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心の哲学に関するshokou5のブックマーク (22)

  •  クリストファー・チャーニアク『最小合理性』読了 - 西東京日記 IN はてな

    久々の分析哲学のでやや読むのに時間がかかりました。年とると、「難しかろうが何が何でも読み切る!」という気迫というか執念というかが薄れちゃってダメですね。 といっても、このはそんなに難解なではない。「もっとわかりやすい例や説明があるだろう」と思う部分もありますが、著者の問題意識は一貫しています。 そして、そのチャーニアクの問題意識とは次のようなもの。 ここでの私の主要な仮説は、哲学に浸透しそこで暗黙のうちに仮定されてきた合理性という概念は、あまりに理想化されているので、まともな議論の対象となるような意味では現実の人間には適用できない、というものである。(6p) つまり、哲学の世界ではa=b,b=cならば、合理的な人間は常にa=cと判断するはずだと考えますし、a>b,b>cなら必ずa>cという選好を示すと考えます。 ところが、人間には記憶や計算量の限界があって必ずしもきちんと合理的には振

     クリストファー・チャーニアク『最小合理性』読了 - 西東京日記 IN はてな
    shokou5
    shokou5 2011/03/17
    "カントは「経験不可能な物自体がナンセンスだとしても、それはわれわれにとって不可欠のナンセンス」だと主張しましたが、チャーニアクの主張もこのカントの主張に近づいていると言える"
  • 斎藤環 × 茂木健一郎 往復書簡についての 往復所感★第2信

    斎藤環 × 茂木健一郎 往復書簡 「脳は心を記述できるのか」 http://sofusha.moe-nifty.com/series_02/ についての ,@shokou5さん作成の「斎藤環 × 茂木健一郎 往復書簡についての 往復所感 http://togetter.com/li/30971」の続き。一部口論ありつつも品位は保たれ,またそこも重要な論点に絡んでくるのであえて残しました。 @deepbluedragon, @fun9tion, @shokou5, @totojuni_sanche, @AmiHide など参加。

    斎藤環 × 茂木健一郎 往復書簡についての 往復所感★第2信
  • 斎藤環 × 茂木健一郎 往復書簡についての 往復所感

    蒼龍 @deepbluedragon そういえば齋藤環の茂木との往復書簡で、齋藤環が脳の可塑性によって支持しているのは認知科学的な機能主義のはず。機能主義が前提にするのはせいぜい心身のトークン同一説なので、このままでは物質還元主義者が期待するほどには心を説明できるような情報量の増加はない。 2010-06-21 23:48:06 蒼龍 @deepbluedragon 私が書いてた認知科学ブログの読者には、茂木が好きとか池田信夫を愛読してるとかって人がたまに見受けられたのだけれど、彼らの怪しさを知っている側からすると困ったな感がかなりあった、今となってはもうどうでもいいけど(付き合ってると切りねぇ) 2010-06-21 23:53:01

    斎藤環 × 茂木健一郎 往復書簡についての 往復所感
  • スワンプマン・ジョンの意識

    HA @AmHdt 「水槽のなかの脳」という思考実験があるけど,あの脳は正常に機能しないんじゃないかと最近になって思うようになった.もちろん検証不可能なんだけど,身体や他の神経系を離れては脳は活きていけないのではないか? 2010-02-16 14:30:46 @boy_smith @AmiHide では、脳が身体や神経系とすべて繋がった状態で脳を取り出し、水槽の中に入れてみてはどうでしょうか? 私自身は脳にとって身体が必要だという理由はよく分かりません. そもそも脳すら必要なのか分からないです笑. 2010-02-16 14:36:26

    スワンプマン・ジョンの意識
    shokou5
    shokou5 2010/02/16
    めずらしく いきどおっていますね.ぴーぱっぱ!
  • 中山康雄 - 業績一覧

    中山康雄(Nakayama, Yasuo) 【専門分野】 分析哲学, 科学哲学, 認知科学 【研究テーマ】 言語と認識の形式的研究(意味論・語用論・存在論)  心の哲学・命題的態度の問題      科学哲学   推論に関する研究    時間論    社会科学の哲学 略歴 1952年 静岡県に生まれる 【学歴】 京都大学理学部卒 (1975.3) ベルリン自由大学哲学部修士 (MA)の学位取得 (1983.3) ベルリン自由大学哲学部哲学博士 (Dr. phil.)の学位取得 (1987.7) (ドイツ留学時代のことについては、 吉永良正(編著)『学問は自由だ』第九章(東京出版1994)が詳しい。) 【主要職歴】 1988.9 ダイムラー・ベンツ社ベルリン研究所研究員 1991.4 大阪大学人間科学部助教授 1996.4 大阪大学人間科学部教授 2000.4 大阪大学大学院人間科学研究科教授

  • left over junk

    2008-04-05 optical_frog 2008-04-05 通りすがり 2009-02-11 optical_frog 2009-02-11 @minorimironim 2009-02-11 @minorimironim 2012-06-02 optical_frog 2012-06-02 toohuudoo 2009-02-11 optical_frog 2009-02-11 dh 2012-12-31 optical_frog 2012-12-31 ponchi 2012-12-31 optical_frog

    shokou5
    shokou5 2009/12/28
    うあ,時間なかったのだから,原文よまず,こっち よめばよかった.いつも ありがとうございます.
  • 認知ロボットの実験から考える「自己」とは?

    PS5SwitchWINフリュー「バトルスピリッツ クロスオーバー」11月7日発売 TCG「バトルスピリッツ」が同じルールでPS5/Switch/Steamで遊べる! 6月20日 20:00

  • Harvard Mind/Brain/Behavior - Past News And Events

  • デネット「諸考察:「自由意志について考えること」の心理学」 - スウィングしなけりゃ脳がない!

    Evans, Gareth. (1982). The Varieties of Reference. Oxford: Clarendon Press. 重要な著書だけれど,未だに翻訳が出版されないので,さわりだけ. The Varieties of Reference (Clarendon Paperbacks) 作者:Evans, Gareth 発売日: 1989/05/04 メディア: ペーパーバック ふつうに観察した場合には似ているように見え,ふつうの目的においては似たような振る舞いをするものは,同じ名前で呼ばれることが多い.人々がもっと詳細に観察する方法を身につけ,理論構築に興味を持つようになると,こうしたグループ化の多くは修正されなければならなくなる.クジラは,表層的に似ている魚類には属していないのだ.今や,ぼくたちの直感的な意味論的分類は,同じような修正を必要としているのかもし

    デネット「諸考察:「自由意志について考えること」の心理学」 - スウィングしなけりゃ脳がない!
    shokou5
    shokou5 2009/07/07
    みなさま,ブックマークありがとうございます.ただし,こちらは未完成版であり,脱落 (原論文 p5) やミスなどもあるのでご注意ください.適宜,加筆・修正を行っていきたいと思います.
  • RECENT AND FORTHCOMING PAPERS BY DANIEL DENNETT: Tufts University Center for Cognitive Studies - Publications

    Of undergrads are employed, in grad school, or in service six months after graduation Tufts students are empowered to ask bold questions and grow intellectually. With personal attention from renowned faculty, you will develop the critical thinking skills to adapt and lead in our evolving world.

    RECENT AND FORTHCOMING PAPERS BY DANIEL DENNETT: Tufts University Center for Cognitive Studies - Publications
    shokou5
    shokou5 2009/07/07
    すごい.これだけデネットせんせが読み放題だななんて.
  • 西脇与作「常識心理学と法的システム」(文部省科学研究費補助金(重点領域研究)法律エキスパートプロジェクト・研究項目A01「法的知識の一般的構造の解明」- 平成8年度成果報告書)

    常識心理学と法的システム 西脇 与作(慶応義塾大学) 0  はじめに 合理的人間と信念−欲求−行動パターンによる人間理解、これが法的なシステムで人間を扱う場合の暗黙の仮定となっている。 また、法は社会とともに変化するというのも当然の仮定である。これらの仮定を数歩遡ってみると、そこには私たちが日常生活で前提している常識心理学と人間の歴史が見えてくる。この常識心理学はどのように考えることができ、法的知識に対してどのような役割を演じているのであろうか。また、常識心理学は人間の歴史とどのように係わっているのであろうか。次のような前提と疑問が挙げられよう。法的なシステムは多くの常識心理学的な概念に支えられている。信念−欲求形式の行為者の前提がそれを的確に表している。この常識心理学は科学的な心理学とどのような関係にあるのか。認知心理学は科学的な心理学であり、法的システムは認知心理学を一部に含む形で構成

  • 逆チューリングテスト - スウィングしなけりゃ脳がない!

    ここのところ解析のためのプログラミングに追われる日々です。プログラミングを毛嫌い(わず嫌い)していた僕ですが、なんとなく面白みが解ってきました。謂わばコンピュータとの会話ですね。もちろんコンピュータに情緒を感じることはできませんから、いかに効率良く答えを引き出すかという功利性に主眼が置かれるのですが、相手の思考の流れを追うことの醍醐味には共通するものがあります。今まではコンピュータと話したいことも全くなかったわけで、それでは語学に熱が入らないのも当然です。 必要性がない限り勉強というのは進まないものですが、そもそもの必要性を見出だす能力というのが案外重要だな、と改めて感じました。学歴や職業以前に、モチベーション自体が成育環境(階級)に大きく左右されるという近年の指摘は、当たり前と言えば当たり前ですが、なかなかシビアな事実であります。 さて、話は変わりますが、コンピュータが人間と同等の知性

    逆チューリングテスト - スウィングしなけりゃ脳がない!
    shokou5
    shokou5 2008/10/08
    こんなエントリ書いていたんだ。自分でも忘れていました。id:mogya さん、発掘ありがとうございました。肝心のプログラミング技術はほとんど進展なしですが…。
  • 頭痛は頭痛もち 物理主義は汎心論を含意するか - スウィングしなけりゃ脳がない!

    Galen Strawson らによる論文集『Consciousness and Its Place in Nature: Does Physicalism Entail Panpsychism?』 に対する Jerry Fodor の書評 "Headaches has themselves" (London Review Bookshop) を翻訳しちゃった。 追記: 『Consciousness and Its Place in Nature: Does Physicalism Entail Panpsychism?』 の冒頭のストローソンによる論文 "Realistic Monism: Why Physicalism Entails Panpsychism" が彼のサイトからフリーで読めます(HP)、(PDF)。 代表著者のギャレン・ジョン・ストローソン (1952~) は、日常言語

    頭痛は頭痛もち 物理主義は汎心論を含意するか - スウィングしなけりゃ脳がない!
  • ■ - 科学と工学と哲学から、日常を考える

    下書き 1.どういった脳状態がどういった内観報告を行うかについての法則が存在する。 これは基的に科学的な前提。いわば世界の全ては法則に従っている、という前提。 (ちなみにデイヴィッドソンの非法則性の議論。この議論は一見こうした法則の存在を否定している議論のように見えるが、法則の存在の有無と、法則の単純性・複雑性の間の違いを明示的に論じてないがゆえにそう見えるだけ。) 2.この法則の記述を、その有効性をまったく何一つ損ねない形で圧縮できる この部分こそが僕の妄想。デイヴィッドソンが否定するのもむしろこの部分。 3.有効性を失わない形で圧縮された法則は、科学者達の間で全称命題化され、実在論的に扱われるようになる。 ここは基的に科学者のいい加減さから来るもの。 3.1全称命題ジャンプ ∃n(ある場合に妥当した)が ∀n (全ての場合に妥当する)に拡張される。 3.2実在論的ジャンプ 「その法

    ■ - 科学と工学と哲学から、日常を考える
    shokou5
    shokou5 2008/09/20
    "有効性を失わない形で圧縮された法則は、科学者達の間で全称命題化され、実在論的に扱われるようになる。 ここは基本的に科学者のいい加減さから来るもの" limited sloppiness 万歳!
  • Kim STERELNY - Jean-Nicod Prize and Lectures 2008

    Jean-Nicod Prize & Lectures 2008 Prix et Conférences Jean-Nicod 2008 The recipient of the Jean-Nicod Prize for 2008 is Kim Sterelny Victoria University of Wellington Award ceremony: May 13th. Dates for the Jean-Nicod lectures: May, 13, 15, 20 and 21. [Programme | Outline | Short Bio | Printable Brochure | Poster] The Jean-Nicod lectures are delivered annually in Paris by a leadi

    shokou5
    shokou5 2008/09/10
    ジャン・ニコ賞受賞者の講演資料あり。
  • left over junk

    2008-04-05 optical_frog 2008-04-05 通りすがり 2009-02-11 optical_frog 2009-02-11 @minorimironim 2009-02-11 @minorimironim 2012-06-02 optical_frog 2012-06-02 toohuudoo 2009-02-11 optical_frog 2009-02-11 dh 2012-12-31 optical_frog 2012-12-31 ponchi 2012-12-31 optical_frog

    shokou5
    shokou5 2008/09/01
    デネットのキャリアを一望する。あらためてすげえな、このひと。
  • 断片集

    書物への渇望は放下せよ. - 「断片集」と題するこのブログの目的は「精神は幻想にすぎず物質こそが真実である」「精神は脳の産みだした錯覚にすぎない」といった見解にかんして身を処するためのメモをとり,アーカイブとして参照することにありました.見られていることを前提とするメモをとるなかで,ようやく自らのスタンスも定まってきたようにおもいます.そこで,いろいろと未練はありますが(とりわけ好きなのことを書くのは快感でした),青々とした思考の寄せ書きである断片集はこれにて終了することといたします. - これまでのアーカイブ: http://d.hatena.ne.jp/somamiti/archive - はてなでブログを記しはじめたきっかけは疏水さんのとある文章に情念をかきたてられたことだった(関連:id:somamiti:20041019). 「彼方への疾走」には死のイメージがある.どこまでも駆

    断片集
  • 永井均『なぜ意識は実在しないのか』(1) - charisの美学日誌

    [読書] 永井均『なぜ意識は実在しないのか』(岩波、07年11月) (写真は、デカルト『人間論』の中の図版。「魂の場所」は難問中の難問。) 永井氏の新著が出た。「私と他者の非対称性」を一貫して追究してきた永井氏は、『私・今・そして神』『西田幾多郎』などの近著で、他の哲学者の学説を検討しながら、自説をさらに豊かに表現することを試みてきた。『私・今・そして神』では、独在的な<私>の「開闢」を「ライプニッツ原理」と呼び、その<私>を「われわれの中の一人である私」に客観化してしまう「カント原理」と対比するという仕方で議論がなされた。書では、デイヴィッド・チャーマーズの大著『意識する心』を批判的に検討しながら、その対比がさらに洗練されて提示されている。面白いなので、いくつかの論点の紹介とコメントをしてみたい。 「他者にも私と同様な意識はあるのか?」という問いは、永井氏によれば、奇妙な問いである。

    永井均『なぜ意識は実在しないのか』(1) - charisの美学日誌
  • ダニエル・デネット『自由は進化する』 - logical cypher scape2

    非常に面白かった。 基的な方向性としては、僕はデネットとそれほど違わないので「マジかよ」みたいな衝撃というか新しい発見はないけれど、勉強になった部分はかなりあった。 何か長くなったので、目次。 内容と関係ない感想 前提 このは哲学のか科学のか 進化論について 内容 決定論と因果律は異なる(両立主義) 視点位置の変更ないし志向システムとして捉えること 延長のない実体を想定しないこと ゲーム理論と感情 スキナー型生物、ポパー型生物、グレゴリー型生物とミーム 自己認識 政治とか社会設計とか で、結局自由とは何か、山形浩生が一言で答える 哲学者のはまりがちな罠 内容と関係ない感想 勉強になった部分は、後で書くので、最初に内容とは関係のない感想を。 まず文体。このことに関しては、瀬名秀明に同意 翻訳は山形浩生。この訳者は(小説だとふつうなのに)なぜかノンフィクションだとタメ口で訳すクセがあり

    ダニエル・デネット『自由は進化する』 - logical cypher scape2
  • ガレス・エヴァンスの哲学を調べる、または純粋な心の哲学? - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~

    アメリカの分析哲学者であった故ガレス・エヴァンスは知覚が非概念的内容を持つことを提唱したことで有名なのは知っていたが、そのじつ日ではめぼしい紹介があまりなくネット上でも日語の情報があまりなくて困っていたところで、次のリンクの論文をやっと見つけた。 固有名の指示について―社会的規約、対象の同定、記述― 藤川 直也(PDF) http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/24337/1/%E8%97%A4%E5%B7%9D%E6%9C%80%E7%B5%82%E7%A8%BF.pdf 捉えがたき明晰さ-知覚内容の非概念性 信原幸弘(PDF) http://wwwsoc.nii.ac.jp/pssj/program/program_data/37/37ws/nobuhara-2.pdf ローティが(デイヴィトソンと比べ

    ガレス・エヴァンスの哲学を調べる、または純粋な心の哲学? - 蒼龍のタワゴト~認知科学とか哲学とか~
    shokou5
    shokou5 2007/10/10
    「純粋な心の哲学」という概念それ自体の妥当性がア・プリオリには保証されていないのではないだろうか。