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昨年10月11日の午後、本学八王子キャンパスにおいて、『便器はトイレに戻す。さて、それから…』と題された、美術評論家の峯村敏明本学名誉教授による特別講義が開かれた。「便器」とはマルセル・デュシャンの『泉』を指しているようだ。しかし、それをトイレに戻すとはいったいどういうことなのか。 近年ますます「現代美術」への疑いが強くなっている、という冒頭の発言に驚いた。現代美術の批評を核に、国際展の運営や審査、国内での展覧会の企画等、長くこの分野に携わってきた評論家がなぜこのような思いにいたったのか。 それは、「現代美術」が“言語喪失状態”にあるからだという。例えば絵画や彫刻のように、美術にはそれぞれの領域に固有の素材、技法、システムがある。しかし、20世紀初頭、マルセル・デュシャンのあたりから始まった現代美術では、前時代のものをひっくり返し、切り捨て、各領域に固有の素材や技法やシステム、つまり造形言
12月18日にCMTELにて孔版印刷ワークショップを開催しました。 デモンストレーションを交えながら、製版〜印刷までのプロセスを体験できる内容でした。 ●孔版印刷(こうはんいんさつ)とは? スクリーン状の版に細かい孔(あな)を開け、そこからインクを紙や布に押し出す印刷技法です。シルクスクリーンや、ステンシルなどの技法が孔版印刷に含まれます。もっとも簡易的な印刷のひとつです。 ●ワークショップの様子 レトロ印刷 JAMさんご協力の元、シルクスクリーンの体験を行いました。今回使用した版は参加者オリジナルデザインのものです。道具は遊び感覚でシルクスクリーンが簡単にできる、キットを使用しました。 こちらはレトロ印刷 JAMさんオリジナルの簡易シルクスクリーンセットです。必要な道具が全て揃っているこのセットと版があれば、どこでも気軽に印刷ができます。(詳細はこちらから) 1)講義「孔版印刷のしくみ」
「アートは鑑賞するもの」 美術作品を前にしたときのそんな常識を心地よく裏切ってくれる展覧会が、東京・六本木の森美術館で開催中だ。タイトルは『リー・ミンウェイとその関係展:参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる』。「アートに参加する」という言葉が肝である。しかも、参加したうえで世界とつながるとはいったいどういうことなのだろう。期待を高めて同館に足を踏み入れた。 展示されていた中に、『ひろがる花園』という“作品”があった。 広い展示室に飾られた、色とりどりのガーベラの花。数十本はある。一体、何が「ひろがる」というのだろうか。不思議に思いながら鑑賞していると、こんな説明を受けて少し驚いた。「この花を一輪だけ、自由に持ち帰っていい」というのだ。ただし約束事が一つあった。「美術館からの家路で来た道とは別の道を通って、偶然出会った知らない人へこの花を贈ること」。「ひろがる
WHAT IS PRODUCT DESIGN? プロダクトデザインとは、自動車や家電、情報通信機器、家具、スポーツ用品、玩具、化粧品、食品など、人々の生活を支えるあらゆるモノのデザインを指し、この専攻ではそうした分野で日本を代表する人材を数多く輩出しています。 Product design refers to design related to all sorts of things that sustain people’s daily lives, including automobiles, motorbikes, home appliances, audio equipment, cellular phones, furniture, shoes, bags, baby goods, musical instruments, games, sports gear, cosmetic
炭鉱のボタ山のような盛り上がりが並ぶ風景を、モノトーンを基調に描いた一枚の絵。縦3m×横7mの大作である。近寄ってみると、はかばかしくない何かを暗示しているような空気がみなぎっている。それぞれの盛り上がりは、人が積み重なってできたものであり、みなサラリーマンの格好をして倒れているように見える。作者は現代美術家の会田誠。作品名は「灰色の山」。岐阜市の岐阜県美術館で開催中の「てくてく現代美術世界一周」展に出品されている。 ボタ山のように感じるのが、画家の意図だったかどうかは分からない。しかし、ボタ山を構成する石炭採掘現場の捨て石が“近代日本の遺物”である点を考えれば、あながち的外れの連想とは言えないだろう。折しも、会田の着想を逆方向から確かめるかのように、福岡県の三池炭鉱が、同県の官営八幡製鉄所など他の明治時代の産業関連の遺物とともに世界文化遺産への登録の見通しが立つというニュースが飛び込んで
「オルタナ出版史はあります」郡淳一郎氏に聞く ――三部作として編纂された1500点から48冊を精選して展示 「本をつくる・歴史をつくるⅡ」 第3回 ゲスト講師:郡淳一郎氏 講 師:前田年昭氏 平出隆(芸術学科教授) 日時:2015年9月5日(土) 時間:12時〜17時(講義は13時〜16時/前後は閲覧時間) 場所:rengoDMSホール 〒102-0071 東京都千代田区富士見2-13-7 会場の地図はこちら 定員:60名 受講料:3000円(本学学生は半額、本学卒業生・他大学生は2割引) 申し込み締切:定員に達するまで先着順で受付中 共催:多摩美術大学生涯学習センター、芸術人類学研究所、芸術学科「書物設計ゼミ」 【申し込み先】 「多摩美術大学 生涯学習センター」 〒192-0394 東京都八王子市鑓水2-1723 TEL:042-679-5707 Email:life@tamabi.
独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が提供する、2013年度打ち上げ予定のH-IIAロケットに相乗りする小型副衛星として「芸術衛星 INVADER」が選定されました。 本学と東京大学の共同プロジェクト「ARTSAT:衛星芸術プロジェクト」が開発中の、この一辺10cm、重量1kgの超小型衛星は、美術、デザイン的な活用を主目的とした、世界初の「芸術衛星」です。 今後は打ち上げに向けて、衛星本体の開発や試験、地上局の設置、関連プログラムやプロダクトの設計を本格的に進めていきます。 「ARTSAT:衛星芸術プロジェクト」は、地球を周回する衛星を「宇宙と地上を結ぶメディア」であると捉え、そこからサウンドアートや、インタラクティブなメディアアート作品など、広く芸術作品への応用やデザイン展開、さらにはゲームやエンターテインメント活用を提案・実践していくためのプロジェクト。 東京大学とのコラボ
11月3日に公表されたクロード・レヴィ=ストロース氏の逝去に際し、 本日(11月5日)の読売新聞朝刊に、中沢所長の追悼文が掲載されています。 クロード・レヴィ=ストロース氏は享年100歳。 報道によると、10月30日に亡くなり、内輪だけの葬儀が行われたあと、 自宅のあるリニュロル(Lignerolles)村に埋葬されたそうです。 本当に何かが終わったのでしょうか? その創造的思想の範疇はあまりにも大きく、彼の死によって何かが終わるどころか、 むしろこれから未来に向けて、さらに新たな可能性として開示され続けていくでしょう。 謹んで追悼の意を表します。
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公開ワークショップのお知らせです。 12月10日(火)に公開ワークショップ「音楽のアーカイブ:アイヌの伝承音楽と踊り・切り絵ワークショップ」を開催します。 第1部では、芸術学科開講講義「音楽のアーカイブ」(三上敏視講師)に北海道からToyToy(小川基)氏をゲスト講師に迎え、アイヌの唄、踊りのレクチャーやトンコリ、ムックリの表演などをします。第2部では、アイヌ紋様をモチーフとした切り絵のワークショップを開催します。 一般公開のワークショップですので、どうぞお気軽にご参加ください。 日 時:2013年12月10日(火) 第1部:アイヌの伝統音楽と踊り 14:40〜16:10(会場:八王子キャンパス 体育館) 第2部:アイヌ紋様 切り絵ワークショップ 16:30〜18:00(会場:芸術人類学研究所) 講 師:三上敏視(多摩美術大学 芸術人類学研究所 特別研究員) ToyToy氏(アイヌミュ
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