日本共産党の佐々木憲昭議員は15日の衆院内閣委員会で、家計消費落ち込みが深刻な中、来年10月の消費税率10%への引き上げは「絶対にやるべきではない」と主張しました。 佐々木氏は、直近の景気動向指数(8月)や、10日発表の内閣府・消費動向調査の「消費者態度指数」(9月)がいずれも下降、減少していることを示し、「消費は、回復するよりも落ち込んでいるのではないか」と甘利明経済財政担当相の認識をただしました。甘利氏は、「『消費税が上がるから大変だ』と言えば影響する。調査によってバラツキがある」と答えました。 佐々木氏は、日銀「生活意識に関するアンケート調査」でも暮らし向きに「ゆとりがなくなってきた」と答えた人が今年3月の38・1%から9月には48・5%に増加していると指摘。「家計調査」では、収入の一番低い階層で今年5~8月期の実収入が前年同期比マイナス5・9%、消費支出が同マイナス8・5%と大きく
![消費税10%絶対だめ/佐々木氏 「消費回復してない」/衆院内閣委](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8510216a130e7d5e9d1c2a4860958f4849328594/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.jcp.or.jp%2Fakahata%2Fweb_img%2Fakahata-kakusan.jpg)