【カイロ=小泉大介】エジプト各紙22日付は、同国選管が21日に、先に3回に分けて実施された人民議会(下院、公選定数498)選挙の比例最終結果を発表したのを受け、小選挙区を含めた各党の最終獲得議席数を掲載しました。それによると、穏健イスラム主義勢力・ムスリム同胞団の自由公正党が全議席の47%となる235議席を獲得し圧勝しました。 同選挙は比例代表制で全議席の3分の2、小選挙区制で3分の1を選出します。 最終結果で第2党は、123議席を獲得した超保守主義のイスラム勢力・ヌール党となりました。 第3党は、エジプトで最古の歴史を持つ世俗のワフド党で38議席。これに左派の国民進歩統一党などの連合「エジプト・ブロック」が34議席で続きました。 残りの議席は、昨年はじめの「革命」を主導した青年らが結成した政党など9政党と無所属で分けあいました。人民議会総定数508のうち残る10議席は、実権を握る軍最高評
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