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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (55)

  • 『つらい真実 虚構の特攻隊神話』(小沢郁郎、同成社) - Apeman’s diary

    「小泉と特攻隊員」というエントリへのコメント欄でフナずしさんからご教示いただいた『つらい真実 虚構の特攻隊神話』、近所の書店であっさりと見つかりました。この種のテーマのは「近代史」コーナーにある場合と「戦記」コーナーにある場合があるのでちょっとややこしいです。 爆弾を投下して無事帰還する度に再出撃させられ、「ついには、地上部隊による暗殺までの危険性が高く」なったためファンが身辺警護にあたったという特攻隊員のエピソードは第四章、「虚像と実態」に登場します。毎回無事帰還し、爆弾を命中させたこともあったのですからこのパイロットの技量はなかなかのものと考えられましょう。にもかかわらず陸軍が彼に「死ね」と言い張ったのは、最初の出撃での戦死を上奏してしまっていたから、です。 このパイロットは無事敗戦まで生き延びました。迫り来るアメリカ軍から司令官以下幕僚たちが逃亡してしまったからです。 第三章「犠牲

    『つらい真実 虚構の特攻隊神話』(小沢郁郎、同成社) - Apeman’s diary
  • 1992年1月の「慰安婦」問題報道・3紙比較 - Apeman’s diary

    1992年1月11日以降の朝日、読売、日経各紙の「慰安婦」問題報道を比較してみましょう。池田信夫氏によれば、この日の朝日の記事によって歴史が変わったらしいんですが、考えてみればすべての日人がアカヒ読者というわけでもないので、他紙がどう報じたのかも調べないとまずいですよね? 毎日を省略しているのは、結果がどうであれおそらく歴史修正主義者の関心を惹かないであろうからです。産經新聞がないのは縮刷版がないからで、私のせいじゃありません。記事の扱いの大きさがわかりやすいよう、「慰安婦」関連記事以外の部分はぼかしをかけ明度を落とす処理をしてあります。 (1-1)1992年1月11日、朝日新聞、朝刊、一面 記事の中身についてはこちらをご参照ください。 (1-2)1992年1月11日、朝日新聞、朝刊、社会面 見出しからわかるように記事の焦点は「補償」問題とそれまで日政府がついてきた嘘の2点です。「強制

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  • 『米軍が恐れた「卑怯な日本軍」』 - Apeman’s diary

    一ノ瀬俊也、『米軍が恐れた「卑怯な日軍」 帝国陸軍戦法マニュアルのすべて』、文藝春秋 ジョン・ダワーの『容赦なき戦争』などが分析対象とした「戦争下の日米が相互に抱いたイメージとその作られ方」という問題に、「戦法(マニュアル)」という観点から取り組んだもの、というのが著者自身による書の狙いの説明。米軍の対日戦マニュアルにみる旧日軍の対米戦法、旧日軍の対中国戦マニュアルにみる日中戦争の戦訓、対米戦のマニュアルが作成される過程やそこにみる旧軍軍人たちの意識……などが扱われている。 「日米が相互に抱いたイメージ」が主題でありながら日中戦争にも一章が割かれているのは、後に日軍が米軍相手にとる戦術の原型が日中戦争における中国軍のそれにある(ように思われる)から、である。ここからわかるのは、軍事的に劣勢にある軍がなお抵抗を続けようと思えば似たような「弱者としての戦法」を選ばざるを得ないという「

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  • 朝日新聞の「慰安婦」報道の実態 - Apeman’s diary

    歴史修正主義者、「否定論ビジネス」の商売人たちは、自分が引用ないし言及した資料・文献に自分の読者たちが自らあたってみたりしないことを確信しているので平気でインチキをします。その実例については当ブログでも何度か挙げてきましたが、1991年前後の朝日新聞の「慰安婦」報道についても同じことが言えます。 池田信夫が「そして1992年1月の1面トップ記事で植村記者は「慰安所 軍関与示す資料」と、軍が慰安婦を強制的に集めていたような印象操作を行な」った、としている朝日新聞の記事がどのようなものだったのか、例によって「聞蔵IIビジュアル」で確認してみましょう。 1992年01月11日 朝刊 慰安所への軍関与示す資料 防衛庁図書館に旧日軍の通達・日誌 日中戦争や太平洋戦争中、日軍が慰安所の設置や、従軍慰安婦の募集を監督、統制していたことを示す通達類や陣中日誌が、防衛庁の防衛研究所図書館に所蔵されている

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  • 「東京裁判と特高警察」 - Apeman’s diary

    荻野富士夫、「東京裁判と特高警察 不処罰の理由を追う」、『世界』(岩波書店)、2013年2月号 対日戦犯裁判では対独裁判に比べ「人道に対する罪」の追及が事実上なされなかったことは、当ブログの読者の方であればすでにご存知のことだろう。もし連合国が東京裁判でも「人道に対する罪」を追及したとすれば処罰の対象となり得たことの一つに軍「慰安所」制度があるわけだが、もう一つ、「人道に対する罪」が事実上看過されたことによって裁きを免れたのがいわゆる特高警察である(憲兵が特にBC級戦犯裁判では多数裁かれたのとは対照的に)。ゲシュタポとの対比で特高警察の「不処罰」を扱っているのが『世界』の先月号に掲載された論文。 戦犯としての追及を免れた特高だが、GHQの「人権指令」によって1945年10月に廃止され、関係者約5,000人が罷免される。著者は昨年5月刊の岩波新書『特高警察』においては、人権指令の履行が「し

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  • 逆ばりはなんとかの始まり(追記あり) - Apeman’s diary

    毎日jp エネ政策聴取会:中部電課長も発言 原発推進、会場騒然 hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) 利害関係者の発言を圧殺したがる思想 そもそもこの意見聴取会って、「利害関係者」に発言の機会を与えるためのものじゃないから。hamachan氏のエントリで引用されている時事通信の記事では事情の一部が省略されているけれど、上にあげた毎日の記事を読めばわかる通り、問題視されているのは「利害関係者」が発言したことそれ自体、ではない。発言者は「抽選で選ばれた」ことになっているはずなのに、仙台での聴取会に続いて電力会社社員が選ばれるという素晴らしい“偶然”に疑問を抱く人がいても当然でしょう。なにしろ原発に関するこの手のイベントではやらせの実績もあるわけだし。また、電力会社の言い分なんて「圧殺」どころか、税金と電気料金ぶち込んでさんざん宣伝されて来たというのが実態なのであって、それをこの種のイ

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    lakehill
    lakehill 2012/07/19
  • 奥宮正武、『私の見た南京事件』、PHP - Apeman’s diary

    以前からさがしていたのだが、1997年刊行というのにすでに古書でしか手に入らなくなっているので、ちょっと時間がかかった。 実のところ、奥宮氏自身の見聞が綴られているのは第一章「私の支那事変参戦記」のみで、第三章、第四章ではハーグ陸戦規則やジュネーヴ条約の解説(条文の長い引用を含む)がなされ、第五章では大日帝国の捕虜への態度を日清戦争から振り返る…といったぐあいで、南京事件そのものについての情報量は乏しい。海軍の艦爆隊(6機)の指揮官だった奥宮氏はほかならぬパネイ号(書ではパネー号と表記)の当事者であり、この事件についてもきちんと触れてはいるのだが、笠原十九司、『日中全面戦争と海軍 パナイ号事件の真相』(青木書店)も指摘しているように、当然視認できたと思われる米国旗についてはまったく触れていない。 氏は12月25日から約1週間、撃墜された海軍機搭乗員の死体を収容するために南京城内・城外を

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  • 14万人と7万人、30万人と… - Apeman’s diary

    アメリカには教科書検定がないので、広島への原爆投下がどのように教えられているかを一概に語ることは困難だが、立ち読みした(すんません)『アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書』*1で紹介されている一冊は犠牲者数を7万人としている。『戦争の教え方』*2が紹介している一冊も「最も正しい推計で約七万人から八万人の間」としている(170頁)。 こうした数字はデタラメというわけでは必ずしもなく、即死者の数として合意の得られているものではある。また、教科書によっては(1945年中に亡くなった犠牲者の数として一般的な)14万人を挙げているものもある(英語版の Wikipedia ではまず14万という数字を挙げ、その後即死者の推定として7万を挙げている)。しかし核兵器の特殊性を考えれば45年中の14万というのは過少である、という議論は可能であるしまた有意義でもある。いろいろと考えられる数字のうちある教科書が7万を

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  • 「洗脳」について - Apeman’s diary

    三光作戦については撫順戦犯管理所の元収容者たちによる証言がよく知られており、またそうした証言者たちは「洗脳」されたのだとする右派のキャンペーンがあることもよく知られている。元収容者たちの供述調書は『日軍の治安戦』でも資料として利用されているが、「虚偽自白」の問題に関心をもつものとして、この点について少し述べておきたい。結論を先にまとめておくと、(1)収容者(戦犯容疑者)たちが自白に至るまでの過程を「洗脳」と呼ぶことは、この語に右派がこめている悪意を排除するという条件付きで可能である、(2)しかしそのことは彼らの自白の信用性を否定するものではない、(3)日の警察・検察における取調べもまた多分に「洗脳」的性格を持っている、となる。 ある場合にひとは自白し、またある場合には自白を拒む。自白をするかどうかを左右するのは「否認へと向かう力動」「自白へと向かう力動」(浜田寿美男、『自白の研究』)と

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  • わかって言ってんのかな? - Apeman’s diary

    現在発売中の『文藝春秋』の目玉になっているのが「オバマの決断 爾後、鳩山政権ヲ対手トセズ」なる記事。しかしあらためて言うまでもなく「対手トセズ」と言った側の方が行き詰まっていったわけで、今日「失策」として認識されているのは「対手トセズ」と言わせたことではなく、言ったことの方なんだが。

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  • 自爆の追憶 Part II - Apeman’s diary

    (cache)日文化チャンネル桜 - 掲示板広しといえども、チャンネル桜から荒し認定された南京事件否定論者はワシ。一人でしょう。

    自爆の追憶 Part II - Apeman’s diary
    lakehill
    lakehill 2010/02/06
    はははwww
  • なぜ12月23日だったか(追記あり) - Apeman’s diary

    時期外れの話題になってしまったが、ご承知のように「A級戦犯の処刑が12月23日に行われたのは、それが(当時の)皇太子の誕生日だったからだ」とする説がある。猪瀬直樹も『ジミーの誕生日―アメリカが天皇明仁に刻んだ「死の暗号」』なんて仰々しいタイトルのを出版しているし。(余談だが、首都である東京都の副知事が在任中にこんなを出すことは「日米同盟を危うく」しないのだろうかw) 判決の言い渡しが終わったのは48年11月12日だが、これによって直ちに刑の執行が可能になったわけではない。『東京裁判とオランダ』(L.ファン・プールヘースト、みすず書房)より引用する。 有罪判決を受けた者を救う望みは、この時点ではまだ完全に失われたわけではなかった。裁判所憲章の第17条では、マッカーサーが「何時にても刑に付之を軽減し又は其の他の変更を加うることを得。但し刑を加重することを得ず」と定めていたからである。 (4

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  • 菊のタブー? - Apeman’s diary

    http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20091102/p1#c でのやり取りと関連して。 asahi.com 2009年11月10日 「即位奉祝曲なぜEXILE 決め手は「平成」感?」(魚拓1ページ目、2ページ目) この記事の最大の読みどころは、「10月13日の記者会見では、EXILEのメンバーはサングラスを外したスーツ姿で緊張のためか硬い表情」という一節。 YOSHIKIさんが奉祝曲をピアノ演奏した時は、東大教授らが公開質問状を出し「ロックミュージシャンであるあなたの精神と生き方への裏切りになるのでは」と問いかけた。今回はそうした動きは少ない。 ↑という事態への「評論家の坪内祐三さん」のコメントとして「以前よりも天皇制への関心が薄くなっている。昭和の時代と比べて、天皇陛下の前で歌うことが思想的な意味を持たなくなった」とされているのだが、「サングラスを外したスーツ姿」

    菊のタブー? - Apeman’s diary
    lakehill
    lakehill 2009/11/13
    ←このタグがぴったりだな。日本においてはロック(歌謡ロック)は体制に対する反抗とかそういう意味はあんまりなく、たんなる金儲けの手段であることがほとんど
  • 今度は学習塾に街宣だそうな - Apeman’s diary

    「主権回復を目指す会 掲示板」の2009/07/09 20:00の投稿。 抗議街宣 <全教材を破棄せよ!栄光ゼミナールを店終いに追い込もう!!> <授業が「南京大虐殺」に「慰安婦強制連行」の丸暗記> 小・中学生七万人へ猛毒(虐日史観)を注入する栄光ゼミナール 日時:7月11日(土) 14:00集合 場所:南浦和駅西口 栄光ゼミナール前(駅前) 【呼び掛け】「村山談話」の白紙撤回を求める市民の会、主権回復を目指す会、せと弘幸Blog『日よ何処へ』、在日特権を許さない市民の会、NPO外国人犯罪追放運動、外国人参政権に反対する会・東京 (後略) mixiでこの街宣計画に言及した書き込みを見て「全教材を破棄せよ!栄光ゼミナールを店終いに追い込もう!!」でググったところトップでヒットしたのは例の「この国は少し変だ!よーめんのブログ(日こそ一党単独極右軍事政権でなければならない)」というブログ。「

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  • 余波 - Apeman’s diary

    西松建設の違法献金問題が意外な副産物をもたらしたようです。 毎日jp 2009年6月26日 「中国人強制連行訴訟:西松建設、元労働者側と協議開始 全面解決目指す」(魚拓) 戦時中に広島と新潟の建設現場に強制連行されて重労働を強いられたとして、中国人男性らが西松建設(東京都港区)に賠償を求めた訴訟の最高裁判決(07年4月)を踏まえ、西松が全面的な解決を目指し元労働者側と協議を始めたことが分かった。 (中略) 西松の顧問弁護士である高野康彦弁護士が取材に対し「原告以外を含めた全面的な解決を目指して協議を始めた」と明らかにした。西松側はこれまで「問題は全面的に解決した」との立場を取ってきたが、違法献金事件で経営陣が交代したことを契機として、企業責任を重視した対応に方針転換したという。 まずは新経営陣の英断に敬意を評したいと思います。旧麻生鉱業で使役されていた元捕虜の訴えに対する日政府の対応にも

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  • そもそも理解できないのは・・・ - Apeman’s diary

    例えばこの記事。 「いまだに続く台湾番組への抗議 NHKは亡国のメディアか?」 あの番組が「日の親台湾世論に冷水をかけた」ってのがさっぱり理解できないんだよね。つまりあの番組を見ると「台湾が嫌いになる」日人がいるってこと? だけどそれって「自分の自己愛を無条件で肯定してくれる相手しか好きになれない」ってことじゃないの? 台湾に対する日のコミットメントを深めるために必要なのは、むしろ日台湾に負っている“負債”を正確に理解することじゃないの?

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  • 「戻った捕虜 過酷な運命」 - Apeman’s diary

    朝日新聞夕刊の連載、「ノモンハンの記憶 「事件」から70年」、12日(金曜日)掲載の第5回「戻った捕虜 過酷な運命」。 公刊戦史によれば停戦後に2回捕虜交換が行なわれ、日には204名が戻ったとされている、とのことである。 モンゴル東部、スンベル村の郷土博物館に展示された日語のチラシ。捕虜になった日兵が日軍将兵に投降を呼びかけた伝単の末尾に「宮澤」という名前が記されていた。 「『宮澤』に該当する可能性があるのは、一人しかいません」。現代史家の秦郁彦さんは東京の自宅で、関東軍関係者からの聞き取りなどを記した古いノートをめくった。 ノートの記述などによると、飛行第10戦隊の宮澤幸吉曹長が7月2日、スンバル村上空の空戦で墜落。長野県(中略)生まれ。捕虜交換で戻り、満州開拓団に入った――。 教えてもらった出身地を訪ねると、山あいの民家に「宮澤」の表札があった。 「幸吉は伯父です。飛行機乗りだ

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  • 求む「為にする議論が目的の人につける薬」 - Apeman’s diary

    昨日の続きです。 こういうサイトを運営しているといろいろと「質問」をコメントされる方がおられるわけですが、そういう人が「新たに興味をもったばかりで、手がかりをもとめてたまたまここにたどり着いた」のか、それともあわよくば揚げ足でもとってやろうと目論んでやってきたのか、というのはだいたいわかるもんです。たまに微妙で「どっちなんだろ?」と首を傾げるケースがないではありませんが、まあ多くの場合誠実さないし不誠実さは書きっぷりに現われるものです。 で、後者であると判断できるような人が「犠牲者は何人くらいだと思いますか?」とか「あなたの考える南京事件とはどのようなものですか」などと質問してきてもまともに答える気になれないのはなぜか。これでも否定論の論法は一通り知っているつもりですから、揚げ足をとられることを真剣に気にしているわけではありません。その後の展開が目に見えているからバカらしくてやる気になれな

    求む「為にする議論が目的の人につける薬」 - Apeman’s diary
    lakehill
    lakehill 2009/06/01
    「南京事件について特異なのは「情報の乏しさ」ではなく、「疑いたがる人の多さ」なのです。」
  • ちょっと笑えるような、笑っていいのか分からんようなはなし - Apeman’s diary

    掲示板で「小林よしのりファンサイト」の掲示板の情報をいただいたのでのぞいてみたんですが、例の小林のマンガのキャラがパチンコに使われるという件についてのスレッドのページに、「最短6ヶ月で日国籍取得 中国韓国台湾・朝鮮籍の帰化 相談無料、神戸大阪出張致します」なる広告が出とりました。とりあえずアクセスはすごくたくさんあるかもしれませんね(^^; ちなみにその下方には「檄文 憂国の士たちへ 日の真の独立のためにも、 善悪中毒を打破しませんか?」という広告が。 リンク先見てみたけど・・・まあこれは広告主としては意図通りのサイトへの広告なんだろうな。

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  • 「天下三分の計」と旧陸軍の中国認識 - Apeman’s diary

    単なる連想、思いつきで(現時点では)なんの根拠があるわけでもないはなしなので、そのつもりで読み流していただければ。 現在テレビその他のメディアではジョン・ウーの新作『レッド・クリフ』の宣伝がさかんに繰り返されている。映画の描写は長坂の戦いから始まるそうだが、その少し前に例の「三顧の礼」のエピソードがあり、諸葛亮が劉備に「天下三分の計」を説く、という場面がある。さて、日での「三国志」人気に大きく貢献した吉川英治の『三国志』ではこの場面に、以下のような一文が挿入されている。 孔明の力説するところは、平常の彼の持論たる =支那三分の計=であった。 一体、わが大陸は広すぎる。故に、常にどこかで騒乱があり、一波万波をよび、全土の禍いとなる。 これを統一するは容易ではない。いわんや、今日に於いてはである。 (…) 曹操は「天の時」を、孫権は「地の利」を占めているので劉備は「人の和」を占めるために荊州

    「天下三分の計」と旧陸軍の中国認識 - Apeman’s diary