名古屋市中区のバーで2023年、女性にテキーラ32杯を飲ませて泥酔させ性交しようとし、その後死亡させたとして、準強制性交致死とわいせつ目的略取の罪に問われた同市港区の会社役員板谷博希被告(44)の裁判員裁判初公判が2日、名古屋地裁であった。被告は「女性が亡くなってしまったことは反省しているが、わいせつ目的は一切なかった」と述べ、無罪を主張した。 検察側は冒頭陳述で、被告が店員に「誰か女を呼べ」と言って女性を呼び出させ、初対面で困惑する女性に性的な言動を繰り返しながら飲酒をあおっていた様子が、防犯カメラ映像で確認されたと指摘。女性の飲酒量は約90分間で540ミリリットル超に及ぶとして、危険で悪質な犯行だと訴えた。