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トップコラムデジタル人材のためのブックレビューITジャーナリストや現役書店員、編集者が選ぶ デジタル人材のためのブックレビュー 第20回:『ソフトウェアアーキテクチャ・ハードパーツ』、『テスト駆動開発』 本書は『ソフトウェアアーキテクチャの基礎 ―― エンジニアリングに基づく体系的アプローチ』の続編にあたる書籍である。著者は前著の著者陣と新たに加わった2名の計4名。前著は「〜の基礎」というだけあって、概論からソフトスキルまで含む入門編のような位置づけだったが、そちらと比較すると本書は応用編と言える。 タイトルに含まれる「ハード」という言葉は、「難しい」という意味に加え、「堅い=変更するのが大変」という意味が込められている。つまり前著より難しいところに踏み込むわけで、いささかの手応えは感じるかもしれない。もっとも、読み手としてはとても気になるところを掘り下げてくれているため、前著は下準備で本
トップコラムデジタル人材のためのブックレビューITジャーナリストや現役書店員、編集者が選ぶ デジタル人材のためのブックレビュー 第17回:『レガシーコード改善ガイド』、『ピアリング戦記 ― 日本のインターネットを繋ぐ技術者たち』 本書は2002年に刊行された、レガシーコードに関する解説書としては古典と言ってもよいくらいに広く読まれてきた書籍である。 「レガシーコード」とは「テストのないコード」であると喝破したことでも知られている。 コードの書き方についての書籍は古来、多数書かれている。しかし、既存の(あまり品質の良くない)コードをどう改良、改善していくかについて具体的に解説する書籍は少ない。 これには理由がある。品質の低いコードを改修するのはとても困難かつコストがかかる上に、ケース・バイ・ケースでさまざまな技法が必要となるためだ。 例えばより良くする書き方を思いついたとしても、それをストレ
2023.03.28 ITジャーナリストや現役書店員、編集者が選ぶ デジタル人材のためのブックレビュー 第23回:『詳解 システム・パフォーマンス 第2版』、『計算機プログラムの構造と解釈 第2版』 記事を読む 2023.03.10 ITジャーナリストや現役書店員、編集者が選ぶ デジタル人材のためのブックレビュー 第22回:『アジャイル開発の法務』、『「技術書」の読書術』 記事を読む 2023.02.10 ITジャーナリストや現役書店員、編集者が選ぶ デジタル人材のためのブックレビュー 第21回:『作って学ぶ Next.js/React Webサイト構築』、『ハードウェアハッカー〜新しいモノをつくる破壊と創造の冒険』 記事を読む
トップコラムデジタル人材のためのブックレビューITジャーナリストや現役書店員、編集者が選ぶ デジタル人材のためのブックレビュー 第14回:『HTML解体新書』、『楽々ERDレッスン』 Webを支える技術のうちクライアントサイドで中心的に使われる技術としては、大きく分けてHTML、CSSとJavaScript(+JSON)が挙げられる。 そのうちCSSやJavaScriptについては現在に至るまでさまざまな書籍が刊行されているが、その中でHTMLは比較的地味な存在となっている。Webデザインの分野でCSSと合わせて基本的なところを紹介する書籍や、辞書・カタログ的にHTMLの各要素とその属性等を紹介したりする書籍は継続的に刊行され続けているが、HTMLそのものにフォーカスした書籍はさほど多くはない。 そんな中、本書は久々に刊行された、HTMLを正面から扱う本格的な解説書である。 HTMLを取り
トップコラムデジタル人材のためのブックレビューITジャーナリストや現役書店員、編集者が選ぶ デジタル人材のためのブックレビュー 第8回:『SREの探求』、『エクストリームプログラミング』 2017年に『SRE サイトリライアビリティエンジニアリング Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム』( https://www.oreilly.co.jp/books/9784873117911/ )が翻訳されて以来、日本でもシステムやサービスの運用を支えるための新しい方法論とそこに携わるエンジニアの呼称として「SRE」という言葉が広まりつつある。最近は各社の求人情報でもSREの募集をよく見かけるようになった。 前掲書や『サイトリライアビリティワークブック』( https://www.oreilly.co.jp/books/9784873119137/ )は、SREの概念とその方法論について
ソフトウェア開発において、使いやすいクラスやコンポーネントを設計するのは難しい。とりわけ大規模になると複雑怪奇になりやすい。そこで先人の良い知恵はないかと探してみると、「ドメイン駆動設計(Domain-driven design, DDD)」というソフトウェア分析・設計・開発技法があり、長きにわたって広く支持されていることがわかる。 本書は、このDDDに関する原典であり、原点とも言える。 DDDはある程度知っていたり、実際に使っていたりしても、本書を読んだことのない方も少なくないだろう。しかし、残念ながらそのような方には本書が語るDDDのエッセンスが伝わっていないことが多いのではないか、という懸念がある。 DDDにはさまざまな側面がある。現在は「第2部モデル駆動設計の構成要素」で紹介される一種のアーキテクチャ技法としての側面が広く知られている。だが、実はDDDの核心はそこにはない。 本書が
トップコラム賢いはたらき方のススメ賢いはたらき方のススメ 山田将行(D-YAMA)さん 秋葉原MOGRAとMusic Unity 2020の作り方、小さなことでも徹底してエンタメに見せる ステイホームが広く叫ばれ、人々が外出を自粛するようになった2020年4月。大きな打撃を受けたエンターテイメント界のなかで、いち早く4月4日に、ユニーク視聴者数が10万人を超える大規模なオンラインストリーミングフェス「Music Unity 2020」(MU2020)を開催した、秋葉原のクラブ・DJバー「MOGRA」の代表取締役、山田将行さん。 自身がDJのD-YAMA(ダーヤマ)として国内外で活躍する山田さんがMU2020の開催を決めたのは3月27日。そこからわずか数日で開催し、大成功を収めた行動力の源、クラブカルチャーをけん引する経営者としての展望、そしてクラブカルチャーの魅力についてお話を伺った。「石
ページ内移動ナビゲーション ナビゲーションへ移動 (アクセスキー 1)1 本文へ移動 (アクセスキー 2)2 カテゴリーごとのナビゲーション・関連リンクへ移動 (アクセスキー 3)3 サイト補助説明(ご利用規約、個人情報について、サイトの使い方)のナビゲーションへ移動 (アクセスキー 4)4 2019.06.10 NTTコムウェア、国内初Red Hat OpenShiftによる コンテナベースのクラウドサービス「SmartCloud® Duo」の提供開始 エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:栗島 聡、以下 NTTコムウェア)は開発から商用環境までシームレスにDevOpsサイクルを実現するコンテナ対応のクラウドサービス「SmartCloud® Duo」の提供を6月10日より開始しました。 1.背景 2017年11月より提供を開始した開発環境クラウド「Dev
私は地図を見ながら目的地に着くというのは、ほとんど不可能で…。その地図が、どんな風に面白いのか、伺いたく思います。 僕が最初に好きになったのは地形図なんです。市街地図や道路地図というのは、交差点名やマンション、店舗、学校の名前といった細かい情報が載っていたり、色分けがされていたり、町の境界が分かりやすく表現されていますが、地形図というのは、それとは違って…地形図をご覧になったことはありますか? 例えば国土地理院の25,000分の1のものとか。 そうですね。市街地図との一番の違いは、植生の記号があることです。田んぼ、畑、針葉樹林、広葉樹林、果樹園といった植生が記号によって分かるようになっています。市街地図に、白くて何も書かれていない部分があると、そこに家が建っているのか、空き地なのか、あるいは山なのか全く分かりませんが、地形図だと植生記号によって、それが分かります。それによって、その場所の風
ページ内移動ナビゲーション ナビゲーションへ移動 (アクセスキー 1)1 本文へ移動 (アクセスキー 2)2 カテゴリーごとのナビゲーション・関連リンクへ移動 (アクセスキー 3)3 サイト補助説明(ご利用規約、個人情報について、サイトの使い方)のナビゲーションへ移動 (アクセスキー 4)4 2017.02.28 「Deep Learning画像認識プラットフォーム」を3月1日より販売開始 ~「監視・検閲」「保全・点検」「製品検査」の分野におけるAI利用を促進~ エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:海野 忍、以下 NTTコムウェア)はDeep Learning(深層学習)技術を活用した画像認識プラットフォームを2017年3月1日(水)より販売開始します。このプラットフォームにより「監視・検閲」「保全・点検」「製品検査」の分野におけるAI利用を促進していき
ミツカンの創業は1804(文化元年)年。尾張国知多郡半田村で酒造業を営んでいた中野又左衛門が、酒粕を原料にした粕酢の醸造に成功し、分家独立して始めた。写真は大正時代に建てられた工場。 7代目社長の中埜又左エ門(故人・4代目から「中埜」に改名)。大量生産システムとスーパーマーケットを中心とする食品ルートを開拓し、会社の規模を飛躍的に大きくしたカリスマ的存在だった。ミツカンの第2創業者とも言われる。 一家四人が揃って鍋を囲みながら、団欒のひとときを過ごす──。 冬の鍋料理は風物詩のようなものだ。日本人なら誰の記憶の中にもある、食の原風景。核家族化が進んだ今となってはいささか珍しい光景かもしれないが、高度成長期に幼少期を過ごした世代にとってコタツを囲んだ鍋料理は、当たり前のように存在した冬の定番メニューだった。 そして、鍋の傍らにはいつもミツカンの「味ぽん」があった。鍋の具材が何であれ、最後にそ
「理屈ではなく感覚で伝える、そうでなければ理屈も成熟しません。」 俳句といえば、五七五という短い言葉の中にぎゅっと世界を凝縮させた 世界で最も短い定型詩。川柳などともに一種のブームにもなりつつ いざ、句作をしようとなると、構えてしまうかもしれない。 「そんな理屈をこねる前にどんどん作ってみなさい」というのは 日本を代表する俳人、金子兜太さん。9月に92歳を迎えるという 金子さんは、その自由な生き方でも多くの人の共感を得ている。 今回で記念すべき100号を迎えるこのコーナーにご登場いただき、 句作や命、生き方について、お話を伺った。
トランザクティブメモリー(Transactive Memory)とは、1980年代半ばに米国ハーバード大学の社会心理学者であるダニエル・ウェグナー(Daniel M. Wegner)が提唱した組織学習に関する概念。日本語では「交換記憶」「対人交流的記憶」などと訳される。 個人も組織も過去の経験から学び、それを記憶しておいて次に生かすことでパフォーマンスを高めるのだが、記憶は個人の頭の中に蓄積されたものだけではない。例えば、「コンピューターのことは息子に、黒豆の炊き方は祖母に聞けば分かる」というように他者を通じても蓄えられ、これを交換記憶と呼ぶ。 一般に、「組織における情報の共有化=全員が同じことを知っていること」と認識されているが、トランザクティブメモリーでは、組織のメンバー全員が同じことを知っているのではなく、組織の中で誰が何を知っているかを把握することの方が重要だと考える。英語で言えば
崎陽軒初代社長となった野並茂吉。晩年は「シウマイ王」と呼ばれた。崎陽軒の名は創業者の出身地である長崎の別称「崎陽」に由来する。 発売当時の「横浜名物シウマイ」。シューマイではなくシウマイなのは、栃木生まれの茂吉の訛り説、本場中国の発音説、"旨い"含意説など諸説ある。 初代「シウマイ弁当」。かけ紙のデザインは今とは大きく異なっている。 鉄道旅行の楽しみの一つに駅弁がある。富山駅の「ますのすし」、横川駅の「峠の釜めし」、函館本線森駅の「いかめし」…有名どころは数々あれど、首都圏で最もよく売れている駅弁と言えば、それはおそらく崎陽軒の「シウマイ弁当」だろう。 東京や新横浜から新幹線に乗る出張族にも人気が高く、車内ではビールを飲みながら「シウマイ弁当」を食べているサラリーマンをよく目にする。また、崎陽軒は駅構内の店舗だけでなく首都圏のデパートなどにも店舗を出しており、そこで「シウマイ弁当」を買う人
現役時代は常に研究に打ち込んでいた創業者の舟橋高次。新製品を開発しても「社員全員の功績」と語り、決して自慢しなかったという。 シヤチハタと聞いて、それが社名だと分かる人がどれだけいるだろうか。ほとんどの人は、シヤチハタ=“スタンプ台のいらない便利なハンコ”と連想するはずだ。 「えっ、シヤチハタって商品名じゃなかったの?」そう思われるのも無理はない。それ程、この製品はシヤチハタという名称が有名になっている。でも、本当の商品名は「Xスタンパー」。会社や自宅にあるネーム印をよく見て下さい。ほら、ちゃんとサグリの部分に「Xstamper」と書いてあるでしょう。 それにしても、どうして社名の方が有名になってしまったのだろう。 今から80年以上も昔の話。シヤチハタの創業者・舟橋高次は薬問屋に勤めていた。仕事柄、一日に何度も薬袋にスタンプを押さなければならない。これが面倒だった。当時のスタンプ台は水性の
ページ内移動ナビゲーション ナビゲーションへ移動 (アクセスキー 1)1 本文へ移動 (アクセスキー 2)2 カテゴリーごとのナビゲーション・関連リンクへ移動 (アクセスキー 3)3 サイト補助説明(ご利用規約、個人情報について、サイトの使い方)のナビゲーションへ移動 (アクセスキー 4)4 2015.02.09 不適切コンテンツの自動フィルタリングシステムのトライアルを開始 -DeepLearning技術を活用して人間の感性に近い判定が可能に- エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:海野 忍、以下 NTTコムウェア)は、SNS等に投稿される画像コンテンツからアダルト等の不適切なコンテンツを高精度に識別するシステムの開発に成功しました。 本システムは、これまで目視による監視で膨大な労力とコストがかかっていた投稿監視等の業務を飛躍的に効率化することができるも
塩沢家伝来の古文書。養命酒は作るのに2300日余りもかかる事、製法が秘伝中の秘伝である事などが記されている。 お酒に生薬を浸しておくと、アルコールに生薬の薬効成分が浸出して“薬酒”となる。「百薬の長」とされるお酒に生薬の成分が加わったこの不思議な飲み物は、古くから世界中の人々に愛飲されてきた。中国では紀元前91年頃に書かれた『史記』にその記述が見られ、ヨーロッパでも1世紀に記された書物『薬物誌』に、57種類の薬酒が記載されている。 日本では、奈良の東大寺正倉院に伝わる文書(739(天平11)年頃に書かれたとされる)に、薬酒の存在を確かめることができる。宮中で用いられるようになったのは811(弘仁2)年から。以降、長い年月を経て徐々に庶民の間に広まっていったらしい。 1000種類以上といわれる中国に比べると、日本で販売されている薬酒の数は決して多くない。というより、ある一銘柄の独壇場といって
スナック菓子作りには欠かせない機械、エクストルーダー。カールの作り方は昔も今も基本的には変わっていない。 「いいもんだ~なぁ~、ふるさとぉ~は~♪ それにつけてもおやつはカール♪」 カールを食べると、いつもこの歌を思い出す。そして、麦わら帽子を被った不思議なおじさんも。 キャラクターが立っているお菓子は珍しくないけれど、カールほどその世界観が一般に浸透しているスナック菓子はほかにない。あのクルッと丸まった形とチーズの味、ほのぼのしたイメージのTVCM、どこかのんびりしたCMソングが、記憶の中ですべて一直線に結び付いている。年齢や性別の枠を超えて愛されている、スナック菓子の代表的存在。 そのカール、誕生からそろそろ40年になろうとしている。立派なロングセラー商品だ。 今も昔も、明治製菓の主力菓子はチョコレート。同社が1950~60年代にかけて発売した「ミルクチョコレート」や「マーブルチョコレ
「私達は「見ているつもり」になっているだけなんです。」 「自分の目で見るまでは信じない」 起きそうもないことが起きた時の驚きを表現するせりふだが 実際のところ、見ても信じられるかどうか怪しいものらしい。 というのも、私達が「見ている」と思っているものは 脳がさまざまに細工をして「見せている」ものだからだ。 「モノを見る」とはどういうことか。 見る、見えることを通して、脳の仕組みの一端を解く 脳科学者の藤田一郎さんにお話を伺った。
創業者の山本良作。日本の缶詰業界を発展させた功労者と言われている。 マグロ油漬缶詰の生産風景。会社設立から間もない頃。 1950~60年代の新聞広告。布袋のイラストと「ほてい印」をアピールしている。 仕事帰りになじみのやきとり屋へ寄って、ビールを飲みながら串焼きをつまむ。煙の向こうには黙々と肉を焼く店主の姿。昔も今も、やきとり屋は中年サラリーマンのオアシスだ。かたや商店街のテークアウト専門店では、子供連れの主婦が好みのやきとりを選んでいる。今夜のおかずになるのだろう。 そんなやきとり好きの日本人が生み出した画期的な商品が、株式会社ホテイフーズコーポレーション(以下ホテイ)の「やきとり缶詰」。やきとりの缶詰は他社からも販売されているが、最初につくったのはこのホテイ。缶詰の上面には、しっかり「元祖」と記されている。 ホテイの前身にあたる三共商会は、1933(昭和8)年、静岡県の蒲原町(現・静岡
YKK株式会社の創業者吉田忠雄(1908~1993)。「他人の利益を図らずして自らの繁栄なし」とする「善の巡環」を経営理念とし、わずか3人で始めた会社を世界のYKKに育て上げた。 ズボンやスカートなどの衣料品はもちろん、鞄や靴、漁網や防虫ネットといった産業用まで、あらゆる分野で使われているファスナー。ファスナー業界にあって、国内市場の実に95%、世界でも45%のシェアを誇るのがYKKだ。世界2位、3位のシェアはわずか7~8%ずつなので、今やほとんどのファスナーがYKKといっても過言ではないが、この世界ナンバー1の地位はどのように築かれたのだろうか。 YKKの創業者吉田忠雄は、20歳の時、貿易商になる夢を胸に富山県魚津から上京。中国陶器やファスナーの輸出入を手がける会社に勤めるものの、会社は4年足らずで倒産。吉田は在庫品のファスナーを引き取り、1934(昭和9)年にサンエス商会(吉田工業の前
「マールシン、マールシン、ハンバーグ♪──テレビCMは思い出せないけれど、あのメロディーはよく覚えてるなあ」 「そう言えばお弁当によく入ってたっけ」 「うちは晩御飯に週1回は食べてたよ」 50歳前後の中年層にマルシンハンバーグの話題を振ると、いろんな声が返ってくる。しかもそのほとんどが、セピア色に彩られた子供の頃の記憶。一家全員でテーブルを囲み、幼い自分がマルシンハンバーグを美味しそうに食べている、といったような。 この世代で「マルシンハンバーグを一度も食べたことがない」という人は少数ではないだろうか。今はもうハンバーグ自体あまり食べなくなってしまったけれど、ハンバーグと言えば、まずはマルシンハンバーグを思い出す──そんな読者も少なくないかもしれない。 今から約50年前、東京・築地の魚市場で、新川有一という若者が働いていた。魚商売を充分に経験した新川は、1960(昭和35)年に自分の会社を
はい。というのは「頭が良い、悪い」を決めようとした瞬間に、何をもって頭が良いとするのか、その基準を作らなければいけません。そうして定義をした瞬間に、それから漏れたものは、すべて頭が悪いとなってしまいます。 例えば、偏差値というのも、頭の良さを図るための一つの基準ですが、それを作った瞬間に、その基準では測れない「頭の良さ」が見えてきて、いろいろな矛盾が生じます。あるいはオリンピックの選手と棋士とでは、かしこい、優れていると見なされる場面は当然違いますね。かしこさがステイトに応じて異なるというのは、そういうことだと思います。 サルとヒトを対象に、次々とモニターに生物と非生物の写真を映してそれを分類する早さを見る実験があります。結果は、サルの方が人間の1.5~2倍位速くこなせるんです。これは恐らく、ヒトがいろいろ考えているからだと思います。ヒトの脳はより複雑なので、その分、複雑な処理をしなければ
「数学に挫折した」という経験を持っている者ではありますが、数学的な考え方というものは、「かしこく」生きるのに役立ちそうな気がしています。 私自身、中学や高校のころは、数学ができる人を自分とは頭の構造が違うのだろうと思っていました(笑)。 数学というのは、人類が都市国家を造った紀元前3500年前位から、長い歴史を持った学問です。そうすると私達は、足し算引き算といった非常に初歩的なことから始まって、それが段々と発達して現在の数学へとつながったのだと思いがちですが、実はそうではありません。古代バビロニアでは、すでにルート2の小数点以下5桁くらいまでの正しい値が出ていました。ですから計算の技法から言ったら、大変進んでいたのです。しかし、その数学の長い歴史の中で、「論理」というものが生まれたのは紀元前500年くらい。それまでは「この場合は、この値になる」という点ばかりに注目されていたんですね。今で言
メモ書きや宛名書きの時に欠かせない筆記具、サインペン。実は「サインペン」はぺんてるが名付けた固有名詞なのだが、現在は一般名詞化しているため、各文具メーカーから様々な「サインペン」が発売されている。 それでも、サインペンと聞いて誰もがまず思い浮かべるのは、クリップ付きキャップ、六角形の軸、ベージュの尾栓が付いた、ぺんてるのサインペンではないだろうか。 「これって昔からこの形だよなあ。もしかしたらこれが本家本元のサインペンなのかも」 今回の取材は、そんな疑問から始まった。 今では総合文具メーカーとして知られているぺんてる(当時の社名は大日本文具株式会社)が創業したのは、1946(昭和21)年の事。戦後の美術教育に力を入れ、絵の具やクレヨンを開発して数々のヒット商品を世に送り出していた。 60(昭和35)年には、世界初のノック式シャープペンシル「ぺんてる鉛筆」と油性ペン「ぺんてるペン」を発売し、
チェスにおけるコンピュータとの対戦はしばしば話題になるが、将棋の世界でもコンピュータとの対戦が進んでいるらしい。 今回調査に向かった先は、静岡大学の浜松キャンパス。人工知能(AI)の研究者であり、プロ棋士六段でもある飯田弘之助教授を訪ねた。 まず、コンピュータ将棋の誕生まで遡ってみる。最初にコンピュータ将棋のプログラムが作られたのが1974年。早稲田大学の瀧沢武信教授によるものだったが、当時は超初心者レベル。その後、86年にコンピュータ将棋を研究する学会「コンピュータ将棋協会(CSA)」が、さらに90年に世界コンピュータ将棋選手権が開設されると、その実力は目に見えて進歩していったという。 飯田先生いわく「飛躍的に強くなったのは、ここ2~3年。その先駆けとなったのが、『森田将棋』『柿木将棋』『永世名人』といったソフト。今から10年以上前は10級とか、級がつけられないレベルでしたが、95、96
サッカーの天皇杯やアジア大会、ラグビーの日本選手権などのボールゲームが目白押しのこの季節。 こうした競技の試合をテレビ観戦すると、チームの過去の成績に加え、選手ごとのこれまでの成績や記録など、さまざまなデータが表示される。こうした数字が昔に比べてずいぶん詳しくなっていることにお気づきだろうか。実はこのデータの多くは、競技団体やテレビ局が作っているのではなく、その委託を受けて、今回紹介するデータスタジアム株式会社が作っているのだ。 「データスタジアムは、野球、サッカー、ラグビーを中心としたスポーツのデータを、あらゆるメディアやチームに提供している企業です」 データスタジアム株式会社の社長・加藤善彦さんは語る。 同社は、日本におけるスポーツのデータ化、デジタル化を、先陣を切って進めてきた企業。各種競技に関わる詳細なデータを記録、分析し、テレビ、新聞、雑誌、インターネットなどのメディアやプロチー
ページ内移動ナビゲーション ナビゲーションへ移動 (アクセスキー 1)1 本文へ移動 (アクセスキー 2)2 カテゴリーごとのナビゲーション・関連リンクへ移動 (アクセスキー 3)3 サイト補助説明(ご利用規約、個人情報について、サイトの使い方)のナビゲーションへ移動 (アクセスキー 4)4 2012.12.18 近接通信Bluetooth(R)を使って、 複数利用者間でのリング状ネットワーク構成技術を開発 ―災害時などの通信輻輳時でも、近くの不特定多数スマートフォン等同士で、 情報伝達・共有を可能に エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:海野 忍、以下 NTTコムウェア)では、東日本大震災時に特に顕在化した携帯通信網の輻輳・途絶という問題点を解決するために、近接通信手段であるBluetooth(R)*1(以下 BT)を用いて、近くの人同士をPeer to
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