島田優紀さん 出雲市の書店で働いている島田優紀さん(38)は、幼い頃から読書が好きで、お風呂に入るときも本を楽しむほど。1人で気持ちが落ち込んだ時、本が心の支えになってきました。 島田優紀さん 読書は自分の世界を広げてくれる趣味だと思います。いろいろな思考を自分の中に取り込んだり、現実では経験できないことも疑似体験できたりします。小説の中では、実際には無い世界にも行けます。 「島田賞」の特設コーナー(今井書店 出雲店 2024年12月) 本への愛情を客にも伝えたいと、島田さんがこの1年で読んだ約60冊の小説の中から、最もオススメの本を選び「島田賞」として発表しています。3つの部門で1冊ずつ選んで手作りの帯もつけ、店内の目立つ位置にコーナーを設けて並べています。 地元・大田市唯一の書店は閉店 ブックセンタージャスト大田店(2024年3月) 幼い頃から大田市に住む島田さん。大好きな本を売る仕事