(CNN) ウクライナ検察はロシアによるウクライナ兵の処刑容疑について捜査を開始した。ウクライナ兵の遺体は「クルスクのために」と刻まれた剣が刺さった状態で発見されている。処刑はウクライナによるロシアへの越境攻撃に対する報復行為とみられる。 ネット上に出回っている写真にはがれきが散乱する道路にあおむけで横たわる男性が写っている。胸には中世風の剣が突き刺さり、血まみれの腕の片方の手首にはダクトテープが巻かれているのが見える。 剣にはキリル文字で「クルスクのために」と書かれており、ウクライナの越境攻撃に言及しているようだ。クルスクは第2次世界大戦以降初めて外国からの侵攻を受けたロシア領となった。 ウクライナのコスチン検事総長は17日、この写真はロシアによる「新たな蛮行」を示していると述べた。検事総長室はその後、処刑容疑について刑事捜査を開始したことを確認した。 予備調査からこの事件はウクライナ東