【名護市長選取材班】任期満了に伴う19日投開票の名護市長選挙は現職の稲嶺進氏(68)=無所属、社民、共産、社大、生活推薦=が1万9839票で、前県議で新人の末松文信氏(65)=無所属、自民推薦=の1万5684票を抑え、2期目の当選を決めた。
日本共産党の志位和夫委員長は18日の会見で、24日から始まる通常国会にどうのぞむかについて問われ、「あらゆる問題で国民そっちのけの安倍政権の暴走と『対決』し、『対案』を示し、国民との『共同』を広げたい。議案提案権を活用して、ブラック企業規制法案、秘密保護法廃止法案も提出して、建設的な提案を大いにやっていきます。安倍政権との激突の年になります」と語りました。 志位氏は具体的な対決点として、消費税増税、介護や医療など社会保障改悪とのたたかい、原発ゼロに向かうのか、それとも推進の道にもどるのか、米軍基地のない沖縄と日本をめざすたたかいをあげました。 志位氏はまた、「一点共闘」に向けた具体的な対応をとわれ、原発ゼロや環太平洋連携協定(TPP)反対などで広範な国民運動とともに、ブラック企業規制法案、秘密保護法廃止法案などで国会内でも他党との連携を追求する考えを示しました。 とくに、秘密保護法廃止法案
【ワシントン=洞口昇幸】オバマ米大統領は17日、ワシントン市内の演説で、“個人情報保護の権利の侵害、国民監視”との批判が強い米国家安全保障局(NSA)の膨大な情報収集活動の改革案を発表しました。米国民、外国人の監視継続を前提に、収集した情報は外部機関に保管するなど、運用面で制限を強化。同盟国首脳への盗聴を含む通信監視は「やむを得ない場合」との言い方で、必要なら行うとしています。 NSAの収集活動自体は「多くの(テロ)攻撃を阻止してきた」と正当化し、継続する立場。一方で「私たちの中核的な自由の権利が失われるかもしれない政府の行き過ぎた危険もより明確になった」と語りました。 改革案として、NSAの活動許可を審議・承認する裁判所に異議申し立てができる制度の整備も示しました。 オバマ氏は「市民的自由やプライバシー保護を支持する一方で、われわれを守り、世界を主導する力を保持する方法について重要な決断
常任幹部会 (22人) 幹部会が選出した常任幹部会はつぎのとおりです。(五十音順、○印は新) 常任幹部会(22人) 市田忠義、岩井鐵也、浦田宣昭、太田善作、大幡基夫、緒方靖夫、笠井亮、紙智子、小池晃、小木曽陽司、穀田恵二、志位和夫、高橋千鶴子、○田村守男、寺沢亜志也、中井作太郎、浜野忠夫、広井暢子、不破哲三、水谷定男、○森原公敏、山下芳生 幹部会 (55人) 第1回中央委員会総会が選出した幹部会はつぎのとおりです。(五十音順、○印は新) ○青山慶二、赤嶺政賢、○鮎沢聡、有坂哲夫、○石井妃都美、市田忠義、○井上哲士、岩井鐵也、岩中正巳、植木俊雄、浮揚幸裕、浦田宣昭、大久保健三、太田善作、大幡基夫、岡宏輔、緒方靖夫、岡野隆、○荻原初男、笠井亮、紙智子、上岡辰夫、小池晃、小木曽陽司、穀田恵二、佐々木憲昭、佐々木陸海、志位和夫、高橋千鶴子、棚橋裕一、○田村一志、田村守男、○田母神悟、寺沢亜志也、○
第26回党大会で選出された中央委員、准中央委員は次のとおりです。(五十音順、○印は新) 中央委員 (153人) 青山 慶二(59) 赤嶺 政賢(66) 秋元 邦宏(58) ○鮎沢 聡(49) 有坂 哲夫(72) 安藤 晴美(62) 石井妃都美(63) 石坂 千穂(65) 和泉 重行(67) 市田 忠義(71) 市谷 知子(45) 井上 哲士(55) ○猪原 健(37) ○今田 真人(67) 今田 吉昭(56) 岩井 鐵也(68) 岩切 幸子(56) 岩中 正巳(61) 植木 俊雄(67) ○上田 俊彦(60) 浮揚 幸裕(64) 内田 裕(57) 浦田 宣昭(71) 遠藤いく子(65) 大内久美子(64) 大久保健三(66) 太田 善作(66) 大嶽 隆司(52) 大幡 基夫(62) 大山とも子(58) 岡 宏輔(66) 緒方 靖夫(66) 岡野 隆(66) 荻原 初男(60)
15日から静岡県熱海市の伊豆学習会館で開かれていた日本共産党第26回大会は18日、本格的な「自共対決」の始まりのもと、強大な党建設の方向と展望を示した決議案、中央委員会報告と結語をそれぞれ全員一致で採択しました。大会決定を先頭に立って実践する、中央委員153人、准中央委員45人からなる198人の新中央委員会を選出し、4日間の幕を閉じました。 新三役決まる 幹部会委員長 志位 和夫氏 書記局長 山下 芳生氏 副委員長に市田・小池・緒方・浜野・広井氏 大会最終日は午前9時半に始まり、志位和夫委員長が大会決議案と中央委員会報告についての討論の結語を述べ、修正・補強をした大会決議案を提案しました。 新しい中央委員会は第1回総会で新三役として、幹部会委員長に志位和夫、書記局長に山下芳生、幹部会副委員長に市田忠義、小池晃、緒方靖夫、浜野忠夫、広井暢子の各氏を選出しました。この後、浜野氏が1中総で決定し
傍線部分が修正・補強した箇所 18日に採択された日本共産党第26回大会決議は、次のとおりです。 目次 第1章 「自共対決」時代の本格的な始まりと日本共産党 (1)「自共対決」時代の本格的な始まり (2)これまでにない新しい特徴はどこにあるか (3)日本共産党の不屈の奮闘がこの時代を切り開いた (4)この情勢に日本共産党はどういう政治姿勢でのぞむか 第2章 世界の動きをどうとらえ、どう働きかけるか (5)「世界の構造変化」が生きた力を発揮しだした (6)アメリカをどうとらえるか――党綱領の立場を踏まえて (7)平和の地域共同体の前進と発展――東南アジア、中南米の動きについて (8)「核兵器のない世界」をめざすたたかい (9)民主的な国際経済秩序を確立するためのたたかい (10)地球温暖化対策の取り組みの到達点と今後の課題 (11)日本共産党の野党外交の発展について 第3章 自民党政権の反動的
日本共産党第26回大会は、平和と民主主義、暮らしのあらゆる分野で暴走する安倍晋三政権と、それと対決する日本共産党のたたかい、国民的運動の広がりが正面から激突する情勢のさなかに開かれました。昨年の東京都議選、参院選で始まった党躍進の流れを、日本の政治を変える本格的な流れへ発展させるため熱い討論が交わされ、2010年代を民主連合政府への道を開く時代にしていく積極果敢な方針を打ち出しました。 いたるところで“激突” 大会は、自民党と日本共産党がぶつかり合う「自共対決」の“激突”の政治情勢が全国いたるところで本格化していることを鮮明にしました。 激変ぶりは、日本共産党が議席を躍進させた参議院や都議会だけにとどまりません。安倍政権の暴走の一つひとつが、全国の地域・職場・学園に深刻な被害と矛盾、政治への怒りを広げ、その害悪と正面から対決し、解決の方向をしめす日本共産党の姿と活動への注目と期待、信頼を高
「一日も早く原発に依存しない社会をつくっていく」―。都知事選に立候補表明した舛添要一元厚生労働相は、14日の会見でこうのべましたが、著書のなかで「臨海副都心に米軍基地と原発を!」などと、とんでもない主張をしていたことがわかりました。 この本は、1998年6月に出版した『母を思い国を想う』(読売新聞社)。95年12月の高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故に続いて、97年3月、動力炉・核燃料開発事業団東海事業所(茨城県東海村)の再処理工場で発生した火災事故にふれ、「原子力発電の安全性についての国民の疑問を深めてしまったことは間違いない」とのべ、原発立地が困難になることに危機感を表明しています。 そのうえで、「原子力発電、そしてプルトニウムの有効な活用が不可欠である」「つまり、プルサーマルの実施、さらには『もんじゅ』のような高速増殖炉の開発が必要なのである」と原発推進の立場を鮮明にしていま
日本共産党の志位和夫委員長は18日の会見で、東京都知事選(23日告示・2月9日投票)にどうのぞむかについて問われ、「争点は明瞭です。宇都宮(けんじ)候補の勝利に全力をあげます」とのべました。 このなかで志位委員長は、都知事選で問われる二つの争点―(1)安倍政権の一連の国民無視の暴走に都民的審判をくだす(2)暮らしと福祉を切り捨て、都民の税金を巨大開発に熱中する「逆立ち」政治をただす―を指摘しました。 志位氏は、「原発は重要ですが、同時に秘密保護法、憲法、消費税など全体について都民的審判をくだす必要があります。その願いを託せるのは宇都宮さんだけです。『逆立ち』都政をただせるのも宇都宮さんだけです」と強調しました。 志位氏はまた、「脱原発」をめぐって候補者の一本化が指摘されていることについて見解を問われ、「一本化はありえないことです。原発問題は確かに重要な争点ですが、さまざまな国政問題、都政を
「釣り船追い越しの失敗と見張り不十分」―。海上自衛隊の大型輸送艦「おおすみ」(8900トン、田中久行艦長)が広島沖で釣り船「とびうお」に衝突、船長と釣り客の2人が死亡した事件。衝突現場など瀬戸内海での航海体験をもち、護衛艦の指導教官も務めたベテランの元海上自衛官に聞きました。(山本眞直) おおすみは15日午前6時30分ごろに呉基地を出港、岡山県の造船所に向かっていました。衝突したのが8時ごろ。元自衛官は「通常なら出港して40分くらいまでは航海保安についているが、衝突事故を起こしたころにはそれが解除されていたと思う」と指摘しました。 航海保安とは―。狭い海域で大小の船舶が行き交い、慎重な操縦が求められるとの艦長の判断を受け、当直士官による「総員、航海保安につけ」との号令が発せられます。 全乗組員配置 おおすみであれば、普段は無人の上甲板の左右にそれぞれ複数の見張り要員が立ち、後部にも連絡要員
日本共産党第26回大会の会場では、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城両県の代議員が顔を合わせ、震災復興を進めるためにも強く大きな党をつくろうとの決意を固めあいました。 岩手県陸前高田市の藤倉泰治市議(63)=党気仙地区委員長=と次男の了介さん(32)は、親子で代議員に選ばれ、参加しました。藤倉市議は、「全国からの支援に感謝しています。党国会議員団の論戦で住宅再建支援制度を拡充するなど、被災地と党中央が一体となったたたかいはこれぞ共産党だと感じます。国の制度をもっと拡充させたい」と話します。 了介さんは震災後、救援物資を届けたり被災者を訪問するなどの救援活動の中心で活躍。2011年6月、「傍観者でなく、社会を変える立場に立ちたい」と、入党を決意しました。 初めて党大会会場に立った了介さんの最大の関心は、「いかに大きな党をつくるか」。 「被災者、住民自身が動いて自分たちの声を政治に反映
第26回党大会で新たに承認された名誉役員(12人) 足立正恒(75)、石灰睦夫(80)、今井誠(69)、上田均(79)、大内田和子(70)、金井武雄(69)、金子逸(67)、河邑重光(74)、小池潔(71)、反保直樹(64)、福島敏夫(67)、吉井英勝(71) 前大会から引き続き承認された名誉役員(43人) 相羽健次(77)、青木正彦(83)、阿部幸代(65)、石井郁子(73)、岩佐恵美(74)、上原清治(80)、梅田勝(86)、大塚一敏(79)、岡崎万寿秀(84)、奥原紀晴(68)、金子満広(89)、神戸照(90)、木谷八士(79)、工藤晃(87)、小島優(86)、児玉健次(80)、五島寿夫(82)、小西武雄(82)、佐々木季男(84)、佐藤庸子(73)、重山正久(88)、菅生厚(87)、瀬古由起子(66)、多田隈博之(88)、立木洋(82)、田中昭治(87)、寺前巌(88)、成田悧(8
(写真)NSAによる違法な情報収集活動の停止を求めて集会を開く人たち=17日、ワシントン(島田峰隆撮影) 【ワシントン=島田峰隆】米国の女性反戦組織コード・ピンクは17日、オバマ大統領が国家安全保障局(NSA)による情報収集活動の改革案を発表するのに合わせて、違法な諜報活動の中止を求める集会をワシントン市内で開きました。 参加者らは、オバマ氏が演説する司法省前に集合。「スパイ活動の中止を」などと書いたプラカードを掲げて「盗聴ではなく平和と相互信頼に基づいた世界が必要です」と訴えました。 ワシントンに住むアドウア・マソジさん(30)は「世界の首脳まで狙った盗聴のせいで米国に対する信頼は失われました。米国民の憲法で認められた権利も侵害されています。オバマ大統領はNSAの大胆な改革をやって違法な活動をやめさせてほしい」と話していました。
第1回中央委員会総会で決定した新しい中央委員会の人事の選出の経過についての報告と紹介を行います。 先ほど開かれた第1回中央委員会総会では、前期の常任幹部会の責任で新三役案を提案しました。1中総ではこの提案を検討し、全員一致で新しい三役を選出しました。 新三役を紹介します。 (略) ただいま紹介しました新三役の7人で直ちに会議を開き、協議の上、幹部会委員の名簿を作成し、1中総に提案、55人の方々が選出されました。 新しい幹部会は会議を開き、常任幹部会を選出しました。また、書記局員、中央機関紙編集委員を任命しました。再開された1中総では、幹部会の提案で、訴願委員、規律委員、監査委員を任命しました。 新しい常任幹部会は、22人で構成します。紹介します。 (略) 次に常任幹部会構成員以外の幹部会委員の33人の氏名を紹介します。 (略) 最後に、山下芳生書記局長を責任者とする書記局の構成員、書記局次
「自分の人生の進むべき道をつかんだ」「党と、日本社会の未来が開けた」―。躍進の息吹がみなぎった日本共産党の党大会が終わりました▼国民の苦しみや痛みに寄り添い、ともにたたかいながら打開の展望を示していく。その太い方針を、全党の力で練り上げました。一方、自民党の党大会がきょう開かれます。発表された議事をみると党務報告や総裁演説、懇親会とつづきます。スポーツ選手や歌手は登場しますが、党員が討論する場はほとんどありません▼今年の運動方針案の表題は「日本を取り戻す 飛躍の1年」。そこでは「今こそ国民とともに決められる政治を進めなければならない」としています▼ところが安倍政権によって決められてきた中身はどうか。原発再稼働、消費税増税、社会保障改悪、新基地建設のごり押し、そして秘密保護法をはじめとする戦争する国づくりへ…。「国民とともに」どころか、世論に背を向け強行したものばかりです▼志位委員長は各地の
日本共産党第26回大会最終日の18日、志位和夫委員長が行った閉会あいさつは、次のとおりです。 代議員および評議員のみなさん。 いよいよこの大会も最後の議事を迎えました。 私は、選出された新しい中央委員会を代表して、第26回党大会の閉会のあいさつを申しあげます。 この党大会は、安倍自公政権の暴走と国民のたたかい、日本共産党のたたかいが正面からぶつかり合う、激突の情勢のもとで開かれました。代議員・評議員のみなさんの奮闘によって、第26回党大会は、歴史的情勢のもとで日本の進路を照らし出す歴史的大会として大きな成功をおさめることができました。(拍手) (1) 党大会は、決議案を全党の英知を結集して練り上げ、大会決議として仕上げました。この大会決議は、二つの意味で重要な意義をもつものです。 第一は、大会決議が、「自共対決」の本格的な始まりの時期に、わが党が直面するあらゆるたたかいの具体的指針となって
結語にのぞんだ志位委員長は「全党が心一つに、いっせい地方選挙での躍進を必ず勝ち取り、引き続く国政選挙での躍進を勝ち取り、2010年代を民主連合政府への道を開く躍進の時代にしていくために頑張り抜こう」と奮起を呼びかけました。 このなかで志位氏は、3日間の討論について「決議案と中央委員会報告が豊かに深められるとともに、この間の党躍進の息吹がみなぎり、涙あり、笑いあり、明るく、楽しい、素晴らしい感動的な討論となりました」と語り、つぎのような特徴点をあげました。 第一は、「『自共対決』時代の本格的始まり」という情勢の特徴が生き生きと語られたことです。全国すべての地域・職場・学園が「自共対決」の舞台となった胸おどる情勢をとらえ、強く大きな党をつくって実力のうえでも「自共対決」といえる時代を開こうと呼びかけました。 第二は、2010年代に「党勢倍加」の大目標をやりきる展望がみえてきたことです。目標をや
(写真)新しく選ばれた三役。右から緒方副委員長、小池副委員長、市田副委員長、志位委員長、山下書記局長、浜野副委員長、広井副委員長=18日、静岡県熱海市 日本共産党第26回大会で18日、選出された志位和夫委員長、山下芳生書記局長、市田忠義、小池晃、緒方靖夫、浜野忠夫、広井暢子各副委員長の新三役は、大会後に記者会見し、大会の成果や新体制の抱負などを答えました。 記者団からは、2010年代に党勢の倍加や党の世代継承をどのように成し遂げるのかなどの質問が相次ぎました。 志位氏は、「政治路線の上では綱領という科学的路線を持ち、それを具体化した大会決定をもっている。政治路線、政策では進むべき方向は明瞭だ」と述べるとともに、「ただ、私たちは日本社会を根底から変える志を持っている党だから、前進しようとすれば風当たりが強いことは事実だ」と指摘しました。 その上で、「これを打ち破り、前進するためには、全国で2
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