コンビニ大手の「ローソン」は、店頭で販売していた鶏肉を使った総菜について、加熱処理が不十分だったことから、およそ2万個の商品を回収すると発表しました。 ローソンが回収すると発表したのは、「伊藤ハム米久ホールディングス」が製造し、税込み397円で販売していた、総菜の「やみつき鶏」です。 商品を購入した客からの連絡を受けてメーカーが調べたところ、10月7日から11月14日までに全国のローソンなどおよそ1万4000店で販売された商品のうち180個について、製造時の加熱処理が不十分だったことがわかったということです。 加熱処理が不十分だった商品のパッケージの裏には「200142」という番号が記載されていて、会社では、この商品を食べた場合、食中毒などになるおそれがあるとしています。 このため該当する番号が記載されたおよそ2万個の商品を回収するとともに、そのほかの在庫もすべて撤去したということです。