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8月12日「コミックマーケット82」で、新刊『反=アニメ批評 2012summer』(アニメルカ特別号)および、改訂版『アニメルカ vol.5.1』を頒布いたします(なお本記事最後に、次号の原稿公募の告知もありますので、そちらもご覧いただければ)。 コミックマーケット82(三日目)会場:東京国際展示場(東京ビッグサイト)日時:2012年8月12日(日)10:00〜16:00サークル名:アニメルカ製作委員会ブース番号:東ホールT-15b 『反=アニメ批評 2012summer』(※表1から表4ひとつづきのイメージ) ■Side-RtoL:アニメと音 【座談会】サウンド・アンド・ミュージック――アニメにおける音と映像のアンサンブルをめぐって泉信行(漫画研究家)×Windress(音MAD制作者)×レスター伯(ニコマスP)(司会・構成:高瀬司) 【論考】スイングするアニメ――『坂道のアポロン』を
同人, アニメルカ冬コミ新刊、マンガ批評誌『マンガルカ vol.1.0』とアニメルカ増刊号『背景から考える――聖地・郊外・ミクスドリアリティ』">マンガ批評誌『マンガルカ vol.1.0』とアニメルカ増刊号『背景から考える――聖地・郊外・ミクスドリアリティ』の委託が順次はじまっています。よろしくお願いします。 ◆『マンガルカ vol.1』『背景から考える――聖地・郊外・ミクスドリアリティ』詳細 なお、『エロ年代の想像力』『反=アニメ批評2011summer』はほぼ完売で手元に在庫もなし。『アニメルカ vol.2』『アニメルカ vol.3』も在庫希少となっております。 『アニメルカ』関連委託状況(2012年1月14日現在) ◆COMIC ZIN(新宿店・秋葉原店)(バックナンバー有) ◆とらのあな(『マンガルカ vol.1』『背景から考える』『アニメルカ vol.1』) ◆タコシェ(中野)(
雑記, 2011年春期アニメいまからUstやります。◆日時9月19日23時〜◆参加者喉君ぼく◆URLhttp://www.ustream.tv/channel/ill_critique 以下、ust用の資料を、喉君が話してる間にリアルタイムで更新していきます。 ◆1、イラスト岸田メルロロナ&トトリのアトリエ アートブック (ゲーマガBOOKS)作者: エンタテインメント編集部出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ発売日: 2010/09/22メディア: 大型本購入: 8人 クリック: 109回この商品を含むブログ (23件) を見る神様のメモ帳〈8〉 (電撃文庫)作者: 杉井光,岸田メル出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2011/09/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 164回この商品を含むブログ (31件) を見る 左ささみさん@がんばらない 5
同人, アニメルカ既に公式サイトでは告知済みですが、夏コミで頒布しましたアニメルカ×エロ年代の想像力SPECIAL『反=アニメ批評2011summer』(特集:『魔法少女まどか☆マギカ』)のほう、改訂第二版のほう委託販売開始しております。 ■『アニメルカ』関連委託状況(9月7日現在) ◆COMIC ZIN(新宿店・秋葉原店)(バックナンバー常備) ◆とらのあな(バックナンバー常備) ◆タコシェ(中野)(バックナンバー常備) ◆メロンブックス(『反=アニメ批評2011summer』以外完売) ◆まんだらけ(新刊は委託準備中)(各地方店舗にもバックナンバーあり) ◆ジュンク堂書店新宿店8Fミニコミコーナー(『アニメルカ』1〜3は完売中)池袋本店B1コミック売場(バックナンバー常備)大阪本店(堂島)思想コーナー/コミックコーナー(バックナンバー常備) 委託状況は随時更新していきますので。 また、
同人, アニメルカこちらでの報告遅れてしまいましたが、第十二回文学フリマで完売していた『アニメルカ vol.4』のほう、校正およびデザイン修正を施した改訂第二版の増刷が完了し、書店委託・通信販売が開始しています。 ■COMIC ZIN(新宿店・秋葉原店)■メロンブックス■ジュンク堂書店 新宿店8Fミニコミコーナー/池袋本店B1コミック売場■タコシェ(中野)■まんだらけ(2011年7月26日時点。完売後の再納品は未定となっております) また、初版時にはページ数の都合で掲載できなかった序文をこちらにも掲載いたします。あわせて、同じく一部未掲載だったクロスレビュー残り8本(+2本)を、8月中にオフィシャルサイトのほうで補完掲載いたしますので。そちらも是非ご覧くださいませ。 『アニメルカ vol.4』の他、夏コミ新刊「アニメルカ×エロ年代の想像力 SPECIAL」のほうもすでに入稿を済ませてありま
反=アニメ批評, 2011年春期アニメ前回に引き続き、4月24日にustreamで話した内容を採録します。part2。 ・その1■聖女と魔獣――『魔法少女まどか☆マギカ』ラストシーン読解 今回は『日常』という日常系漫画とは距離を取ったギャグ漫画原作の京アニ作品と、『フラクタル』という京アニアンチ派・ヤマカン監督による「子どもが作りたくなるアニメ」を謳ったオリジナルアニメについて。 ---------------『日常』のOPが話題だ。ぼくの周りでも中毒患者は多くて、「辛抱たまらず50回見た」なんて、大きく日常から逸脱した行為に及んでた人も少なくない。一方ぼくはというと、周りが騒ぐほど乗り気にはなれないまま、「まあ良いのはわかるけどさ(青の挙動は一々カワイイし)……でもそんなにハマるほどのものなのかしら(あれっ、いま青がぼくに向けてウインクしたんだけどおい!)……ヒャダインとかキャッチーな起
2011年冬期アニメ, アニメレヴュー4月24日に、今期アニメ(および一部の前期アニメ)から20〜30作品ほどを網羅的にしゃべるustを放送した。これから何回かにわけて、そこで話したことの一部、ブログに書いても差し障りのない範囲のことをまとめてみたい。ということで、ust一部採録その1。 ■『魔法少女まどか☆マギカ』魔法少女まどか☆マギカ 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]出版社/メーカー: アニプレックス発売日: 2011/04/27メディア: Blu-ray購入: 12人 クリック: 1,443回この商品を含むブログ (171件) を見る魔法少女まどか☆マギカ 6 【完全生産限定版】 [Blu-ray]出版社/メーカー: アニプレックス発売日: 2011/09/21メディア: Blu-rayクリック: 1,361回この商品を含むブログ (12件) を見る 『魔法少女まどか☆マギ
『日常』という作品タイトルは、そもそも「日常系」の隆盛に起因して、そことの(アイロニカルな)距離感が計られてるんだろうから、キャラクターの容姿が日常系の開祖(?)『あずまんが大王』にそっくりなことだって単なるイミテーションとはちょっと違う。あずまんが大王DVD-BOX出版社/メーカー: キングレコード発売日: 2009/06/24メディア: DVD購入: 4人 クリック: 17回この商品を含むブログ (13件) を見るだからアニメ版『日常』も、『らき☆すた』『けいおん!』で日常系アニメのひとつの達成をみた京アニが、次に取りかかる(解体)作業にもってこいな題材だった、と言えるかもしれない。それも、「日常」の意味がぐるりとひっくり返ってしまった、「現代」という格好のタイミングでの。 この「現代」的な日常の転覆は、『日常』のアバンにぎゅうぎゅうに濃縮されている。お魚くわえたドラ猫追っかけて行くよ
ニワトリ論壇, 反=アニメ批評, 2011年冬期アニメ養鶏業界において、採卵用ニワトリは「レイヤー」と呼ばれる。またそのために行われるヒヨコの雌雄判別(gender selection)は、未だ一羽ごと作業員によって手工業的に成される。しかし、生物学的なセックスの選別は容易であっても、社会・文化的な性であるジェンダーの場合はどうだろうか。特に、男装/女装というレイヤー的プレイで仮装されている場合は。 * * * * *前期(『海月姫』は蔵之介)に引き続きトランスヴェスタイト(異性装)を扱ったノイタミナ作品『放浪息子』(シリーズ構成:岡田麿里、2011年)は、ちょうどヒヨコがニワトリへと大きく形姿を変えて成長するような、第二次性徴期における急激で著しい身体的変化や性的成熟――それを正面から受け入れられない男女のトランスジェンダー的葛藤を、時にコミカルに、淡い水彩画調の画面で紡いでいく秀作とし
同人, 2010年秋期アニメまたしてもすっかり更新が滞っていました。正月にコミケレポを含め、『アニメルカ』や『エロ想』の委託告知を行ったうえで、新年の目標として「あ、はっぴー乳いやー(和訳:あけましておめこ!)☆ 今年はブログをライトな記事でいいから週一で更新していけるよう頑張ります!」といった誓いを披露する予定でしたが、今にして思えば、そんな宣言日記を更新しなくて本当に良かったと思います。 さて、更新の空いた一ヶ月半の間にも、様々な告知事項が溜まっています。まずは新たな『アニメルカ』オフィシャルサイトの開設。一輪社さんによる描きおろしイラスト・アニメーションをトップに、mosskoさんに制作していただきました。必見! ■『アニメルカ』オフィシャルサイト また、公式サイトの販売情報を見ていただければわかると思いますが、12月文フリ新刊『アニメルカ vol.3』および冬コミ新刊『エロ年代の想
同人, 2010年秋期アニメ『ヨスガノソラ』は、高橋丈夫監督最新作として、特にその第1話や最終話はこれまでの集大成とも言える演出回として極めて興味深い。 そもそも、今期アニメはエロゲ原作ないしエロゲをモチーフとした作品が総じて挑戦的であったと思う。前クールから引き続き放映されていた傑作『アマガミSS』では、各ヒロインごとに時間や主人公の記憶がリセットされる構成を持ち込むことで、エロゲ/ギャルゲアニメが陥ってしまいがちな主人公のハーレム状態=非純愛を回避させつつ、ギャルゲのマルチシナリオ/個別ルートというシステムを純愛(?)アニメへと落とし込む試みがなされる。『ヨスガ』同様、妹との近親相姦的欲望が見え隠れもし、これまた『ヨスガ』と同様、メガネの幼なじみが家にカレーを作りに来たら妹が切れるアニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』も、ヒロインである妹が重度のエロゲプレイヤーという設定の反映とし
反=アニメ批評, 2010年秋期アニメ, パンツ論壇, アニメルカ毎度お馴染み、ぼくが責任編集をつとめるアニメ批評同人誌『アニメルカ』――その最新号『アニメルカ vol.3』(12月5日(日)の文学フリマで頒布)の編集作業に忙殺され、そしてあわせて、運が良ければ冬コミで頒布される可能性のある思想恥部シリーズ創姦号『エロ年代の想像力』の編集作業が現在進行形で山場の中、およそブログの更新なぞ不可能な状態に陥っていた(いる)わけですが、しかしこの神号『アニメルカ vol.3』刊行直前告知を混入するためにも、とりあえず今期2010年秋クールのパンツ表現に関する簡単なメモを残しておこう、と反=アニメ批評は考えます。というかそもそも、前期2010年夏クールパンツのまとめ、つまり『けいおん!!』におけるパンツ表現総括も結局書き逃したままであったわけですし、同じ轍は踏めない。ところで、その開陳されることの
アニメルカ『アニメルカ vol.3』場所: 第十一回文学フリマ(大田区産業プラザPiO 小展示ホール)日時: 2010年12月5日(日)ブース名: アニメルカ製作委員会価格: 1000円(『アニメルカ』既刊と同時購入の場合、一冊ごとに100円引き) ■『アニメルカ vol.3』 目次 特集:アニメ表現論 【座談会】背景から考える――聖地・郊外・インタラクションみやじ・はるを・よしたか × tricken × 反=アニメ批評 【論考】『けいおん』の偽法――逆半透明の詐術杉田u 収斂する欲望――アニメというマトリックス喉 キャラクターの不定形な核――『鉄腕アトム』から『新世紀エヴァンゲリオン』へ志津A 陽のたまる場所――『ひだまりスケッチ』における夢の世界cineeye 【座談会】声優から遠く離れて――ゴースト・アイドル・キャラクター 村上裕一 × noir_k × 反=アニメ批評 【論考】心
反=アニメ批評, 2010年秋期アニメ最近はまたもや、ぼくが責任編集をつとめる『アニメルカ vol.3』(および「思想恥部シリーズ創刊号『エロ年代の想像力』」)の編集作業に追い詰められては半狂乱状態に陥っており、(反=)アニメ語りにしてもtwitterで無責任に放言する程度で済ませていましたが、そろそろ溜まっていた告知も兼ねて、最近よく感想をつぶやいていた新作アニメ『俺妹』こと『俺の妹がこんなに可愛くて読者モデルで勉強も運動も出来るうえ文才も社交性もあってでも実は努力家で責任感がありそのうえツンデレでエロゲとお兄ちゃんが大好きなわけがない』をめぐる少々タイムリーな一件に関して一言。 ■『俺の妹がこんなに可愛くなくなくなくなくなくなくないわけがない』 原作:伏見つかさ(ライトノベル)スーパーバイザー:川口敬一郎監督:神戸洋行脚本:倉田英之アニメ―ション制作:AIC Build 俺の妹がこんな
反=アニメ批評, エッセー, 2010年春期アニメついに最終回を迎えた『けいおん!!』は、そのラストに映画化の告知を行うことによって、われわれにたまさかの延命措置を施した。 といっても、精神的に憔悴しきった虚ろな目で『けいおん!!』最終回を視界に収めはじめたわれわれの中には、その第26話冒頭、けいおん部淫たちが部室で口にしていたおやつが「ミカン」であった時点で、その後の「映画化発表=TV版では「未完」」という可能性を感じ取りはじめては浮き足立っていた者も少なくなかった。 もちろん、ミカンの次に現れたおやつが「ハッサク」だったことから、『けいおん!』劇場版は「全八作」の超大作である予感も禁じ得ないだろうが、 今は「みかん」や「ハッサク」ではなく「いちご」について語る時だ。 『けいおん!!』モブキャラ論壇において、第24話の色紙で苗字も(予想通り)判明した「若王子いちご」さんの「悪の帝王」とし
反=アニメ批評, エッセー, 2010年春期アニメここのところ、ぼくが責任編集をつとめる『アニメルカ』の告知・宣伝用記事で埋め尽くされた当ブログは、今回もその末尾に、イベントの出演告知と合わせて、『アニメルカ vol.2』(2010年8月刊)、および『アニメルカ vol.1』(2010年5月刊)改定版に関する、(U-Tee Storeさんでの通信販売に続いて開始された)書店委託販売の告知がなされますが、本日はその前に、いい加減抱きはじめたブログ記事執筆への義務感からか、徒然なるままに、『けいおん!!』モブキャラ論壇に関するエッセイが綴られつつあります。 第二期『けいおん!!』作中でけいおん部淫四人の所属する3年2組、そのクラスメイトたちが、二期に入って以降、ただのモブキャラといった位相を超えた形で前景化されはじめ、そしてそれにともない、彼女たちそれぞれの個性的な所作の数々が、少なからぬファ
雑記, アニメルカどうも、再び『アニメルカ』関係の告知を。まずは先日のコミティアでブースまで足を運んでくださった方々、ありがとうございました!また、『アニメルカ』のほう委託させていただいた、前途洋洋だ会様・一輪社様、お世話になりました!ぼくは売り子すらやっていませんでしたが、会場をうろつきまわっては色んな方に遊んでいただいたり、声優の門脇舞以さんを見かけては歓喜したりと、コミティアも楽しいものだと次回は自分でもブースを出せたらと目論んでいたりもします。 と、そんな感じで、夏コミ・コミティアとイベントで先行販売していた『アニメルカ vol.2』、そして品切れ中だった『アニメルカ vol.1』ですが、本日ようやく、増刷および通販の手配が整いました・・・! ■U-Tee Store(通信販売)『アニメルカ vol.2』改定版『アニメルカ vol.1』第二改定版 また合わせまして、書店委託のほうも
アニメルカ, 雑記どうも、再び放置してました。先日ようやく『アニメルカ vol.2』の作業も一段落したので、改めて夏コミの報告でも。 今回のコミックマーケット78(8月13日〜15日)では、 ■一日目「反=アニメ批評ブース」で「思想恥部シリーズ創刊準備号『エロ年代の想像力』」 ■三日目「アニメルカ製作委員会ブース」で新刊『アニメルカ vol.2』および既刊(コミケ的には新刊)『アニメルカ vol.1』 これら三冊を頒布しまして、そして大変ありがたいことに(!)、全ての頒布物が無事に完売いたしました!というかむしろ、特に『アニメルカ vol.2』のほうなど、早々に午前中だけで売り切れてしまい、わざわざブースまでいらしていただいたにも関わらず、お渡し出来なかった方が大勢いらっしゃったりと、大変ご迷惑をおかけいたしました……。ただ今、急ぎ通販・委託等の準備を行っておりますので――ということで、つ
アニメ雑記夏コミは『アニメルカ vol.2』の他に、さっき急ぎもう一冊新刊を作りましたので、そちらも軽く告知を。 『エロ年代の想像力』頒布: コミックマーケット78(夏コミ)日時: 2010年8月13日(夏コミ1日目)スペース:反=アニメ批評ブース(東J-36a)販売価格:時価 以下、序文から一部抜粋します。----------------------思想恥部シリーズは、今、創刊へ向けて動きはじめた。われわれ思想恥部開発委員会は、二十一性器の新たな恥、ないし痴の形を模索するため、本シリーズを編纂する。今回上梓する創刊準備号では、そのための足がかりとして、最初の十年の恥や痴を総括するべく、ゼロ年代を席巻したポルノアニメを網羅的に論じんと筆を取った(ここでの筆は、男性器を意図していない)。 (中略) この十年の間に描かれたエロアニメ――その中に現れている新たな恥や痴の形態を、われわれは「エロ年
アニメ雑記どうも、『アニメルカ』編集に忙殺されまくりで、すっかりブログ放置しておりました。そして、そんな『アニメルカ vol.2』のほう、ぼくが成仏することもなく無事入稿および入金も済み、夏コミで頒布できることになりましたので、公式での告知に続きここでも紹介を。 『アニメルカ vol.2』頒布: コミックマーケット78(夏コミ)日時: 2010年8月15日(3日目)サークル名:アニメルカ製作委員会(東N-04a)コミケ特価: 1,000円 (通常1,200円)(※ 『アニメルカ vol.1』とのセット価格は1,800円)■目次 【論稿】第一章 アニメルカの世界 日常 × イメージ 志津A 日常における遠景――「エンドレスエイト」で『けいおん!』を読む あずまみこ 忘却の視線――劇場版『涼宮ハルヒの消失』について cineeye 手がイメージを見る 第二章 アニメルカの系譜 作家 ×
反=アニメ批評, 2010年春期アニメついに二クール目に入り、新OP/EDも話題な『けいおん!!』ですが、これを機に、前半の1クールを振り返ってみるのも悪くないでしょう。 夏休み、プール、アルバイト、夏祭り、花火、白昼夢、そして勉強会。『けいおん!!』前半部のラストエピソード、まるで「エンドレスエイト」をなぞっているかのような第13話「残暑見舞い!」では、まるでオセロの駒をひっくり返すかのように、夢と現が、あずにゃんとごきにゃんが反転しつづける。 この「ごきにゃん」こと、日焼けした梓の褐色の肌が生むエロティシズムは、確かに、本来ならば当のあずにゃんよりも「ごきにゃん、ぺろぺろ」などとつぶやくわれわれ視聴者の側こそが、遥かにゴキブリに近い存在だという事実を忘れさせるほどにわれわれを魅了しもしたわけですが、そんな第13話の物語では、ごきにゃんの視点=軽音楽部に一人取り残される者の視点から、3年
アニメ雑記, 2010年夏期アニメどうもお久しぶりです。生きてます。まず当ブログでさんざん宣伝してきた、ぼくが責任編集の一人をつとめるアニメ批評同人誌『アニメルカ vol.1』のほうなのですが、文学フリマ頒布に引き続き、U-Tee Storeさんに委託した通販分100部も、お陰さまで完売いたしました。これからご用命の方は、もう一つの委託先であるメロンブックスさんの通販のほうをご利用いただければ・・・!(店舗委託のほうは、取り扱っていない/売り切れている店があるため、通販が確実ですっ!) http://shop.melonbooks.co.jp/shop/list/?DA=chgitemtype&G=&F=%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%82%AB さて、そんな『アニメルカ』ですが、第一号の手配がようやく一段落するも、そのままシームレスに、ここ
雑記とりあえず先日の文学フリマの報告だけでも。 『アニメルカ』Vol.1 (公式サイト)サークル名:アニメルカ製作委員会(V-17)頒布:第十回文学フリマ 開催日 2010年 5月23日(日) 会場 大田区産業プラザPiO 大展示ホール 主催 文学フリマ事務局(公式ウェブサイト)文フリ特価:800円 ■目次第一章 アニメルカの原則 表現×原理 泉信行 あなたが観察者の椅子に座るということ karimikarimi アニメーションと象徴表現 ――『シムーン』を例に EPISODE ZERO 挑発する画面設計 ――『化物語』と『バカとテストと召喚獣』 反=アニメ批評 挑発するパンツ設計――パンツ表現論序説 第二章 アニメルカの分析 作品×批評 村上裕一 彼岸への通路 ――『WHITE ALBUM』試論 江戸屋猫八百 冬弥は如何にして機会原因主義者となりし乎――『WHI
アニメ雑記, 2010年春期アニメここ一、二ヶ月の間は、ぼくが責任編集の一人をつとめるアニメ批評同人誌『アニメルカ』編集作業に驚異的なまでに忙殺され、漠然とアイデアだけが貯まりながらも、結局ブログに書きつける余裕もないまま、ネタたちだけが次々と消費期限を迎えていったわけですが、とりあえずちょっとした時期外れは気にせずにひっそりと、『Angel Beats!』第1話を観た当時に書こうと思っていた感想文あたりでお茶を濁しつつ更新を再開してみます。 『AIR』や『KANON』、『CLANNAD』、『リトルバスターズ!』などで知られる美少女ゲームブランド・Key、そのメインライター・麻枝准が企画から脚本まで担当するはじめてのオリジナルアニメ作品として、多くの期待を背負って放送開始された『Angel Beats!』。 しかし、作品に対する周囲におけるおおよその反応をみても、その「オリジナルアニメ」と
雑記まずはお知らせから。■『アニメルカ』創刊号イラスト/カオスラウンジ - アニメルカ公式サイト 『アニメルカ』創刊号では、アニメ批評擬人化キャラ「CRITICALOID・アニメルカ」イラストを正式に掲載していくことになりました。 その「アニメルカ」イラスト参加者一人目として、WEB漫画『メンヘラちゃん』等で知られる「琴葉とこ」さんに寄稿していただけることになりましたので今回はそのご報告を。 ・琴葉とこK.: http://kotohatoko.web.fc2.com/pixiv: http://www.pixiv.net/member.php?id=327841twitter: http://twitter.com/kotohatoko 同人誌『アニメルカ』の表紙および挿絵イラストには「アニメ批評擬人化キャラ、CRITICALOID・アニメルカタンをデザインしていただけませんか!」という
2010年春期アニメ, 反=アニメ批評京都アニメーション制作の大ヒット人気アニメ『けいおん!』、その待望の第二期・『けいおん!!』が、ファンの方々の熱狂的な賛辞とともに放送を開始しています。 そんな『けいおん!!』第1話においては、まるで久しぶりに出会った友人たちと、「かわらないねー」などと言いながら思い出話に花を咲かせるかのように、一期において描かれた要素の数々が既視感をもって繰り返されもします。 その第1話アバンからして、一期第1話のアバンがそうであったように、唯は始業式≒入学式に目覚まし時計の時間を見間違えて予定より大幅に早く登校してくるでしょうし、※一期 ※一期 (この一期第1話アバン登校シーンでの、さり気なく他のメンバー3人とすれ違っている描写なんかは、今改めて見ると感じ入るところがないわけではありませんでした) 急ぎ駆け出す際にくわえて走る朝食は、相変わらずイチゴのジャムトース
アニメ雑記ここ数週間(そしてもうしばらくは)、アニメ批評同人誌『アニメルカ』の編集・営業・交渉等々に忙殺されており、このブログに裂けるまとまった時間や気力が全くない状態なのですが、 ■アニメ批評同人誌『アニメルカ』サークル名:アニメルカ製作委員会頒布:第十回文学フリマ開催日 2010年 5月23日(日)会場 大田区産業プラザPiO 大展示ホール公式ブログ:http://animerca.blog117.fc2.com/ そんな『アニメルカ』編集部の一人が、何を思ったかアニメにおける「月経論壇」なぞに関してブログで語り出してしまったため、ぼくもその凶行の連帯責任とでもいいましょうか、申し訳程度に話題に触れることで連帯を仮構すべく尻拭いに参じることにします(ちなみに、終いには「月経も『アニメルカ』の企画に出来ませんか?」といった提案までもが飛び出し、おもわずわが耳(目)を疑いもしましたが、それ
アニメ雑記2010年春期新作アニメも情報が出揃ってきたようなので、自分用にまとめを作ってみます。 ▼本命(3本) ■『けいおん!!』http://www.tbs.co.jp/anime/k-on/TBS:4/6(火) 25:25〜 原作:かきふらい(漫画)監督:山田尚子アニメーション制作:京都アニメーション 言わずと知れた、大人気アニメ『けいおん!』の二期。個人的には、『けいおん!』=『鶏音!』関連の、ニワトリ表現にも注目しています。ところで話は変わりますが、二期の告知画像をみたとある知人が、「今気づいたんだけど、この『けいおん!!』ってアニメ、『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』とキャラデザそっくりじゃね?どう見てもパクリだろ!」と騒いでいたことを思い出しました。 ■『AngelBeats!』http://www.angelbeats.jp/TBS:4/2(金) 26:30〜(第2話以降は26:25〜
エッセー久々に何かアニメの話でも書きたいところなのですが、そもそもレヴュー以前に、このところアニメを観ること自体が碌にできていません。その原因の一つには、そう、間違いなく、この季節になると現れるあの忌まわしい「花粉症」が深く関係しています。 くしゃみや鼻水もそうなのですが、ぼくの場合は特に目のかゆみがひどく、とても画面なんてみていられない。アニメの敵です。病は木からとでもいいましょうか、花粉が飛散し出してからというもの、そんな悲惨な状態が長らく続いているというわけです(注:これは「飛散」と「悲惨」をかけたダジャレなどでは断じてありません)。 そもそもですよ、花粉なんて言うなれば木や花の「精液」みたいなものなわけじゃないですか。実際、栗の花の花粉と、人間の精液なんて、およそ区別不可能でしょうし。そして、連日そんなものを浴びせかけられながら生活を送るとか、それ、いったいどんなBUKKAKEプレ
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