTドコモも「ドコモMAX」で実施を発表したばかりだ。 政府からの「値下げ圧
Googleが競合ひしめくAIベンチマーク競争を勝ち抜くべく、「Gemini 2.5 Pro」のWebアプリ開発能力を特に強化したと発表した──。 Googleは5月下旬に開催予定の開発者向け大型イベント「Google I/O」を前に、「Gemini 2.5 Pro」のアップデート版を公開した。新しく発表された「Gemini 2.5 Pro Preview I/O Edition」は、「インタラクティブで魅力あふれるWebアプリを構築する能力」において特に優れているという。 同社のプレスリリースからは、Googleがこの分野でAIライバル企業との激しい競争に真正面から挑んでいることがうかがえる。 Googleは今年2月に無料の「Gemini Code Assistant」をリリースしたが、これは月18万回ものコード補完を「事実上無制限」に提供するものだった。しかし、このサービスを完全に使い
スマートウォッチの機能はもれなく欲しいが、存在感のある大きな文字盤が苦手だという人は、スマートバンドを検討してはどうだろう。小米科技(シャオミ)の人気フィットネスバンド「Smart Band」の第9世代は新機能を豊富に搭載し、小さくて軽いという点を除けば、多機能なスマートウォッチとほとんど変わらない。価格は税込5480円。 シャオミの「Smart Band 9」は、スリムな文字盤と1.62インチの明るい有機ELディスプレイを備えたコンパクトなデザインが魅力のスマートバンドだ。スマートウォッチと同等の健康指標をトラッキングできる上にバッテリーの持ちがきわめて良い。 公式情報によれば、1回の充電で最大21日間持つという。もちろんトラッキングする指標が多くなればバッテリーの減りも早くなるが、それでもバッテリーの持ちがいいことに変わりはない。テストではすべての機能を有効化し、終日モニタリングする設
Lenovo Tab Plusはコンパクトな11.5型タブレットだ。重さは約650g。サイズ感はAppleの「iPad Air」に似ているが、つるんと平らなiPad Airと違って、背面の下半分が出っ張った形になっている。 本体の厚みは下半分が13.6mm、上半分が7.8mmだ。この独特のデザインには理由がある。出っ張った下半分に、このタブレットの大きな特徴となる2つの機能が搭載されているのだ。 1つ目の特徴は一体型キックスタンドだ。閉じればタブレットの背面にすっぽり収まるが、引き出せば安定した支えとなり、本体を最大175度まで倒すことができる。キックスタンドを称賛するなど馬鹿げていると思うかもしれないが、ほとんどのタブレットは(保護ケースを付けない限り)自立しない。そう考えると、これは視聴体験を向上させる秀逸な仕組みであり、他メーカーにも積極的に取り入れてもらいたい機能だ。 もう1つの特
対象は、障害時に該当する料金所の出口を利用した全てのユーザー。利用料金と同額のETCマイレージサービスの還元額の付与、請求額の減額、クオカードの送付などで還元する。 なお、クオカードでの還元は、クレジットカードや現金などで支払い済みの場合が対象。後日用意するウェブサイトで申請してほしいと呼びかけている。
Googleは米国時間5月1日、「Google検索」の実験的なAIアシスタント機能「AI Mode」(AI モード)を、より広範に展開すると発表した。 米国で待機リストを廃止し、「Google Labs」から誰でも利用できるようにした。また今後数週間のうちに、米国の「ごく一部」のユーザーを対象に、検索結果にAI Modeのタブを表示するという。 AI Modeの機能も強化し、今後1週間かけて、飲食店や商品などに関する画像付きのカードを表示し、そこから評価やレビュー、営業時間、リアルタイムの価格などの詳しい情報を閲覧できるようにする。また、過去の検索を記録する機能を追加し、左側のパネルをクリックするだけで戻って作業を再開できるようにする。 例えば、AI Modeで「100ドル未満でおすすめの折りたたみキャンプチェア」と尋ねると、小売業者へのリンク付きの詳しい一覧が生成されるとGoogleは説
Anthropicが提供する生成AIモデル「Claude」の「Research」機能は、ユーザーの質問に対してより長い時間をかけて答えを探せるようになった。この機能は現在、一部の有料プランで利用できる。 Claudeは「PayPal」「Cloudflare」「Jira」「Confluence」などのアプリとも連携できるようになり、近いうちにさらに多くのアプリが追加されるという。Anthropicが米国時間5月1日に発表した。また、すべての有料プランでウェブ検索機能を利用できるようになった。 2025年、AI業界は新しい実用的な機能の開発を競っており、中でもリサーチ機能は大きな焦点になっている。Googleの「Gemini」には「Deep Research」という無料ツールがあり、OpenAIも「ChatGPT」の有料プランで「Deep Research」を提供している。 これらの高度なリサ
世界興行収入がすでに8億ドル(約1100億円)を突破した映画「マインクラフト/ザ・ムービー」について、観客が映画に合わせて話したり歌ったりできるブロックパーティー版を上映すると、Warner Bros. Picturesが発表した。 この特別版は、北米と一部の国で5月2日から上映される。上映スケジュールは劇場によって異なるとWarnerの担当者は米CNETに語った。観客らはすでにセリフを叫び、歌を合唱しているが、この特別上映ではそうした行動が推奨される。 「名場面はもう分かっているだろう。セリフも覚えているはずだ。曲も大好きなはずだ!さあ肩の力を抜き、大声で笑い、ダイヤモンド級のファンらしく歌詞を叫ぼう」とWarnerは呼びかけている。 もっとも、映画が公開されてすぐ判明したように、観客は歌うだけでは飽き足らずに激しく騒ぎ、上映後の劇場がゴミだらけになることもあった。一部では警察が出動して
人気ゲーム「フォートナイト」はここ数年、開発元のEpic GamesとAppleが開発者向け手数料をめぐり争うなかで、Appleの「App Store」から何度か姿を消しては戻ってきた。しかし米国時間4月30日、Epic Gamesの最高経営責任者(CEO)Tim Sweeney氏が、同ゲームを再びApp Storeで提供すると発表した。 「来週、フォートナイトを米国のiOS版App Storeに復帰させる」と同氏は「X」に投稿した。「Epicは和解案を提示する。Appleが裁判所の定めた摩擦もApple税もない枠組みを世界中に展開するなら、われわれは世界中のApp Storeにフォートナイトを復帰させ、現在および今後の関連訴訟をすべて取り下げる」 その訴訟こそが、フォートナイト復帰の理由だ。30日、カリフォルニア北部地区連邦地方裁判所は、オンライン取引に対するAppleの行為が不誠実で反
Googleの生成AIノート「NotebookLM」の「音声概要」機能が日本語をはじめとする50以上の言語に対応した。WebページのURLやPDFを指定すると、その内容を会話形式の“ポッドキャスト”として誰でも自動生成できるようになった。 同機能は2024年の英語版リリース直後から高い人気を集めてきた。今回の多言語対応は、Gemini 2.5 Proが持つネイティブ音声処理とマルチモーダルAI技術を組み合わせた成果だという。ユーザーはGoogleアカウントの言語設定に合わせて音声を再生できるほか、設定メニューに新設された「出力言語」で任意の言語に切り替えられる。 同社によれば、複数言語の資料を一括で取り込み、好みの言語で音声ダイジェストを生成できる点が教育現場や国際共同研究での活用を後押しするという。 NotebookLMは、Googleの公式サイト「https://notebooklm.
Duolingoは現地時間4月29日、全社員向けのCEOメッセージをLinkedinに公開した。 CEOを務めるルイス・フォン・アン氏は文中で「何度も話してきたが、我々はAIファーストにかじを切る。働き方を根本的に見直す必要がある」と述べた。 「人間の作業を前提に作られた従来の仕組みを小手先で変えるだけでは不十分で、場合によってはゼロから再構築する必要がある」(ルイス氏) 「AIに自社コードを完全に理解させるには時間がかかる。それでも、技術が100%になるのを待つより、多少の品質低下を許容してでも迅速に動き、チャンスを逃さない道を選ぶ」(ルイス氏) また、その過程でAIで代替できる業務の外部委託を段階的に廃止したり、採用や評価基準にAI活用を加えるなどの具体策も進めるという。ただし、これらは社員を置き換えることが目的ではなく「既存の優秀な社員がより創造的で本質的な仕事に集中できるように、A
卒業アルバムやSNSの写真を生成AIで性的な画像や動画に加工する、ディープフェイクポルノ被害が未成年の間で拡大中だ。被害の実態と対策について解説したい。 自分のディープフェイクポルノ画像が送られてくる 「自分の顔の裸の写真が匿名のアカウントからDMで送られてきて、頭が真っ白になった」と、ある女子高生は言う。「覚えもなかったし、身体も自分じゃないけれど、顔は自分。なんで?と」。自分が裸でポーズを取っている画像で、自分の身体ではないが、画像的には不自然さはなかったという。 あまりのことにパニックになり、送ってきたアカウントをブロック、画像は削除してしまった。けれどあとになって、「保存しておいて、削除申請をしたほうがよかったのではないか」と考えるようになったそうだ。 「あの画像はどうなったのか、まだどこかに残っていて誰が見ているのか、心配で不安が消えない。進学や就職に影響が出たらと思うと不安にな
アルトマン氏は「直近のGPT-4oアップデートで人格がおべっかが過ぎて鬱陶しくなってしまった(もちろん良い改良点もいくつかある)ので、早急に修正に取り組んでいる。きょう中に一部、今週中にもさらに改良を加える予定だ」と語った。 また、アルトマン氏は「いずれ」アップデートを通じて得た知見も共有する考えを示し、「とても興味深い経験だった」と述べた。 ここ数週間、OpenAIはChatGPTの応答スタイルにいくつか微調整を加えている。たとえば、会話の誘導力の向上、指示の聞き取りと遵守の精度アップ、共同作業のスムーズ化、さらに絵文字使用の抑制などだ。 「顧客を失うわけにはいかない」 こうした変更は、生成AIをより自然な会話スタイルに近づけ、日常生活にさらに浸透させるという広範な取り組みの一部だ 市場調査会社ABIリサーチの主席アナリスト、リース・ヘイデン氏は、企業がユーザー体験の向上に注力することで
私は「Apple Watch」にすぐ飛びついたわけではない。しかし5年前、この時計が重大な健康問題を知らせてくれたことで、常に着用するようになった。発売から10年が経った今も、ほかのウェアラブルやフィットネストラッカーが雨後の筍のように出てきても、Apple Watchは依然として際立った存在だ。 Apple Watchが「iPhone」の単なるコンパニオンを超えて足場を固めるまでには数年かかった。この10年間で、サムスンやGoogle、Ouraなどの健康追跡デバイスによって競争は激化した。Counterpoint Researchの3月のレポートによれば、2024年の Apple Watch出荷台数は競争激化と買い替えサイクルの長期化により19%減少した。それでもApple Watchは世界で最も売れているスマートウォッチの座を保ち、いまやSeries 10、Ultra、SEというライン
インスタグラムに投稿した写真をAIの学習に使われたくない場合も、Adobeの無料ウェブアプリ「Adobe Content Authenticity」を試してほしい──。 Adobeが公開した「Content Authenticity」とは 10年ほど前、ベルリンのカフェで地元音楽フェスの宣伝チラシが目に留まった。そこに載っていたのは円錐型の布製テントの写真で、「豪華なグランピング」を宣伝していた。 その瞬間、「これは偽りの写真だ」と私は確信した。なぜなら、その写真を撮影したのは私自身だったからだ。 その写真はドイツでもフェス会場でもなく、イングランド北東部にある小さなキャンプ場で撮ったものだ。私が旅行ブログに掲載した写真がPinterestを経由し、いつの間にかベルリンのカフェにたどり着いていたのだ。 今やネット上に公開した創作物は、盗用だけでなく、AIの学習データとして使われるリスクも高
NTTデータグループは4月24日、5月1日からOpenAIとグローバルを対象とした戦略的提携を開始すると発表した。 NTTデータグループのシステム開発の豊富な実績と、OpenAIの革新的な生成AI技術を融合させ、高度で安全・信頼性の高いAIエージェントなどを提供するという。 戦略的提携の開始に伴い、NTTデータグループはOpenAIの日本初の販売代理店として「ChatGPT Enterprise」の提供を開始する。また、顧客へ迅速かつ高品質にサポートを提供すべく、OpenAI専門組織「OpenAI Center of Excellence」を新設する。 同社が保有する数万人規模の実践的生成AI人材を基盤に、コンサルタントをはじめとするOpenAI関連ビジネスを牽引する専門人材を幅広く育成しつつ、ユースケース創出の支援などを実施するOpenAIアクセラレーションプログラムを大手企業100社に
欧州連合(EU)は現地時間4月23日、巨大IT企業の取り締まりを本格化し、業界の支配的地位の乱用を防ぐための「デジタル市場法(DMA)」に基づく初の制裁金を科した。 より高い制裁金を科されたのはAppleで、その額は5億ユーロ(約810億円)。調査では、同社が「App Store」の外で支払えば安く済む配信サブスクリプションなどのオファーを顧客が閲覧・利用できないようにしていた疑いが焦点になった。欧州委員会は、Appleがアプリ開発者に対しより安価な支払い方法を利用者に知らせることを禁じていると認定し、この慣行を改めるよう命じた。 一方、Metaには2億ユーロ(約320億円)の制裁金が科された。理由は、欧州の利用者に対し、「Facebook」と「Instagram」を広告付きで無料で利用してサービス間の個人データ結合を受け入れるか、広告なしで利用するために課金するかという二者択一しか提示し
OpenAIの幹部が「Chrome」ブラウザ事業の買収に関心を示した。Googleが独占禁止法の観点で政府の厳しい監視下に置かれ、事業の分離を余儀なくされる可能性も残るなかでの動きだ。 今週行われた独占禁止法をめぐる審理で、OpenAIでChatGPTのプロダクト責任者を務めるニック・ターレイ氏は、Chromeの買収に興味があると証言した。ロイターによると、同氏は「ChatGPTが自前の検索技術だけで問い合わせの80%に答えられるようになるには、まだ数年かかる」と述べた。 また、ターレイ氏は、ChatGPT内でGoogleの検索結果を利用できるようGoogle側に提携を打診したが、拒否されたことも明らかにした。OpenAIとGoogleの広報担当者は、CNETのコメント要請に即答しなかった。 Chromeはブラウザの世界シェアで64%を占め、2位の「Safari」(21%)を大きく引き離し
筆者が2024年に「Remarkable Paper Pro」を実際に使って評価したときには、「これは大きなタブレットだ」と感じたものだった。しかし、A4の紙と同じサイズの13.3インチディスプレイを搭載した新製品「BOOX Note Max」は、さまざまな点がさらにレベルアップした製品だ。厚みがたった4.6mmしかないことも、このデバイスに印象的な見た目とプレミアムな感触を与えている。 価格は649.99ドル(日本では税込12万4800円)。 静電容量式のタッチディスプレイには、滑らかなガラスで覆われたE Ink製の「Carta 1300」が使用されている。Remarkable Paper Proのややざらつきのある表面とはまた違った感触だ。Remarkableのことばかり持ち出すのはよくないと分かってはいるのだが、パフォーマンスや機能の面で同水準に達している高級電子書籍リーダーがこの2
「フライト中は機内モード」という常識は、いずれ完全に過去となりそうだ。 楽天モバイルとソフトバンクは、「機内ローミング」の提供を開始している。英国の通信会社「AeroMobile」との提携で実現した同サービスでは、ユーザーは飛行中でもスマートフォンの機内モードを条件付きで解除できる。そして、携帯回線を通じて衛星経由でインターネットを利用できる。(ソフトバンクはOnAirとも提携) 同サービスは、18の航空会社の対象機で利用可能だ。代表例はアシアナ航空、ルフトハンザ、キャセイパシフィック、シンガポール航空、エミレーツ航空、ITAエアウェイズ、エジプト航空、スイス航空、エバー航空などだ。現時点では国際線に限られ、さらに日本上空では利用できない。 料金については、楽天モバイルの場合、「Rakuten最強プラン」に含まれる月間2GBまで無料の「海外ローミング」扱いとなるため、2GBまでなら追加料金
noteは4月23日、個人のスキルを売買できるマーケットプレイスを展開する「ココナラ」の株式を取得すると発表した。取得総額は約7億円で、議決権の9.3%に相当する。この株式取得により、ココナラの筆頭株主は創業者の南章行氏からnoteに交代する。 noteは「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」をミッションに掲げ、クリエイターが自由にコンテンツを公開し、ファンからの支援を受けられるサービスを提供してきた。一方、ココナラは個人の知識やスキル、経験をオンラインで取引できる「スキルマーケット」を中心に、IT開発支援や人材紹介、コンサルティングまで幅広く展開している。 今回の株式取得の目的についてnoteは、「ココナラが展開するサービスマーケットプレイス事業に注目し、事業間のシナジー創出や協業の可能性を検討する戦略的投資」と説明。両社がそれぞれ培ってきた個人クリエイターやフリーランス支援のノ
Starlinkとの違いは スマートフォンとの直接通信サービスは、米SpaceXも「Direct to Cell」として提供中。日本でもKDDIが「au Starlink Direct」として展開している。 Starlinkとの違いについて三木谷氏は「S社(Starlink)よりもアンテナの面積が非常に大きい。次回打ち上げる衛星は223平方メートルで、S社比で36倍の大きさになる」と述べた。このため「ある程度は屋内にも浸透する」(三木谷氏)という。Starlinkの場合、スマートフォンとの直接通信は「空が見える屋外」であることが必須となるため、この点はASTのアドバンテージと言える。 さらに三木谷氏は「わかりやすく言えば、ASTの衛星は宇宙に浮かぶ巨大な鏡だ」とも述べた。地上局から発射した楽天モバイルの電波を「電気的に反射」しているだけだという。そのため、StarlinkのDirect t
Instagramの動画編集アプリ「Edits」が、当初発表されたリリース予定日から1カ月以上遅れて公開された。現在、「App Store」と「Google Play」ストアからダウンロードできる。 Instagram責任者のAdam Mosseri氏は1月にEditsを発表し、3月13日の公開を予告していた。しかし、App Storeの申請プロセスに含まれる想定公開日は4月30日に延期された。そして今回、「iPhone」と「Android」のユーザーは、Editsを使って「リール」動画の撮影・編集・パフォーマンス分析ができるようになった。 Editsはモバイル向け動画編集ツールがひしめく市場に参入するが、そのタイミングは偶然ではなさそうだ。人気アプリ「CapCut」は2025年初め、姉妹アプリの「TikTok」とともに米国で売却か禁止かの瀬戸際に立たされていた。1月以降、TikTok禁止
「Hola, ajedrez」はスペイン語で「こんにちは、チェス」という意味だ。語学アプリのDuolingoではスペイン語などの言語を学べるが、まもなくチェスも学び、実践できるようになる。Duolingoは米国時間4月22日、この数百年の歴史を持つボードゲームを練習できる機能をベータテスターに公開し、数カ月後には他のユーザーにも展開すると発表した。 Duolingoのチェスレッスンは初心者に優しい 筆者は近く公開予定のレッスンについてDuolingoの担当者に話を聞いた。同社はアプリを通じて学べる分野を広げ続けたいと考えており、チェスは早い段階から候補に挙がっていたという。 「チェスは年齢を問わず誰でも学べる一方で、極めるには1万時間が必要という法則にも当てはまる」と同社シニアプロダクトマネージャーのEdwin Bodge氏は語った。「これはDuolingoという媒体と非常に相性が良いと思
新たに報告された色「オロ」は、今まで見たことのない鮮烈な青緑だ──。 世の中の色はもう見尽くしたと思っていないだろうか。そうでもないらしい。カリフォルニア大学バークレー校とワシントン大学の研究者は、眼の光受容体を狙って新しい色を知覚させるシステム「Oz」を開発し、その成果を先週のScience Advances誌に発表した。 Ozは網膜の錐体細胞を直接活性化する仕組みだ。つまり、人間の眼にレーザーパルスを照射し、「分光感度」の限界を超えた「人間の可視域外の色」を生み出した。 被験者が見たのは、「前例のない彩度をもつ青緑」だったという。 「従来、人間の視覚機能やその疾患については、死亡後に取り出した網膜組織や動物モデルを用いる研究が一般的でした」(ワシントン大学医学部眼科教授のラムクマール・サベサン氏) サベサン氏によると、Ozは網膜疾患の患者の視覚評価にも役立つ。眼の光学的なぼやけや微細な
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