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夏の料理
note.com/doourhomework
褒められたのは2回だけ。瀧本さんに食らいつくことで、僕は仕事の全てを学んだ。-- 瀧本哲史の「遺伝子」を継げ #3 ゼミ生や投資先、講義参加者など、瀧本哲史さんと関わりのあった若者(ゲリラ)たちに話を聞く「瀧本哲史の『遺伝子』を継げ」3回目に登場するのは、オトバンク社長の久保田裕也さん(37歳)。久保田さんは、オトバンク創業者で同じゼミの同期だった上田渉さん(現オトバンク会長)と瀧本さんの「策略」にまんまとハマり、外資系コンサルの内定を蹴って設立間もないベンチャーにジョインした人物だ。しかしそこに待ち受けていたのは、「バリューが出てなきゃ生きてる意味なし!」と瀧本さんに詰められまくる、地獄の日々......。その瀧本さんとの「濃密な年月」を経て、いま久保田さんは何を思うか。 3ヶ月間、瀧本さんの発言をぜんぶ録音して聞き直した僕がはじめて瀧本さんと知り合ったのは、もう15年くらい前になります
ゼミ生や投資先、講義参加者など、瀧本哲史さんと関わりのあった若者(ゲリラ)たちに話を聞く「瀧本哲史の『遺伝子』を継げ」4回目に登場するのは、GunosyのCTO(最高技術責任者)やLayerXの立ち上げを経て、現在DMMにてCTOとして活躍されている、松本勇気さん(31歳)。松本さんは2012年の東大講義参加者の一人であり、瀧本さんから名指しで「デキるやつ」と講義中に言われた人物だ。あの日から8年。瀧本さんから受け取った宿題の〝今〟を聞いた。 「そんなアイデアは、ゴミです」僕は、東京大学の2年生の終わり頃からプログラミングを始めて、在学中に3社のスタートアップの立ち上げや支援に関わったあと、創業直後のGunosy(グノシー)に入社しました。ニュースサイト開発もブロックチェーンもアドテクノロジーも、執行役員もCTOも、技術のことならなんでもやって、現在はDMMという会社で、CTOの立場で同社
ゼミ生や投資先、講義参加者など、瀧本哲史さんと関わりのあった若者(ゲリラ)たちに話を聞く「瀧本哲史の『遺伝子』を継げ」2回目は、京都瀧本ゼミに続き立ち上がった東京の「瀧本ゼミ」1期生であり、現在は医師として活躍されている石橋由基さん(28歳)に話を伺った。東大生ばかりだった瀧本ゼミに、慶應生として参加していた石橋さんは、医学実習や部活よりはるかに面白くて刺激的な瀧本ゼミの活動に、気づけばのめり込んでいったと言います。瀧本さんみたいな人には、医学部では絶対に出会えない僕は今、都内の病院で医師として働きながら、慶應義塾大学大学院で、公衆衛生について研究しています。瀧本さんに出会ったのは慶應医学部の1年生、19歳のときでした。たまたま丸善で平積みになっていた『武器としての決断思考』を買って読んだら、最初のほうのページに「これからは医学部を出て医者になっても人生は厳しい」と書いてあって、ものすごく
2019年に夭逝した瀧本哲史さんが、2012年6月30日に10代20代を集めて「君たちの力で世の中を変えよ」と檄を飛ばした〝伝説の東大講義〟。それから8年後、再結集を約束した「2020年6月30日」を記念し、このnoteを立ち上げました。講義を受けよ、そして#瀧本宿題で投稿せよ!
6月30日の発売を記念して、そして「再集結の日」を盛り上げるために、その完成したばかりのオーディオブックをみんなで聴く特別ライブ配信イベント(YouTubeライブ)を開催いたします。 題して、「瀧本哲史ゲリラナイト」。伝説の東大講義を一夜限り「全音公開」いたします。 若きゲリラたちよ、集結せよ! 僕は君たちに、武器を配ろう。 あの「伝説の講義」を8年ぶりに再現! 〝再集結の日”に配信する、「瀧本哲史の伝説の東大講義」のオーディオブックを、当日のスライドを見ながらみんなで聴こう! 2012年6月30日に東京大学伊藤謝恩ホールにて、参加生徒を29歳以下に限定し、10代・20代の約300人を集めて行われた瀧本哲史氏の講義の内容を完全収録した書籍の音声版です。若い世代に自分の力で未来を切り開くための武器を授け、熱い激励を贈った講義の最後で、「8年後の今日、2020年6月30日の火曜日にまたここに再
この特設noteをつくった、編集者の柿内芳文です。昨年(2019年)瀧本哲史さんが急逝し、担当編集者として自分にできる「宿題」は何かと考え、僕は『2020年6月30日にまたここで会おう』という本をつくりました。2012年6月30日に東京大学の伊藤謝恩ホールにて、瀧本さんが300人の10代・20代を集めて行った「伝説の東大講義」を、一冊の本として完全収録したものになります。 「君たちは自分の力で世の中を変えていけ!」というメッセージがつまった白熱の2時間で、日本の未来に期待し、支援を行なっていた瀧本さんの思想と生き様を最もよく示した講義の一つなのだと思っています。 (未読の方には結末を先に伝えてしまいますが)その講義の最後で、瀧本さんは「8年後の今日、2020年の6月30日の火曜日にまたここに再び集まって、みんなで『宿題』の答え合せをしましょう」と言いました。 「みなさんは、すでに20代後半
はい。この講義も、そろそろ終わりに近づいてまいりました。 1時間半くらい経ちましたかね。 最後のスライドに行く前に、ちょっとここで質疑の時間を取りたいと思います。僕が一気にしゃべったんで、みなさん、ボワーンみたいな感じになっていると思いますが(笑)、もうちょっと普通の話をしたいっていうこともあるでしょうから、質問をいただければ、いくつかお答えいたします。 手を挙げていただければ、係の人がすごいスピードで走ってマイクを渡しに行きますので。今日の話に関係ないことでも、なんでもどうぞ。 質問は「ヘボくていい」 今日は講義中わりと早く手が挙がりましたけど、だいたい僕の授業とか講演って、最初のうちはぜんぜん質問が出ないんですよ。 それで質問を促すために、必ず行うクイズがありまして。 「横軸に偏差値のような『賢さ度合い』をとって、縦軸に『質問の数』をとるグラフがあるとしたら、それはどういう線を描くでし
はい。では次のスライドいきましょう。 リーダー論を少し。 「なぜ日本にはリーダーが育たないのか?」 こういった議論を昔からよく見かけますが、これは問い方が間違っているんだと思いますね。 この問いが前提としているリーダーって、要は「カリスマ」のことなんですよ。誰か自分の代わりに世の中を良くしてくれる救世主、ジョブズみたいな巨大なリーダーを求めているわけです。 そうじゃなくて、今は、「どうすれば日本に『小さなリーダー』たちが育っていくのか?」を考えていくべきです。 今の日本って、地縁とか血縁、会社の社縁とかでつながった古いタイプの組織が徐々に瓦解して、新しい組織やつながり、新たなルールを自分たちの手でつくっていく社会に変化していく、ちょうど入り口の段階にあるのだと思っています。 今はまだ小さいけれど、志と静かな熱を持った「新しいつながり」「新しい組織」が、若い人を中心にゲリラ的に次々と生まれて
ちょっと10分間のトイレ休憩を挟みましたが、ここからは少し趣向を変えて、しばらく「交渉」の話をしたいと思います。 『武器としての交渉思考』という本を出したばかりだからその宣伝がしたいというわけじゃなくて……、何度も言うように本の売上というのは僕にはあまり関係がありませんので、とにかくパラダイムシフトを起こす可能性のあるみなさん方にですね、今日はちょっとした武器を持ち帰っていってもらいたいと思っています。 はい、ではなんで「交渉」を学ぶ必要があるのでしょうか? 本では、「これから生き残る仕事は交渉を伴うものだけ」だとか、「新しい仕組みやルールをつくるために交渉による合意形成が必要」みたいな話をしましたが、今日はちょっと別の角度から説明してみましょう。 相互依存の時代に必要なもの 社会を見渡してみると、いま、「ピラミッド型組織の崩壊」があちこちで起こっていますよね。 社会を見渡してみると、いま
では、ここにいるみなさんが猿から人間になって、一人ひとりが個人として正しく物事を決められるようになったり、言葉を磨いていければ、それだけで世界が良くなって「はい、メデタシメデタシ」となるかといえば、残念ながら現実は、そうはうまくいかないんですね。 なぜなら、就職とか結婚とか、人生に関する問題のほとんどは個人や個人間だけで決められるんですけど、社会に関する問題は、集合的な意思決定というのが避けられなくてですね、民主主義ではそれを多数決で決めていくしかないからです。 たとえば、今まさに大きな社会問題となっている原子力発電の再稼働や、社会保障をどうするかなんて問題は、絶対にひとりの意思では決定できませんよね。 「僕は原子力が大っ嫌いなので、僕だけ原子力発電所を使いません」とか、どう考えても不可能じゃないですか。 社会保障に関しても、少子高齢化がどんどん進んで将来の医療費の負担をどうするか、年金の
この講義のテーマは、「次世代の君たちはどう生きるか」ということで、僕が思っていることをどんどん言っていきます。 はい、つぎです。 みなさん、『アメリカン・マインドの終焉』という本、ご存じですか? この場には10代と20代しかいないので、知ってるはずがないんですよ。知ってるとしたら、その人はかなり変わった人だと思うんですね。 なぜかというとその本は、みなさんがまだ生まれてないか幼児だった1990年頃に流行った本だからです。 イェール大学とかシカゴ大学で哲学を研究していたアラン・ブルームという哲学者が書いてるんですが、どんな本かというと「最近のアメリカの大学は腐ってる! けしからん!」ということが、450ページにわたって、延々と書いてある本です(笑)。 文学とか哲学、芸術といった昔からの伝統ある学問を隅に追いやって、世の中に迎合して新しい分野の学部ばかり設置して、あげくの果てにわけのわからない
本講義は、去る2012年6月30日、東京大学の伊藤謝恩ホールにて行われたものである。生徒の参加資格を29歳以下に限定、約300人の10代・20代が全国から集結した。 はい、瀧本です。 とくに今日は自己紹介する必要もないと思うので、バーッと進めますね。 僕は話すのがちょっと速すぎるようで、よく通訳が必要とか言われるんですが(笑)、ここに集まったみなさんは頭も良いかと思うので、京大の授業でいつもやっているようにやります。 はい、ついてきてもらえればと。 で、今日のこの会場は、東京大学の伊藤謝恩ホールです。みなさん、「伊藤」って誰のことだか、わかります? イトーヨーカ堂、セブンイレブン・ジャパン創業者の、伊藤雅俊さんなんですね。 伊藤さんが50億円ぐらいをバーンと東大に寄付してくださいまして、今年、本郷キャンパスにこれができました。赤門の向こう側にある福武ホールも、ベネッセの福武さんが同じくらい
全文公開 『2020年6月30日にまたここで会おう』 第一檄「人のふりした猿にはなるな」 はい、瀧本です。 とくに今日は自己紹介する必要もないと思うので、バーッと進めますね。 僕は話すのがちょっと速すぎるようで、よく通訳が必要とか言われるんですが(笑)、ここに集まったみなさんは頭も良いかと思うので、京大の授業でいつもやっているようにやります。 はい、ついてきてもらえればと。 で、今日のこの会場は、東京大学の伊藤謝恩ホールです。みなさん、「伊藤」って誰のことだか、わかります? イトーヨーカ堂、セブンイレブン・ジャパン創業者の、伊藤雅俊さんなんですね。 伊
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