ベイルート(CNN) イスラエルは18日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対して「全面戦争」の可能性を警告した。ヒズボラはこれより前、ドローン(無人機)で撮影したとされる9分間の動画を公開したが、その中にはいくつかのイスラエルの都市にある軍や民間の施設が映っていた。 イスラエルのカッツ外相はX(旧ツイッター)への投稿で、「ヒズボラとレバノンに対するゲームのルールを変更する決断を下す瞬間が近づいている。全面戦争になれば、ヒズボラは壊滅し、レバノンはひどく打ち負かされるだろう」と述べた。 映像の一部は昼間に撮影され、イスラエル・ハイファ市の北に位置し、レバノン国境から28キロ離れた人口が多い住宅都市が映っているとされる。映像にはショッピングモールや高層ビルも見える。 動画の別の部分には、ハイファ近郊にあるイスラエルの防衛企業の施設や、ハイファの港にある軍用ボートや船舶、石油備蓄基地が