上の記事に対する反応をいくつか当たってみたわけだが、池田信夫氏は次のように述べている。 朝日の報道 (池田信夫) 2007-04-15 09:58:07 この記事だけではくわしい内容がわからないが、インドネシアについては、スマラン事件と同様の事件が他にもあり、各地で戦犯裁判が行なわれたことは以前から知られています。「警備隊長の命令でなされたのであります」とあるところから見ても、同じようなBC級戦犯の話でしょう。 http://www.awf.or.jp/program/pdf/p107_141.pdf それよりも重要なのは、こういう文書が東京裁判で証拠採用されたという事実です。それが裁判でどう評価されたのか知りませんが、最終的には東京裁判で慰安婦については有罪とされなかったことは周知の事実です。つまり、この資料が強制の事実を示すものだとしても、それは軍中央の命令によるものではないと認定され
#1 孤独死50%時代を迎える団塊Jrの老後の暮らし方 今、老人ホームが足りてない。団塊世代が老人と言われる年齢になるにしたがって、これは解決するだろう。しかし、団塊Jrはそうもいかない。 団塊世代の需要によって増えた老人ホームも、団塊Jrの時代にはまた減っているだろう。それに、団塊Jrは就職氷河期世代でもあり、結婚できなかったりしなかったりしてる世代でもある。貯蓄も子供の支援もまったく望めないだろう。 こういう我々団塊Jrは、孤独死の確率が高い。へたをしたら50%以上が孤独死するのではないだろうか。 誰も部屋で腐り落ちてしまいたくはないし、そもそもそんなに孤独死してたら 特掃隊長 が過労死してしまう。 こういう問題は以前から認識してたが、ふとIRCでそういう話になったとき、 さかどん がなかなか先見の明がある発言をしていた。 <Sakadon> 老後にルームシェアをして知り合いと暮らし合
世界システム論は学派としてはさほど有力なものではなく、経済学全体から見れば新マルクス派の一部としてのみ意味を持つ。しかし、一方でこの学派はかなりの通俗的人気を持っている。このため少し別枠で述べておく価値はあるだろう。 世界システム論は、ある意味でイマニュエル・ウォーラーステインの一人学派であるとすらいえる。ここ数十年にわたり、かれがこの学派の筆頭格であり、理論的にも派閥的にもウォーラーステイン以外に目立つプレーヤーはいないと言っていい。 この学派は、フェルナン・ブローデル/アナール学派の地中海研究や資本主義の発展史を直接の先人としている。その意味でフランス歴史学派の後継学派といえないこともない。資本主義の発展プロセスにおいては、単に市場に参加者が参加することで一気に資本主義が形成されたわけではない。多くの要因が相互にからみあい、その複雑さを増してきたこと、そしてその過程でそれまでは世界市場
ARTIFACT@ハテナ系 - ネットに出ているのはその人の人格の一部だけ http://d.hatena.ne.jp/kanose/20070415/character これは、その通りなんだけど、「ネットに書かれていることは人格の一部だけ。それだけで人間を判断するな!なんて言いながら相手の人格を否定している人がいる」という人が、「ネットの発言」だけは特権視していることがよくある。 ネット上に限らず、また文字に限らず、言葉というものには越えがたい記述不可能性があり、表現するということは表現しないということと表裏一体なのである。 にもかかわらず、「ネットの発言」だけがこうも特権視されやすいということは、いかにネットが文字によって構成されているかということ証明する材料にこそなれ、その特権視が認められる理由にはならない。 そして、条件付ながらも万人に対して公平=同じ条件に開かれている文字情報=
この項目では、SFのジャンルについて説明しています。 メガデスのアルバムについては「ディストピア (アルバム)」をご覧ください。 ぼくのりりっくのぼうよみのシングルについては「ディストピア (ぼくのりりっくのぼうよみのシングル)」をご覧ください。 ONE OK ROCKの楽曲については「Dystopia (ONE OK ROCKの曲)」をご覧ください。 この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "ディストピア" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2017年12月) ディストピア(英: dystopia)または逆ユートピア(英: anti-utopia)は、反理想郷・
2006年10月05日 スペインの歴史(5) Plus Ultra (2) カテゴリ:ヨーロッパ・EU 「スペインの歴史」連載の最終回。 本当はもっとスペインの芸術や文化(特に近年注目の映画など)、そしてスポーツについて書きたかったんだがあまりよく知らないし、その辺で読んだこと見たことを適当に文章にしただけなので、どうしても堅苦しい内容になってしまった。 ・・・・・・ 1936年7年、軍の一部が人民戦線政府に対して起こした反乱でスペイン内戦が始まった。反乱軍はフランコ将軍を首領(カウディージョ)として、年内には国土の西半分を制圧することに成功した。しかし軍の全てが反乱軍に投じたわけではなく(フランコの弟も政府軍に留まっている)、また内紛続きだった人民戦線政府が反ファシズムで結束したため、内戦は長期化の様相を呈する。 この内戦に国際社会の取った対応は様々だった。スペインに投資しているアメリカ
2006年10月03日 スペインの歴史(4) 「無脊椎のスペイン」 (8) カテゴリ:ヨーロッパ・EU スペイン・ハプスブルク家最後の王カルロス2世が1700年に嗣子なく死んだ時、その後継者をめぐって国際紛争となった。共にスペイン王家と縁戚関係にあるフランス(ブルボン家)とオーストリア(ハプスブルク家)の双方が継承権を主張する。フランスの「太陽王」ルイ14世はヨーロッパでの覇権を確立すべく自分の孫フィリップを後継者に据えようとしたが、それに反対するイギリスやオーストリアが包囲網を形成した。ここにスペイン継承戦争が勃発するが、この戦争は1945年まで度々起こる欧州大戦の最初のものといっていい。 スペインは両陣営の戦乱の巷と化した。この間イギリスは海軍根拠地としてジブラルタルを占領し、1713年のユトレヒト講和条約で領有が認められた。双方痛み分けのこの戦争で結局王位はルイの孫フィリップが継承し
2006年09月17日 スペインの歴史(3) 「陽の沈まぬ帝国」の光と影 (2) カテゴリ:ヨーロッパ・EU スペインやポルトガルはイスラム勢力との戦いで制海権を得るために、15世紀には大西洋上の島に支配を及ぼしていた。ポルトガルはさらに探検を進めてアフリカ航路を発見し(1487年に喜望峰に到達)、さらにその向こうのインドへの道を切り開き、アフリカでの黄金や奴隷交易、さらに当時ヴェネツィアやイスラム商人に独占されていたインド洋の香辛料交易に参入しようとしていた。カナリア諸島を領有したものの、スペインは一歩出遅れた。 ここにクリストフォロ・コロンボ(コロンブス)というイタリア人の航海家がいた。地球は丸いという学説を信じた彼はポルトガル王の許に赴き、大西洋を西に進めばインドに到達出来ると力説した。しかしアフリカ周りのインド航路(東進)が実現化しつつあった当時、ポルトガル王はコロンボに取り合わな
2006年09月12日 スペインの歴史(2) イスラムの盛衰とレコンキスタ (2) カテゴリ:ヨーロッパ・EU 822年に即位した後ウマイヤ朝第4代のエミール(首長)、アブド・アッラフマン2世は、文化振興に力を注ぎ、アンダルシア地方はアッバース朝の都があるイラクと共に、イスラム文化の中心となった。文学や芸術を愛好した彼は、コルドバに音楽院を設立した。 スペインの伝統楽器の一つにギターがあるが、その起源は中東の弦楽器ウードにあるという(ただし「ギター」の語源はキタラという古代ギリシャの楽器にあり、地中海世界に広く分布する楽器である)。彼の治世下、領内のキリスト教徒が多くイスラムに改宗し、アラビア語がイベリア半島の文化語として定着した。キリスト教徒にとっても、既に読める者が少なくなっていた聖書がアラビア語に翻訳され、内容を理解できるようになった。彼の死後(852年)、キリスト教徒の内乱が頻発し
2006年08月28日 スペインの歴史(1) 原始からイスラムの征服まで (4) カテゴリ:ヨーロッパ・EU 今日研究室仲間のDが、新しい職場であるスペインに発った(はず)。ずいぶんお世話になりましたし、これからもお世話になります。 それを祝して(?)、ちゃちゃっと書いたスペインの歴史をアップ。気が向いたら続きを書く。 ・・・・・・・ スペイン(エスパーニャ)は面積50万平方キロ(日本の1.3倍)、人口4400万人(日本の約1/3)の、ヨーロッパ大陸西端の国である。 スペイン、ポルトガル両国があるイベリア半島は南北850km、東西1000km強で、3000m級の山が聳えるピレネー山脈によって北隣のフランスと画されている。またイベリア半島の南端にあって最も狭いところで幅14kmしかないジブラルタル海峡は、地中海と大西洋を隔てる要衝であり、対岸はもはやアフリカ大陸(モロッコ)になる。かつてフラ
月曜日に発売の『週刊東洋経済』にベッカー先生登場です。これは必読でしょう。さすがベッカー先生、バシッと語ってもらってます。 1 日本の経済格差といわれている問題は不況のせいなので、あと1〜2年*1もいまの景気が続けば経済格差と騒がれている問題の大半は解決する。 2 フリーター問題(非正規雇用の増加)も1と同じ。ニートという定義のあいまいなものに政府が政策介入するとむしろ非効率を生み出す。これも実際には1と同じに1〜2年いまの景気が持続すれば自然に解決 3 少子化問題は確かに深刻だが、(ベッカー先生は移民をすすめているようだが、仮に)フランス的な補助金・育児政策で行うならば、働いている女性だけでなく専業主婦にも補助すべき。基本的に政府が子どもを生むとか産まないとかの選択に介入するのはやめるべきである。 とまさに正論語りまくりです。*2。これに意見を付加することはかえって自らの知的貧困さを明ら
G★RDIAS:「本当は、できるでしょう?」の原初的風景より たとえば、私がコンビニで200円のおやつを買おうとするという状況を想定する。 目の前に、募金箱がある。そこには「アフガニスタンの人達は、4人家族で200円あれば1日暮らしていける」と書かれてある。 それでも、その文字が目に入りながらも、私はおやつを買うとする。 このときに、私が「募金できない」と言うのは端的に誤っている、ということである。ただ単に私は「募金しない」だけである。 仮に、その200円がないために、アフガニスタンの家族がその1日を生き延びられず、死んだとしよう。すると、事実として「間接的ではあろうが、私は人殺しである」と言えよう。 私は、そういうことを「まずは」嘘をつつみ隠すことなく言おう、と提起している。 これは、「正論の倫理学」なら主張するであろう、「その200円を募金すべきだ」という主張とは全く違う。 ただ、私は
未来のプログラマのためのチュートリアル 目次 00. はじめに 01. 数(number) 02. 文字列(string) 03. 変数と代入 04. 数と文字列の変換 05. メソッド(method) 06. 制御構造 07. 配列とイテレータ 08. メソッドの作り方 09. クラス 10. ブロックと手続きオブジェクト 11. このチュートリアルを超えて このチュートリアルについて...
●“発症”でなく、“感染”して48時間以内に飲まないと効果がない!? 最近、新聞や週刊誌上を新型インフルエンザ対策として、タミフルの国家備蓄を急げといった旨の記事が賑わしている。 こうしたなか、出て来たのが、タミフル服用後、異常行動で死んだという記事。現状、副作用かどうかは不明だが、米食品医薬品局(FDA)のデータでは、服用後の死者は世界で71名に上るという。 タミフル礼賛に水を指す事実だが、しかし、新型インフルエンザが流行した場合、最悪、世界で1億5000万人が死ぬ可能性があるという世界保健機関(WHO)の見解の前には、本当に効果が期待できるなら無視していい数字かも知れない。 だが、大手マスコミがほとんど報じない、もっと根本的な疑問がある。 既報の記事を見ると、タミフルの効果が期待できるのは“発症”48時間以内に飲んでと記されている。 しかし、なかには“感染”して48時間との記述もあった
このての話はしたくないんですが、id:teraccaoさんのところでメガネのオッサンを支持してしまった手前、一般受けをしなさそうな話を。 女教師ブログ 「人殺し」扱いされるのがそんなに嫌ですか。 uumin3の日記 詐術2 例えば、食肉業者の人は牛や豚や鶏を殺します。食肉業者とは、牛殺しであり、豚殺しであり、鶏殺しです。これは端的な「事実」です。 同じく漁師は魚殺しであり、ウィリーは熊殺しであり、teraccaoは後家殺しです。これも端的な「事実」です。 それだけではなく、医学者や科学者も、血清においても動物に病原菌を感染させたり、医学用や薬学用や生物学用に動物実験をやったり、人類のためにいくらでも動物を殺しています。 あるいは、死刑執行人は人殺しであり、軍隊にいるものは人殺しの練習をしている。これは端的に「事実」ですね。 最高裁で死刑判決を下す裁判長は、間接的に人殺しであると言えるでしょ
「この○○を買うと、その代金で××の人々が命を救われます」「だからあなたも買いなさい、とは言いません」「しかし買わないのであれば、あなたが買わないことでその人たちが死ぬという事実を受け入れなくてはいけません」「買えなかった、のではなく、買わなかったのです。それで救える命を、助けられなかったのではなく、殺してしまったということです」「これを買うべきであると私たちは言っているのではありません。このように考えることを私たちはお奨めしているのです」 2007-04-15経由で「本当は、できるでしょう?」の原初的風景 - G★RDIASを読む。uumin3さんに同意。加えて言えば、上記の理屈と同様に、どこからどう言ってもカルト教団の押し売り口上である。uumin3さんが指摘していない点を私が補うと、ここには「募金を呼びかけ、募金箱を設置する」という行為があることを見るべきである。ある人々への募金活動
このブログは極左的な視点から書かれたものであり、政治的な中立性を意図したものではありません。 ・・・っと、まぁ、公平な視点で書かれている、バランスがとれていると評していただけるのであれば、ありがたく頂戴する次第ですが、とりあえずこのブログは左端から書かれたものであることを宣言いたします。何をわざわざそんなことを、と思われるかもしれませんね。敢えてこんなことを明言したのは、中立とか中道、特に自ら中道を称する人々、中立の立場を装う人々に不信感を感じたからでもあります。真ん中でバランスがとれていれば、それは良いことのように見えるわけですが、実はその実態はかなり怪しいものではないかな、と。 右にしろ左にしろ、どっちもあまりイメージの良いものではありません。堂々と右翼、左翼を自称する人はあまりいないのではないでしょうか。いるとしたら「悔い改めた」元左翼ぐらいでしょうかね。分類上便利なので右と左という
「2chのまとめサイトで、価値がないと判断されて省略されるようなレス」を書き続けてるようなもんだ。 …なんで公開し続けるのかな?だって誰からも自分ののコメントは期待されてないってことじゃない?読んだひとを感心させることもないコメント。気づいてるかわかんないけど、WikiPedia的なWisdom of crowdsなんて、あんなの一部の能力が高い人たちの知恵が集合してるから凄いのであって、mixi上のくだらない日記みたいな、誰からも何とも思われないはてブコメントみたいな、そんなものはそもそもwisdomとは言わない。それこそただの便所の落書きであって、チラシの裏にでも書いておけばいい。少なくとも全世界に発信する必要はない。 どうせ公開するなら、他の人にとって読み応えがあるようなことを書くって気にはならないのかな。気の利いた言葉が浮かばなくても、自分で独自に記事を探してこなくても、たとえば単
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