3月のダイヤ改正で、東京と埼玉を結ぶ埼京線は快速が増発される一方で、東京と千葉を結ぶ京葉線は2年前に通勤快速が廃止されて以降の復活とはならなかった。鉄道ジャーナリストの北村幸太郎さんは「京葉線はダイヤが複雑すぎることに加え、JR東日本に沿線価値を向上させるモチベーションが湧かないことに原因がある」という――。 快速が増便される埼京線、されない京葉線 近年、JR各線からはダイヤ改正の度に、朝の快速の減便や通勤快速の廃止のニュースが流れている。2024年3月ダイヤ改正で通勤快速が廃止され騒動になった京葉線も例外ではなかった。しかし、今度の2026年3月ダイヤ改正では埼京線・川越線で早朝に通勤快速が珍しく増発されることになった。 埼京線は新宿などの副都心から埼玉県の大宮へ至る路線で、川越まで乗り入れている。すでに通勤快速が朝5時台〜9時半まで(川越駅基準)、夕方16時前〜23時前まで(新宿駅基準