「体調不良」を理由に予算案採決の本会議を欠席しながら、その前夜にショーを見せる飲食店など3軒をハシゴするなどして、「維新の党」を除名された上西小百合衆院議員(比例近畿)の政治資金に身内への税金還流疑惑が浮上しました。上西氏を公認し、擁立した同党の「身を切る改革」の空々しさを浮き彫りにするものです。 上西氏は、2012年12月の総選挙で大阪7区から立候補、比例で復活当選し、現在2期目。 上西氏が支部長を務める「日本維新の会衆議院大阪府第7選挙区支部」の政治資金収支報告書(13年分)によると、「自動車賃貸料」の名目で、大阪府摂津市の「アイティエス」に同年1月に22万8200円、2~12月は毎月9万4500円の計126万7700円を支出しています。 唯一の取締役 アイティエスは、登記簿によると、上西氏の公設第1秘書である家城大心氏の自宅が所在地で、同氏が唯一の取締役になっている有限会社(資本金3
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