17日午前、広島県江田島市の山林で火災が発生し、消火活動が行われています。海上自衛隊によりますと、現場付近にある射撃場では当時、爆薬を使った訓練が行われていたということです。 17日午前9時40分ごろ、江田島市江田島町大須の山林から「火炎が上がっている」と消防に通報がありました。 消防が消火活動を行っていますが現在も延焼しています。 警察や消防によりますと、これまでのところけがをした人はいないということです。 海上自衛隊第1術科学校によりますと、当時、火災現場の付近にある「長浜射撃場」で海の機雷を除去する想定の訓練が行われていて、この中で少量のダイナマイトを爆破していたということです。 警察が訓練との関係も含め、火事の原因を調べています。 また、江田島市によりますと、この火事で、現場の山林の南側にある特別養護老人ホームでは、燃え広がった場合に備えて入居しているおよそ150人が避難を開始した