「東京都議選で他の野党が伸び悩むなか、共産党がどーんと伸びた。なぜか」―。日本共産党の志位和夫委員長は20日、BS朝日「激論!クロスファイア」に出演し、司会の田原総一朗氏が矢継ぎ早に繰り出す質問に丁寧に答えました。 田原氏が6月の都議選で日本共産党が17議席に倍増した勝因を尋ねたのに対し、志位氏は「安倍政権の政策に不安感や危機感をもつ人が多いなか、正面から対決し、打開策を示していく姿勢を貫いたことが大きかった」と答えました。 田原氏は「アベノミクスで景気はよくなったか」と提起。志位氏が「雇用の全体が若干増えても正社員が47万人減っていることが一番の問題」と指摘すると、田原氏は「本当に景気がよくなったとは決していえない」と応じました。志位氏は、大企業がもつ260兆円の内部留保を賃上げや安定した雇用の拡大、中小企業への下請け代金の引き上げに使って国民の所得を増やし、景気回復を進める政策を提案し
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