これまでご愛顧いただきました「五十嵐仁の転成仁語」を、こちらに引っ越しました。今後とも、よろしくお願いいたします。 参院選の結果、自民党は強力な力を手に入れました。新聞などでは、早くも「2013年体制」という言葉さえ現れています。 しかし、改憲や原発再稼働、消費増税、TPPへの参加などでは、世論の反対も強く、与党内でも一致していません。この安倍自民党の「一強独裁体制」にアキレス腱はないのでしょうか。 昨日の『朝日新聞』に掲載された「対談 参院選と今後の日本政治」で、原彬久東京国際大名誉教授は、これについて次のように指摘しています。 安倍首相は第1次内閣より巧みになっている。手練手管も覚えた。資質も磨かれ、熟達した政治家になりつつある。ただ、歴史認識や靖国神社参拝の問題など、彼の思想の核心部分をどう表現するかということはアキレス腱になるのではないか。 同様に、昨日の『日経新聞』4面の記事「首