“同性愛者”と聞くと、どんな人をイメージしますか? “人気のタレント”を思い浮かべる人もいるかもしれません。5月17日は「同性愛嫌悪とトランス(トランスジェンダー)嫌悪に反対する国際デー」でした。この日の前後、各地で若者や学生らが「多様な性にイエス」とアピールしました。(舘野裕子、吉岡瑞代) 友達のなかにも 東京での催しに参加した鳥取大学4年の大下加奈恵さんと中田心(こころ)さんは「私たちの友達にも性的マイノリティーはいます」と話します。 2人とも「以前はテレビの中だけの存在だと思っていた」と。大学で当事者や支援者が集うサークル「虹色らくだ」に出合い、共に学ぶ友人や先輩・後輩のなかにも性的マイノリティーがいることを知ったといいます。 中田さんは「異性愛が当たり前とか、世の中には男女の性別しか存在しないという社会の『常識』を疑ってみるようになりました」。大下さんも「一人ひとりが多様な存在だと
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