午後になると眠くなり、仕事に集中できない。そんなとき、コーヒーに頼る以外に何ができるのか。医師の久道勝也さんは「まずは10分、席を立って歩いてほしい。眠気を払い、気分の切り替えやアイデアの発想を助けてくれる」という――。 ※本稿は久道勝也『走るより運動になる「歩き方」』(サンマーク出版)の一部を再編集したものです。 一歩ごとに、足裏と脳は情報をやりとりする 「脳が司令塔で、足はその命令に従うだけの道具」。多くの人は、そんなふうに思っているのではないでしょうか。しかし、歩行医学の視点から見れば、その関係性はもっと対等です。じつは、足こそが「外に飛び出した脳の支部」であると言っても過言ではありません。 なぜ、足が「脳」だと言い切れるのか。私たちは歩いている時間の約80%という長い時間を「片足立ち」の状態で過ごしています。それなのに、転ぶことなく進めるのは、足の裏に張り巡らされた精密センサー「メ