国内のランサムウェア被害は、ここ数年で質・量ともに大きく変化した。かつては単一企業の問題として語られることが多かったが、現在では委託先や取引先を経由して侵害が広がるケースが目立つ。結果として被害は長期化し、事業停止やサプライチェーン全体への影響に発展する事例も増えている。 こうした状況は、「自社だけ守ればよい」という従来の前提が通用しなくなったことを意味する。取引先を含めたリスクの把握と管理、すなわちサプライチェーン全体でのセキュリティ確保が必要不可欠だ。 では、国内企業がこの取り組みを前に進めるにはどうすればいいか。SecurityScorecardでインターナショナルセールス担当 プレジデントを務めるマシュー・マッケナ氏が、日米の間にある明確な成熟度の差からあるべき姿を示した。 米国でセキュリティ評価は“常識”なのに 日本でできない対照的なワケ マッケナ氏によると、米国ではセキュリティ