「総理が私でいいか」のための解散などあり得ない 高市早苗首相は23日、同日召集された通常国会の冒頭で衆院を解散した。2026年度予算の年度内成立をほぼ犠牲にしてまで「冒頭解散」を決断した大義はどこにあるのか。多くの国民が19日の高市首相による解散表明記者会見を見守ったが、その答えには正直あ然とした。 「高市早苗が内閣総理大臣でよいのかどうか、主権者たる国民の皆さまに決めていただく」 衆院選は高市首相の人気投票だとでも思っているのか。いくら何でもそんな理由ではないだろう。そう思っていたら、いくつかのメディアでこんな報道があった。解散の目的が、立憲民主党(衆院選では新党「中道改革連合」から出馬)の枝野幸男・衆院予算委員長の交代だ、という見立てである。 予算委員長交代が解散の目的? にわかには信じがたいが、思い当たるふしがないわけでもない。今回は「枝野予算委員長」をキーワードに、高市首相の無謀な