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ブックマーク / kaikai00.hatenablog.com (7)

  • 都合よく教科書が「中立・公正」などと言うな - 今日行く審議会

    沖縄戦集団自決記述に関する見解 教科書検定は「教育内容が正確かつ中立・公正で、地域、学校のいかんにかかわらず全国的に一定の水準」を保つものであることは、第一次家永教科書訴訟最高裁判決(平成5年3月16日)で明らかにされたとおりである。ここで重要なのは、何より教科書の記述が教育内容として「正確」であることである。 これまで何度も指摘してきたけど,このような見解は理想像としてはあるかもしれないが,現実にはあり得ない。これは歴史に限らずどの教科の教科書でも同じことだ。 教科書検定は学習指導要領や教科書検定基準など全て法令に基づいて行われている。 と彼ら自身が指摘しているように教科書は学習指導要領に基づいている。その学習指導要領自体政治的な妥協の産物であり,政治的に中立・公正ではないのだから教科書検定や教科書が中立・公正であるというのは間違っている。 また, 数を頼んだ政治運動によって、法令に基づ

    都合よく教科書が「中立・公正」などと言うな - 今日行く審議会
  • 排除のための道具か成長を促す仕組みか - 今日行く審議会

    授業公開 根強い抵抗感 この記事では,大学における授業研究が「大学教員にはもともと授業を公開すること」や「同僚に意見を聞く習慣」もなく,根付いていないと指摘している。 でも注目すべきは, 一方、授業研究会がリストラの道具として使われている大学もあるようだ。 ある地方の私立大学の50代の男性教授によると、大幅に定員割れが続いたことを受け、経営陣は数年前、「大学に必要な教員名」を明らかにした。以来、授業研究会では、そこから外れた教員がターゲットにされ、年度初めに決めた授業計画と少しでもずれると学部長らから「授業担当能力がない」と厳しく注意されるようになったという。 こうした内情を明かす男性教授も、所属ゼミの学生の就職がふるわなかったこともあって最近、解雇通告を受けた。 というところだ。 FDや教員免許更新制度,学力テストは来ならば「成長を促す仕組み」のはず。それがいずれも来の趣旨とは異なり

    排除のための道具か成長を促す仕組みか - 今日行く審議会
  • ためにならないものを黙らせる、止めさせるための法改正 - 今日行く審議会

    利上げなら、日銀法改正も検討…自民幹事長 自民党の中川幹事長は14日、愛知県豊川市で講演し、日銀による追加利上げの検討に関して「政府には(日銀金融政策決定会合の議決を延期するように求める)議決延期請求権を行使する義務がある」と述べ、日銀をけん制した。 仮に請求が否決された場合は「重大な法制度の欠陥ととらえざるを得ない」として、日銀法改正も検討する考えを示唆した。 また、「政府と(日銀が)政策目標を共有させることすら日銀の独立性を侵すものだという間違った解釈は、戦前戦中の軍部の(政府から独立しているという)主張を想起させる」と語った。 自分たちのためにならないようなことを言う、やるようなものに対しては、法改正をして黙らせる、止めさせるというのが今の政治家たちの発想なのかもしれない。同じことが教育法の改正でも言える。 例えば、日銀の独立というのを「教育の独立」というのと置き換えて考えると、

    ためにならないものを黙らせる、止めさせるための法改正 - 今日行く審議会
    lakehill
    lakehill 2007/01/15
    教育と経済(日銀)は別次元の話だろう。同じように論じるのはおかしい。日銀は過去に景気がいまいちなのに勝手に利上げして景気回復の足とひっぱってきた。なので法改正もやむなしだろう。
  • ただの誤解かそれとも意図的なものか - 今日行く審議会

    教育再生 民間タウンミーティングin宇都宮」の内容紹介(その1) 宇都宮で開かれたという教育再生機構のタウンミーティング。ここで語られたことについて少しだけ書いておきたい。 まず、八木秀次氏は主催者代表あいさつの中で この種の会合が、かつてイギリスでも開催されたことがありました。1960年代末から70年代にかけて教育に関する集会がイギリス全土で開かれ、教職員、保護者、政治家、宗教家などが一堂に介するなか、今、イギリスの教育を立て直さなければ、イギリスはこのまま衰退するとの強い危機感のもと、いわゆる「英国病」に対抗するために様々な具体的な代案が提起されました。また、教育の危機的な現状を告発する運動も展開され(「教育黒書運動」)、こうした親や地域団体が多数集まって民間から声を上げた運動の結果、サッチャー政権が誕生し、イギリスの教育改革は開始されたのです。 と述べている。八木氏の言う「教育黒書

    ただの誤解かそれとも意図的なものか - 今日行く審議会
    lakehill
    lakehill 2006/12/20
    ←をしたのはもちろんブログ主じゃなく、八木さんや和田さんね。まあ誤解じゃなく意図的に自分達に都合のいいものを引用してるよ。
  • 浅はかな教育改革 - 今日行く審議会

    学力テストで予算に差 足立区教委、小中学校4ランクに 東京都足立区教委は、区立小中学校に配分する07年度予算で、都と区の教委がそれぞれ実施している学力テストの成績に応じて各校の予算枠に差をつける方針を固めた。小学校計72校、中学校計37校をそれぞれ4段階にランク分けし、最上位は約500万(中学)〜約400万円(小学)、最下位は約200万円にする予定。都のテストで同区が低迷していることなどから、学校間競争をさらに促す必要があると判断した。 これは、学校格差をさらに推し進め、また、自分たちよりも下の存在を生み出すことで安堵するということにしかならない。 まず、予算の傾斜配分は、上位校と開校との格差をさらに拡大し、固定化することに他ならない。なぜなら、開校ほど資源を投入すべきであるのに、そこへの資源の投資を削ることになっているからだ。それは、格差をさらに拡大することになる。また、予算が削減される

    浅はかな教育改革 - 今日行く審議会
    lakehill
    lakehill 2006/11/07
    学力だけをあげるなら塾に行った方が効率がいいな。塾だと習熟度ごとにクラスわけされてるしね。
  • 念力主義 - 今日行く審議会

    発信箱:「念力」の時代?=藤原章生 「念力主義」という言葉を外務省元主任分析官の佐藤優さんから聞いた。赤い下着をはいて臨めば、外交交渉で成功するとまじめに信じる外相がいたことなどを例に挙げていた。 そんな折、ベストセラー「美しい国へ」(安倍晋三著)と「国家の品格」(藤原正彦著)を読んだ。いずれも「念力のすすめ」に思えた。美しいと念じれば美しい。あると思えば品格はある。人は幻想を抱えた動物だ。虚勢を張れということと読めた。でも、国が病んでいると思う人は念力で気が休まるだろうか。 二つのには共通点がある。著者が海外留学を経て「祖国を誇れない人は外国人に信用されない」という通説を実感したことだ。海外で武道に目覚めた人や、自転車で世界を回る若者からもこの通説を聞かされた。話してみると、底にはコンプレックスがある。そしてあるかどうかもわからないチャンバラ文化をよりどころにする。 秋口には「教育

    念力主義 - 今日行く審議会
  • 教育被害者ということ - 今日行く審議会

    よく、偏向した教育を受けた。ゆとり教育を受けた。私は被害者だ。とか、彼らは被害者だということがある。その背後にあるのは、「教育は間違わない」という確信のようなものや信仰なのではないか。この教育こそ最良で最上のもの。それ以外の教育はダメという考え方。そういうものも背景にある。教育被害者だと言っている人が教育被害者を再生産することだってある。でも、それには気が付かない。 教育がこの世に登場してこれまで間違いのない教育、最良で最上の教育なんて存在したことはない。教育は間違いもするし、失敗もする。だから、それを前提にした教育が必要になる。その教育は、この教育こそ最良で最上のもの。それ以外の教育はダメというものではないだろう。

    教育被害者ということ - 今日行く審議会
    lakehill
    lakehill 2006/08/17
    教育は万能じゃございませんから。
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