8党の書記局長・幹事長が出席した19日のNHK番組「日曜討論」で、日本共産党の市田忠義書記局長が行った発言は次の通りです。 首相の退陣問題 自民と民主の政争が目立つ、被災者・国民を置き去り 司会の島田敏男解説委員は、退陣に触れた菅直人首相が22日の国会会期末を目前にして辞任時期を明らかにしない事態について問いかけました。自民党の石原伸晃幹事長は「このままでは国益にとってマイナスだ」と批判。公明党の井上義久幹事長も「政権の体をなしていない」と述べ、首相の早期退陣を要求しました。民主党の岡田克也幹事長は、首相自身が決断すべきことだと述べ、与党内での早期退陣要求の動きを否定しました。 市田氏は次のように指摘しました。 市田 首相退陣をめぐる一連のこの間の動きをみていると、率直にいって自民・公明の側も、民主党の側も、双方の党略的政争が目立つという感じがします。被災者・国民は、こんなときに何をしてい