4年前に80億円を支援(出資)したコンサルティング会社「刀」(大阪市北区)の関連会社で、テーマパーク「ジャングリア沖縄」(沖縄県名護市)を運営する「ジャパンエンターテイメント(JE)」の親会社が、26年6月期に173億円の最終赤字を計上するという想定外の事態も出来し、CJ機構に対する逆風は強まるばかりだ。 あるCJ機構関係者は「コンテンツ制作や食といったソフトな産業分野は、民間でも短期間に結果を出すのが難しい。『民業を圧迫するな』『儲けすぎず、損失も出すな』などと融通の利かない官民ファンドでそれを実現しようとすること自体、端から無理だった」と述懐する。 過去にもエンタメ輸出は失敗していたが… 安倍政権の成長戦略を担う官民ファンドの一つとして13年11月に発足したCJ機構には26年3月現在、政府が93%の1406億円、民間企業23社が7%の107億円を出資している。カネボウやダイエーなど経営