沖縄県うるま市長選(20日告示、27日投票)は、解散命令が出された統一協会(世界平和統一家庭連合)との接点があったのに反省もなく、「関係を絶つ」とすら言えない市政でいいのかが鋭く問われています。出馬を表明している3氏のうち、現職の中村正人氏=自民・公明推薦=と、自民党を離党した元県議で新人の照屋守之氏が、いずれも前回市長選時に統一協会関連のイベントに参加していたからです。 (写真)㊤2021年4月11日の「世界平和連合講演会」で自民系の候補、議員らが統一協会関係者とともに肩を並べる様子を投稿したA氏のフェイスブック(一部加工) ㊦(左3人目から)照屋守之、(1人おいて)中村正人の両氏と、統一協会の沖縄代表(右から2人目)ら 東京地裁は3月25日、霊感商法や高額献金などの数々の不法行為を働いてきた統一協会に対し、解散を命じました。「類例のない膨大な規模の被害を生じさせた」と断じました。 中村