賃上げや安定した雇用の実現、消費税増税や環太平洋連携協定(TPP)参加阻止、憲法改悪反対などをかかげて1日、第84回メーデーが全国322カ所で開催されました。東京・代々木公園で開催された中央メーデーには2万1000人が参加。「消費税」「TPP」と書かれた「モグラ」を「国民の声」の怒りのハンマーでたたくデコレーションなどが登場し、安倍内閣の暴走をストップさせようとアピールしました。 東京 市田書記局長があいさつ 「正社員でも手取りの賃金が20万円以下の人は47%」「残業代は80時間を超えてからしか支払われない」。青年労働者の実態を告発したのは神奈川青年大集会実行委員会の磯ケ谷りえさん。正社員になれない不安定雇用の深刻化、正社員でも過密労働と低賃金という労働環境の悪化は重大だと批判し、大きな世論と運動をつくる決意を語りました。 中央メーデー実行委員会の大黒作治代表委員(全労連議長)が主催者あい