自民党の西田昌司参院議員がひめゆりの塔の説明書きを「歴史の書き換え」などと発言した問題を巡り、10日に青森県で開いた街頭演説で参政党の神谷宗幣代表は西田氏に同調し「日本軍が沖縄の人たちを殺したわけではない」と発言した。神谷氏は13日、琉球新報のインタビューに応じ「一部を捉え日本軍が悪いというのは違う」「(沖縄戦での)捨て石は言い過ぎ」などと改めて持論を展開し、史実に基づかない誤った認識で自身の発言を肯定した。 沖縄戦は本土決戦を遅らせる日本軍の「捨て石」作戦により、住民を巻き込み、4人に1人が犠牲となった。 神谷氏は歴史を踏まえても、沖縄戦の被害は米軍が攻めてきたことが要因で「アメリカが悪いのが前提だ」と指摘した。 先の大戦での日本による一連の加害の事実に関しては「喧嘩は両成敗」「戦争するのは双方に問題がある」などと主張し、日本軍の加害の部分だけを大きく取り上げるのは問題との見解を示し、沖