日本共産党の市田忠義副委員長は12日、北海道入りし、札幌市と小樽市で街頭演説し、「日本共産党の躍進こそ、安倍政権への痛打となります。残る2日間の奮闘で、北海道から11年ぶりの議席を必ず勝ち取りましょう」とよびかけました。 市田氏は日本共産党が掲げる五つの転換、政治とカネの問題を示し「自共対決こそ総選挙の真の構図だ」と指摘。歩道を埋めた聴衆から「そうだ」の声と拍手が起きました。 バター不足の事態に触れた市田氏は、背景にTPPや日豪EPAで展望の持てなくなった酪農家の廃業があると述べ「日本の農業、食糧がどうなるのか、先取り的に示しています。共産党の躍進でTPPから撤退させよう」と力を込めました。 はたやま和也衆院北海道ブロック比例候補は「“地域と農業を守れ”の願いを私に託してください。安倍首相に直接ぶつけさせてください」と訴えました。 演説を聞いた印刷会社勤務の男性(59)は「安倍政権は憲法で