ロシア「意思尊重」 【パリ=島崎桂】ウクライナ東部ドネツク、ルガンスク両州で行われた住民投票に関連し、親ロシア派は11日夜、両州の独立に賛成する意見が多数を占めたとの投票結果を公表しました。ロシア大統領府は12日、両州の住民の「意思を尊重」し「対話を通じた、住民投票の結果の実際的な履行を期待する」との声明を発表しました。ウクライナ暫定政権や国際社会からは「茶番」「法的に無効」との批判が強まっています。 投票では、親ロシア派が両州で樹立した二つの「人民共和国の独立を支持するか」が問われました。住民投票の責任者ロマン・ラギン氏は11日夜、ドネツク州での投票結果について「89・07%が賛成し、反対は10・19%だった」と表明しました。 ドネツク州スラビャンスクの投票所を訪れた男子学生(20)はロイター通信に対し「私たちは、ただ自分たちの国に住みたいだけだ」と話す一方、住民投票後も「戦争は続くだろ
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