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セキュリティ
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サイバー攻撃を受け、ユーザーの個人情報を抜き取られるなどの被害に遭ったGMOインターネットグループ。 11月2日には被害後初の記者会見を開き、熊谷正寿社長が涙ながらに謝罪した。しかし、その神妙な面持ち…
時に怒り、時に涙を浮かべ、記者会見に臨んだGMOの熊谷社長。なぜセキュリティ事業に関わりながら、サイバー攻撃を防ぐことができなかったのか。問題の根幹を貫くのは、グループ150社超を束ねるトップの経営姿勢だった。 ▶「AIの発展が原因だ」号泣会見の裏で「犯人は北朝鮮ハッカー」 ▶被害発表当日に美女2人に囲まれシャンパンパーティ写真 ▶無登録FX業者の楽園、セキュリティ子会社の警告を無視 ▶会社のカネでジェット&船舶に17億円、ワインに4億円 皇室の伝統行事も執り行われる明治記念館。10月21日、その迎賓館は、華やかな装いに身を包んだ紳士淑女たちを迎え入れていた。 豪華絢爛なガラディナーを彩るのは、作曲家・千住明氏が手掛けた楽曲に、有名ホテルシェフらの特別コース料理。参加者のグラスに次々と注がれていくのは、宴の主役、高級シャンパーニュの数々である。 〈第15回叙任式-Grand Chapitr
人口わずか4人の島へ、レッツゴー! 筆者は島巡りが好きで、機会があれば国内外の島を訪ねている。次はどんな島を訪ねようかと考えていたとき、ある友人が「私のパートナーが、宮崎の築島という人口4人の島で、宿を立ち上げる計画を立てている」と教えてくれた。そのパートナーが、今回築島を案内してくれた築島宏樹さん(40歳)だ。 築島さんは、築島で生まれ、中学まで築島で育った。現在は宮崎市内の青島(宮崎市の沿岸にある、橋で陸地でつながっている小島のあるエリア)と築島を行き来する、二拠点生活を送っている。 友人を通じて築島さんに繋いでもらい、取材したい旨を伝えると、快くOKしてくれた。1泊2日で築島に滞在し、築島さんが開業準備中の民泊に泊まりながら島を取材させてもらった様子をレポートしていく。 ◆◆◆ 天気は晴れ。前日まで宮崎は大荒れの天気だったが、この日は運よく晴れ間に恵まれた。羽田空港から飛行機に乗り、
「そんげな島、あったっけ?」 宮崎県串間市から200メートルほどの沖合に浮かぶ小さな島の「築島(つきしま)」。かつては漁業で栄えたものの現在は人口がほぼゼロ状態で、本土との間に定期船が通っていないことから、地元・宮崎県の住民でも築島の存在を知る人はかなり限られている。 廃墟となった学校がそのまま残され、年季の入った選挙掲示板――時の流れから取り残されたような築島に、旅好きライターの仲奈々さんが1泊2日で滞在し、現地を取材した様子をお届けする。取材には、島生まれで現在は宮崎市内の「青島」と築島で二拠点生活を送っている築島宏樹さんが同行してくれた。
最盛期には100人ほど、島民の多くは「どこかで血がつながっている」 ――そもそも築島は、どうやって生まれた島なのでしょうか。 築島宏樹さん(以下、築島) もともとは、愛媛県の宇和島からこの島にたどり着いた人たちが、開拓を始めたと聞いています。それを、「山下藤吉」という人が、明治時代に61円で買いとって「築島」としたそうです。 その後、島を買った藤吉さんとその姉弟とで「築島姓」と分家の「近藤姓」となったと聞いています。だから、築島のほとんどの人は「築島さん」か「近藤さん」なんですよ。 ――そこから、どうやって島の人は増えていったのでしょうか? 築島 昔は、お見合いや紹介で島外の人とも結婚することが多かったと聞いています。僕の母ももともとは島外の生まれで、父とのお見合いがきっかけで築島に嫁いできたそうです。 そうやって、最盛期だった昭和の中頃には、100人以上が暮らしていたそうです。 築島に住
「『別班』の実態追い続ける記者 『VIVANT』を見て抱いた疑問」 登場するのは、2013年に自衛隊の秘密情報部隊「別班」の存在をスクープした共同通信記者の石井暁氏。シーズン1は冒険活劇として楽しめたが、シーズン2は愛国心や中国系情報機関の登場など、イデオロギー色が強まったと指摘する。 「現実世界で日本と微妙な関係にある国を、なぜ劇中であえて敵と設定するのか」 さらに、現実の別班には文民統制の問題があるのに、ドラマではヒーローとして描かれていることにも疑問を呈している。 すると今度は、10月27日の朝日新聞にこんな記事が出た。 「ドラマ『VIVANT』の演出、中国メディアが批判『敵意を扇動』」 中国国営の中央テレビ(CCTV)が『VIVANT』を批判したというのだ。シーズン2には、中国系の情報組織が別班員の指を切り落とすなど、残虐な拷問を加える場面がある。CCTVは、かつて日本軍が中国の抗
2017年の衆院選の様子(武部氏のSNSより) 裏金否定も…新たな疑惑が浮上 これについて、記者団の囲み取材に対して、「いわゆる裏金というものは存在しません」と断言した武部氏。だが今回、武部氏の収支報告書を精査すると、新たな疑惑が浮かび上がってきた。 疑惑について釈明する武部氏 ©時事通信社 武部氏が北海道選管に提出した2014年と2017年の選挙運動費用収支報告書によれば、選挙資金の原資として、武部氏が代表を務める政治団体「自由民主党北海道第十二選挙区支部」から寄付を受けている。2014年は計1500万円、2017年は計1527万4207円で、総額3000万円を超える。寄付を受けたのは、いずれも武部氏個人である。 ところが、第十二選挙区支部の政治資金収支報告書を確認すると、2014年と2017年ともに武部氏個人に対する寄付は一切記載されていないのだ。 支援者に頭を下げるウラで…(武部氏の
今年3月、村上龍さんは、『カンブリア宮殿』(テレ東系)を引退した。長年務めた番組の顔。最後の収録でも、普段と変わらぬポーカーフェイスを貫き、現場では「龍さんらしいな」との声も上がった。 だが、収録が終わり、感想を問われると、ポツリと本音を漏らした。 「それは、こう……寂しいですよ」 約7カ月後の10月17日、村上さんは逝去した。享年74だった。 1952年、米軍基地の街・長崎県佐世保市に生まれた。青春時代は、全共闘やベトナム戦争の真っ只中。高校卒業後に上京し、最初に住んだのは、米軍の横田基地にほど近い福(ふっ)生(さ)市だ。米軍兵、いわゆるGIたちに囲まれる生活を送った。 武蔵野美術大学在学時の76年、福生での日々を元に書かれた作品が、ドラッグやセックスで退廃した若者を描いた『限りなく透明に近いブルー』(講談社)である。累計380万部を誇る同作について、後に、共に芥川賞選考委員を務めた島田
10月4日、都内で開催されたイベントに登場した松村は、今年3月に出産を報告した長女について、1回の買い物で10万円もの子ども服を購入したと告白。一方、自身のブリっ子キャラを今後も継続するかについて聞かれると「ブリっ子キャラってなんですか? さゆりんごはナチュラルで、宇宙で一番かわいいプリンセスです。キュルン」と“らしさ”全開で会場を沸かせた。 そんな彼女は3月に出産発表した10日後にはTBS「サンデージャポン」でテレビ復帰したことでも話題となった。出産時期は公表していないが、結婚時の報道では出産は春とされており、復帰は早かったとみられる。それ以後も出産前と変わらずバラエティー番組などで活躍しており、乃木坂46出身のタレントの中でも出世頭の一人といえるだろう。 乃木坂の中で異彩を放った「ブリっ子キャラ」 松村は1992年8月27日、大阪府生まれ。高校野球の強豪校として知られる大阪桐蔭高校を卒
一昨年から今年にかけて警視庁に提出された3通の被害届。ある被害者は取材に「行為中に撮影もされて本当に屈辱でした」と明かす。桑田親子を直撃すると……。 「最初は、自分さえ我慢していればすべて丸く収まる、と思っていました。でも、被害を受けたのが自分だけではないと知り、すべてお話しすることに決めました。すでに警察にも被害届を出しました。先日、検察庁にも足を運び、長時間の聴取を受けてきました」 10月下旬、都内在住のAさんは「週刊文春」の取材に対して、意を決しこう答えた。 事案は今年初めに遡る。そのとき受けた“痛み”は、今なお忌まわしい記憶として頭と身体にこびりついている。 「さすがに無理です」 「大丈夫だから。ゆっくりしたら痛くないから」 「本当にやめてください」 それでも男は動きを止めなかった。Aさんは苦痛に顔をゆがめながら、何度も何度も懇願した。 男と出会ったのは数時間前。東京・西麻布の会員
10月15日、辞任を発表した簗和生氏の後任として農林水産大臣に就任した武部新氏(56)。しかし、就任直後から様々な疑惑が浮上している。 「週刊文春」の取材で2024年衆院選で運動員買収を行っていた疑いがあることが分かった。武部氏を巡っては、「週刊文春」が同じ衆院選で違法な献金を受け取った疑惑も報道しており、2つ目の公選法違反疑惑が発覚している。 さらに、「週刊文春」の取材によって3000万円の「裏金」をつくった疑いがあることも分かった。相次ぐ不祥事の発覚によって多くの批判と話題を集めている武部氏とは、一体何者なのだろうか。
10月11日(日曜)、東京・銀座にある単向街書店にイベントを見に行った。ここは近年になり都内で増えている中国系書店のひとつだ。これらの書店は単に本を売るだけではなく、在日中国人の知的な層の交流コミュニティの場としても機能している。コロナ禍の前後から、中国では社会の締め付けを嫌った富裕層や知識層が日本に移住する「潤日」現象が起きているのだが、そんな動きの産物として生まれた場ともいえる。 この日のイベントの題名は「私たちは日本を選んだが、子どもについてはどうすべきか」だった。日本で子育中の中国人女性2人の対談である。登壇した1人はまだ若い頃に来日し、苦労を重ねて成功。もう1人は、上海でのコロナ禍のロックダウンを経験し、すでに40歳前後になった数年前に日本に移住。日本のことはなにも知らないまま暮らし始めたという(おそらく日本語もできない)。いずれも中国の名門大学を卒業しており、経済力もありそうだ
なぜ、86歳の老政治家がこれほどの権勢を振るっているのか。その核心こそ、盛大に行われてきた派閥パーティでの荒稼ぎだ。今年に入り、ますます勢力を拡大させ、睨みを利かせ続けている。その実態を徹底取材すると――。 ▶高市 G7より麻生と“飲酒宴席”で「数の力」に配慮 ▶直電で新人を勧誘、毎週木曜 60人会合記者が訪れると… ▶料亭に940万、政治資金8000万 愛人の店でカラオケ熱唱 ▶SPEED今井 を副大臣にゴリ押し 腹心は有罪&死去 “闇将軍”は、肥大化した自らの派閥で高笑いを重ねていた。 10月21日の昼下がり、衆議院第一議員会館の会議室に、自民党の麻生太郎副総裁(86)が率いる派閥「志公会」(麻生派)の面々が顔を揃えた。行われたのは、熊本地震の影響で延期された派閥の夏季研修会。総勢約60人のうち9割前後の議員が参加し、結束を深めていたという。 当選回数は16回を数える麻生氏 翌22日昼
被害届を提出した2人が、「Mattに不同意で性的行為をされた」との趣旨を「週刊文春」に告白している。 一方、Matt側の代理人弁護士はいずれのケースについても、当事者との面識等を認めたものの、性的行為自体を否定。「そのような事実はありません」と回答した。
ニコンは450ミリ対応に大きく舵を切り、EUV開発からは撤退した。よりニコンの意図をくむならば、EUVからの「撤退」よりも「戦略転換」と表現する方が適切かもしれない。一方で、ASMLは450ミリ対応を睨みつつも、迷うことなくEUV開発に邁進した。 まず、ニコンの戦略転換から見てみたい。ニコンの判断は必ずしも非合理的とは言えない。 2013年のニコンのアニュアルレポートは、EUV開発よりも450ミリへの対応を重視する方向性を、次のようにはっきりと宣言している。 「EUVLが次世代装置の本命だと言われて5年以上たちますが、開発は予定通りに進んでいないのが現状です。そうした状況で、半導体メーカーは450mmウエハ対応装置の検討を始めています。これはまさに我々が以前より描いていたロードマップと合っており、あとは450mmウエハ対応装置の開発を予定通りに進めることがいっそう重要になります」(2013
10月22日、元首相の福田康夫氏(90)が死去した。福田氏は月刊「文藝春秋」に度々登場。2023年8月号では、総務省の行政文書について当時の高市早苗・経済安全保障担当相が「全くの捏造」と発言した問題に関連し、公文書管理の状況に苦言を呈していた。 福田氏、自民党幹事長代理(肩書きは当時、以下同)の上川陽子氏、読売新聞グループ本社会長の老川祥一氏、国立公文書館館長の鎌田薫氏、前国立公文書館館長の加藤丈夫氏の座談会「公文書を守れ!」から一部紹介します。 ◆◆◆ 「官邸の資料は全部ご自宅に持ち帰ってください」 福田 私が公文書の重要性に目覚めたきっかけは、まだサラリーマンだった頃、地元群馬県の小学校から「地元の街が戦争で焼け野原になった頃の写真がないか」とお尋ねがあったことでした。しかし、日本国内にはなかった。すると知人から「ワシントンのアーカイブスに行ってみたら?」と助言され、実際に探してもらっ
G7のオンライン首脳会議を欠席した理由を問われると… では、ここでは、1年間で印象に残った高市氏の「言葉」に注目してみよう。そこから見えてくる高市論もあるはずだ。 まず最近だと「業者が間に合わなかった」。 10月2日、高市首相はG7(主要7カ国)のオンライン首脳会議を欠席した。国会で理由を問われると、開催時間が直前までわからず、通信回線の接続・設定を依頼する業者の手配が間に合わなかったと説明した。 しかし、不思議なことがある。首相は今年3月、同じ公邸からG7のオンライン会議に出席していた。8月には自身のXで、オンライン会議の設備が整っていると紹介していた。それなのに、なぜ今回は参加できなかったのか。業者の手配が原因なら、官邸の危機管理体制が問われることになる。 そもそも首相の説明には、いろいろな事情が登場する。開催時間が直前までわからなかった。回線の準備が間に合わなかった。代理出席でもよい
各地で豪雨による浸水被害が甚大化している。今年の大雨では、富山や石川、千葉などで「命の危険があり、直ちに安全確保」が求められるレベル5の警報が発令。ニュース映像で水浸しになった家屋を目にした人も多いだろう。 今まで以上に身近なものとなってしまった豪雨や浸水対策に対して、「家を浮かせて難を逃れる」という冗談めいたコンセプトの商品を販売しているのが一条工務店だ。 同社が「耐水害住宅」として販売する「浮上タイプ」は、水位が約1メートルを超えると家を“あえて”浮かせる仕組みを取っている。とはいえ家を浮かせて、どう水害から守るのか。浮いた家は、その後どうなるのか。一条工務店に聞いた。
2019年7月6日、エプスタインは2度目の逮捕をされた。フロリダ州で釈放されてから10年後のことだった。 その後、ニューヨークのマンハッタンにある拘置所、メトロポリタン矯正センターに勾留されたエプスタインだったが、勾留36日目に独房内で死亡した。 検死の結果、自殺と認定されたが、その死には不審な点が多々あり、今も他殺だとする声がある。大手メディアが「自殺とされている」と表記することもあるほどだ。 映像に残された「エプスタインの最後の姿」 8月10日の早朝、刑務官がエプスタインの独房に朝食を運んだところ、身動きしないエプスタインを発見した。二段ベッドの上段にオレンジ色の布を縄状にしたものをかけ、首を吊ったとされている。 ちなみに、この拘置所では収監者が着用するジャンプスーツもオレンジ色だった。生前のエプスタインの最後の姿となった、前日9日の午後7時49分の監視カメラの映像でも、刑務官に付き添
自ら捕まるような真似 なぜ彼女は自ら捕まるような行動をとり続けたのか、そうした行動の背景は未だに解き明かされておらず、謎のままである。 鈴香が生まれ育った秋田県能代市は、世界遺産である白神山地の玄関口としても知られ、付近は水田が広がり静かな農村地帯である。鈴香の父親は、ダンプを数台所有する運搬会社を経営していた。母親は高校卒業後にJR二ツ井駅近くの繁華街宝来町にあるスナックで働いていた。 2人は客とホステスという関係から結婚に至った。私が現場を歩いた2009年、かつて母親が働き、それを目当てに父親が足繁く通った街の繁華街は今ではひっそりとして寂れてしまっていた。母親が働いていたスナックは既に無く、駐車場になっていた。 江戸時代からの木材の運搬で賑わい、多くの人々であふれ返った街には、以前遊郭もあったというが、今日の姿からは想像もできない。 鈴香の父親とは猟銃を撃った仲間で、鈴香の実家にも行
事故の日に友だちから「無事に家に帰れた?」とLINEが… ――事故に遭ったのは友人を送り届けた帰り道ということでしたが、そのお友だちに連絡しにくくなかったですか。 キャンディーさん(以下、キャンディー) そもそも、その友だちは何度も「送らなくていいから」って言ってくれてたんですけど、お互い譲らなくて、結局じゃんけんで私が勝って送ることになったんです。 ――そうだったんですね。 キャンディー すごく真面目な子なので、私が事故に遭ったことを知ったら絶対に自分を責めちゃうだろうと思って、LINEの返事もぼやっとした感じでしてて。 ――事故後に友人から連絡がきていて。 キャンディー 「無事に家に帰れた?」みたいなLINEが事故の日にきてたんですけど、私は手術でずっと寝てたので、1日遅れくらいで「ごめん、寝てた。実はちょっと事故っちゃって今病院!笑」みたいな感じで、スタンプとかも入れて明るいトーンで
細野豪志復興相(55)が2024年10月の衆院選で、公職選挙法で定められた上限を超える数の選挙事務所を設置していた疑いがあることが、「週刊文春」の取材でわかった。細野氏は選挙運動費用収支報告書を修正するとしている。 高市首相が細野氏を自身の隣に呼び寄せ、10秒ほど凝視 細野氏は2000年の衆院選で民主党から初当選。首相補佐官や環境相などを歴任した。2017年に民主党が衣替えした民進党を離党し、小池百合子都知事らと希望の党を結成。その後、無所属での活動を経て、2021年に自民党に入党した。今回、およそ14年ぶりに復興相として入閣を果たした。 「政党を移り続け、その変節ぶりが批判を浴びることも多かった。内閣改造の記念撮影では、高市早苗首相が細野氏を自身の隣に呼び寄せ、10秒ほど凝視する場面が話題を呼びました」(政治部デスク) その細野氏が初めて自民党員として臨んだ選挙が、2024年10月の衆院
「誰にも言わないでくださいね」 10月18日、北海道北見市で開かれた会合。気心知れた少数の支援者を前に口を開いたのは、武部新(あらた)農相(56)だ。「週刊文春」が報じた「恫喝音声」や「シャトルバス買収疑惑」などで簗和生前農相が更迭された直後、高市早苗首相から官邸に呼び出された際の“秘話”をこう明かした。 「総理から急遽電話がありました。簗さんがああいう状況だから想像はできたけど、『まさか』と。総理から『明日、10時に時間はある?』と聞かれたのです」 就任27日で更迭された簗氏 念願の初入閣を果たし、故郷に錦を飾った武部氏。だが簗氏と同様、就任直後に買収疑惑が発覚したのだった。 ◇ 武部氏は2012年の衆院選で初当選し、現在当選6回だ。 「小泉純一郎政権で農相や自民党幹事長を務め、『偉大なるイエスマン』と称された武部勤氏の長男です。早大卒業後、日本興業銀行(現・みずほ銀行)を経てシカゴ大学
武部氏が代表を務める「自由民主党北海道第十二選挙区支部」は、公示日に当たる同年10月15日に、選挙区内の紋別市にある海運会社「A」から30万円の企業献金を受け取っている。 公示日に合わせて献金していることを踏まえれば、来る衆院選に向けた寄附であることは明らかである。 A社からの寄付(「自民党北海道第十二選挙区支部」の収支報告書より) 創業70年を超えるA社は、武部氏の地元で、港湾工事用のクレーン船などの曳航や回航を担ってきた。 武部氏に献金した期間を含む2024年4月8日から同年12月6日にかけては、国交省の北海道開発局内にある網走港湾事務所から「港湾業務艇運航業務」を受注。つまり国の公共事業を請け負っていたのだ。 問題はここからだ。公選法では、「特定の寄附の禁止」として、国政選挙に際しては、「国と請負その他特別の利益を伴う契約の当事者である者は、寄附をしてはならない」旨を定めている。 つ
「別班」の存在をスクープした人物が違和感を表明 ところが、このドラマに違和感を表明している人がいる。共同通信の元記者、石井暁氏だ。2013年に自衛隊の秘密情報部隊「別班」の存在をスクープした人物である。 石井氏はシーズン2について、国粋主義的、国家主義的な要素が前面に出ているのではないかと指摘している(10月10日・JBpress)。第1シーズンでは架空の「バルカ共和国」が敵国だったのに、第2シーズンでは実在する「中国」が敵国として描かれ、「国を守る」といったセリフも増えてきたと述べる。 エンタメの世界ではあるが、現実の社会情勢や空気がどう反映され、利用されているのか。そこまで含めるのも「考察」かもしれない。 さて、ドラマでは「大活躍」の自衛隊の情報組織。では、現実の自衛隊はどうなのか。 そこで思い出すのが、7月22日の熊本日日新聞のスクープである。 見出しは「陸自情報部隊が『愛国心』など
路面電車のある町は……なんて話になったとき、決まって名前が挙がるのは広島や松山、富山といったところだろうか。もちろん北は札幌から南は鹿児島まで、路面電車が走っている町はあちこちにある。広島や松山は、そんな中でも代表格といっていい。 そしてその流れで、「昔は東京や名古屋、大阪にも路面電車が走っていたんだよ」などという話になることも珍しくない。実際、東京には都電、名古屋と大阪には市電が走り、都市内交通を担っていた時代がある。 いまでは地下鉄に取って代わられてしまったが、肥大化する大都市の中では路面電車で移動するのが当たり前、という時代があったのだ。それもまた、遠い昔の物語……。
就任からわずか1カ月で事実上の更迭 簗氏を巡っては、これまで複数の疑惑が指摘されてきた。「週刊文春 電子版」(9月30日昼配信)では、衆院選で自身を支持しなかった自治体について「大幅にカットした」と発言した“恫喝音声”問題を報道。さらに「週刊文春」10月8日発売号では、衆院選公示日に支援者を無料のシャトルバスで送迎したとする“有権者買収”疑惑を報じた。 これらを受け、簗氏は10月14日夜、高市早苗首相に辞表を提出。就任からわずか1カ月で事実上の更迭となった。 若手エースが起用された“お支えチーム”はあっさり解散 「簗氏はかねてから『私は農水関係の色んな役職に就いてきた』『JA関係の予算も増やしてきた』と自慢げに語り、農水行政には自信をみなぎらせていた。とにかく細かい性格で、条文の一言一句に手を入れるタイプ。ネットの評判も見ていて、『俺がどれだけ農政に貢献してきたのか』と不満を洩らしていたよ
ナチス・ドイツという過去を乗り越え、欧州の民主主義を牽引してきたドイツ。その国民は、歴史の教訓から極右思想に対して厳しい目を持つはずだった。 しかし現実は異なっている。2026年9月6日、旧東ドイツのザクセン=アンハルト州議会選挙で、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が43.8%もの得票率で第一党に躍り出たのだ。なぜ、これほど多くの人々が、「極右」のレッテルを貼られた政党に一票を投じたのか。その背景には、メディアが報じる「排外主義」という単純な言葉では片付けられない、ドイツ国民の複雑な本音があった。(全2回の1回目/続きを読む)
高市首相が「私の大事なヤナちゃん」と頼る新大臣に疑惑が噴出している。「週刊文春」が2週続けて報じた“恫喝音声”と“シャトルバス買収”。しかし、それだけではなかった。徹底取材で明らかになったのは、さらに悪質な問題だ。 ▶過去には逮捕も 5人の事務員が重大証言 「投票呼びかけ電話で報酬をもらった」 ▶ハイヒール妻との結婚で両親と亀裂「孫も抱けない」 ▶新音声入手「裏金はなかった」「派閥が悪い」と開き直り ▶「もう撤去して」高市首相が花博マスコットに無視された 2024年10月、栃木県大田原市内の選挙事務所は、にわかに活気付いていた。「那須ナンバー」の自家用車が次々滑り込み、老婦人たちが入っていく。 横一列に並べられたパーテーションには「必勝」と書かれた大量の為書。奥へ進むと、周囲から遮断された彼女たち専用の個室が広がる。コの字型の長机の上には、合計5、6台の固定電話。彼女たちは机上に置かれた名
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