1955年に植民地支配の終結と民族独立を掲げて開かれたバンドン会議から60年、日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(日本AALA)創立60年を記念して、平和・協力・繁栄の東アジア共同体の構築をめざす国際シンポジウムが24日、東京都渋谷区の国連大学で開かれます。 東アジアは経済的に発展しています。しかし、貧困や環境問題などが山積しています。また、歴史認識や領土問題などをめぐる緊張と紛争が存在しています。この課題を解決するには、軍事同盟や敵視政策ではなく、東南アジア諸国連合(ASEAN)のような平和・協力・繁栄・非核のメカニズムや共同体建設が求められています。 今回のシンポジウムでは、日本国民と、日本、中国、韓国、東南アジアの研究者・専門家が直接交流し、今後の展望を話し合います。 日本AALAは、在日大使館などにシンポジウム開催を案内。十数カ国の大使館から参加の返事が寄せられるなど、