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衆院選
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はじめにはじめまして。この一年ほど学び放題のDevExpチームでバックエンド開発のお手伝いをしてるmasa_iwasakiです。 今回の記事では、学び放題のバックエンドとして使われているRailsアプリケーションで実際に発生していたflaky testの事例を中心に、一般的なRailsアプリケーションで発生しがちなケースをまとめました。 個人的に、flaky testの発生パターンは割と定番化している印象を持っています。たとえば、以下の記事に記載されている内容と本記事の内容は共通するものが多いです。 Ruby: テストを不安定にする5つの残念な書き方(翻訳)|TechRacho by BPS株式会社 しかし、同じ原因で発生したflaky testであっても、コードベースが異なれば発生の仕方は変わりますし、なにより原因の調査にかかる手間は大きく異なります。本記事がflaky testに遭遇し
グロービスにて業務委託で勤務しています五十嵐(@igaiga555)です。グロービスではいくつかの読書会が開催されていて、2023年9月からは「研鑽Rubyプログラミング」の読書会が開催されています。今回は同書の翻訳者である角谷信太郎さん(@kakutani)をゲストにお迎えして開催された特別会についてのレポート記事です。 (ちなみに、この前に行われていた読書会では笹田さんのWEB+DB PRESSでの連載「Rubyのウラガワ」を読んでいました。そのときの笹田さんをゲストにお招きした会のテックブログ記事は こちら です。) 「研鑽Rubyプログラミング - 実践的なコードのための原則とトレードオフ」はJeremy Evansさん著(以降ジェレミーさん)、角谷信太郎さん訳で2023年4月にラムダノート社から刊行されたRubyの本です。「実践的なコードのための原則とトレードオフ」という副題が示
はじめにグロービスのデジタルプラットフォーム部門データサイエンスチームの機械学習エンジニアの田邊です。 グロービスではChatGPTのAPIが公開されて以降、関連領域の動向に注目しながら、そのクオリティの高い回答生成能力に加えて、プロンプトの指示に従ってくれる能力の高さや教育事業に関する知識の多さといった点に可能性を見出し、サービスへの活用を積極的に進めています。 直近の具体例を挙げると、グロービス学び放題というサービスにおける、ユーザーのコース振り返りコメントに対する自動フィードバック機能、自由記述問題の解答に対する自動フィードバック機能、そしてAIと学ぶシリーズのコンテンツ公開といったところが挙げられます。 これらのChatGPTを活用した機能は、現段階でもある程度コンテンツに沿った価値を提供してくれているのではないかと体感的には感じられますが、実際ChatGPTはどのくらいグロービス
はじめにグロービスで業務委託勤務しています五十嵐(@igaiga555)です。グロービスではRubyKaigi2023をめいっぱい楽しむべく、前回の「Rubyコミッター笹田さんと学ぶRubyのウラガワ」 につづいて笹田さん(@koichisasada)をゲストにお迎えして社内でRubyKaigi2023の予習会、復習会を開催しました。 予習会RubyKaigi2023開催前に行われた予習会では、タイムテーブルを見ながらいくつかピックアップして概要を解説してもらいました。笹田さんはRactorをはじめ、VM、GC、ruby/debugと幅広い範囲を実装しているので、関連する講演を説明してもらうだけでも盛りだくさんでした。 今回のRubyKaigiで熱くなりそうなネタの1つはパーサーでした。Yuichiro Kanekoさんの講演 "The future vision of Ruby Pars
はじめにGLOBIS 学び放題 / GLOBIS UnlimitedのDirector of Productの久津です。 GLOBIS 学び放題 / GLOBIS Unlimitedのプロダクト開発組織は、2023年4月1日から大きく組織構造を変えました。具体的には、元々3チームで運営していたところを8チームに分割するという大胆な変更を行いました。この記事では、その狙いとプロセス、そして結果としてどのような変化があったのかをご紹介します。 なぜ組織の改革をする必要があったのか2022年度の体制これまでは、上記の図のようにプロダクト別にチームを組成していました。チームごとに担当プロダクトにフォーカスできるため、各メンバーがユーザーやドメインについて詳しくなるメリットがありました。多少の修正は都度行ってきましたが、我々は3年ほど、この体制をベースとして運営していました。 一方で、以下のような課
こんにちは、グロービスの法人開発チームでエンジニアをしている森谷です。 新卒でSIerに入りサプライチェーン管理の開発を5年弱した後、縁あってグロービスに入社し4年目となりますが、毎日楽しく開発に従事しています。 グロービスでは勉強会が多く開催されており、興味のある勉強会に自由に参加することができます。私自身もデータベース設計、ソフトウェア設計、テスト技法、スクラムなど様々な勉強会に参加してきました。 今回、Rubyコミッターの笹田さん(@koichisasada)が雑誌「WEB+DB PRESS」に連載されていた記事「Rubyのウラガワ」の勉強会を完走しましたのでご紹介します。 笹田さんに勉強会に参加していただき質疑応答する機会が得られるなど、大変貴重な経験もできましたので是非ご一読いただければ幸いです。 リモートで笹田さんにも参加頂きました!勉強会について技術顧問として参画して頂いてい
こんにちは、グロービスでエンジニアをしている大澤(@qwyng)と申します。 グロービスでは、GLOPLA LMSという企業の研修を助けるプロダクトを開発しています。 今回はそのプロダクトにおいてファイル配信について課題が発生していたので、行った調査と解決方法を書いていきます。 なにが問題だったか 我々が作成してるGLOPLA LMSは企業の研修を管理するシステムです。 そして企業研修というのは月初がピークタイムです。 ですが、この月初のピークにレスポンスタイムがとても長かったり、エラーを返したりしてしまう障害が発生していました。 研修を受ける社員の方々は月初が一番やる気があるタイミングなので、そのタイミングにシステムから悪い体験を受けるのはせっかく高まっている学習意欲を削いでしまいます。 プロダクトの目標である人のポテンシャルを開放するという目的において大きな障害になるということで改善タ
はじめにはじめまして!! 株式会社グロービスのデジタル・プラットフォーム部門、データサイエンスチーム、データエンジニアリングユニットにてソフトウェアエンジニアをしております、爲岡 (ためおか) と申します。 (肩書きが長くてすみません。) グロービスには当初、機械学習エンジニアとして入社しましたが、現在は機械学習や分析に利用するためのデータ基盤の開発・運用をメインで担当しています。 この記事では、グロービスのデータエンジニアリングユニットが運用しているデータ基盤のアーキテクチャについてご紹介できればと思います。 グロービスについて突然ですが、皆様はグロービスに対してどのようなイメージをお持ちですか? 特にテクノロジーの領域で働く方々にとって、そもそもグロービスという企業を知らない、という方が大半なのではないか、と思っています。 また、もしご存じだとしても、経営大学院や研修事業など、テクノロ
現職PMが地味PM meetupに『プロダクトのための地味な動き』というタイトルで登壇しました! はじめにGLOBIS 学び放題 / GLOBIS UnlimitedのCPO(Chief Product Owner)と法人向けプロダクトのPMをしている久津です。 4/12にメルペイさん・heyさん主催のイベント"地味PM meetup"に登壇させていただきました。当日は150人近くの方にご参加いただき、大変盛り上がりました。他にもMNTSQさんやPR TIMESさんなど多くのPMの方が登壇され、貴重なお話を聴くことができました。 今回のテーマは「地味PM」ということで、プロダクトマネージャーとして仕事の中で行っている「地味な動き」と、それをどのような心持ちとスタンスで取り組んでいるのかを発表しました。 この記事では、その内容についてスライドを一部抜粋しながら解説していきます。 発表スライド
〜フロントエンド一筋だったエンジニアが、挑戦を応援するグロービスでデザイナーに転身した話〜 はじめにこんにちは、グロービスでデザイナーをしている加藤です。ビジネススキルを動画で学べるGLOBIS 学び放題というサービスの開発チームに所属しています。 2019年7月にフロントエンドエンジニアとして参画したのち、2021年4月にデザイナーにジョブチェンジをしました。 今回は、新卒入社以来、一貫してフロントエンド開発に携わってきた自分が、グロービスでデザイナーになった経緯をご紹介したいと思います。 ジョブチェンジ前の状況HTML, CSS, jQuery, Vue.js, Reactといった言語やフレームワークを利用して開発を行っていました。 一方、デザイナーとしての実務経験は下記の通りでした。改めて書くとなかなか心もとないですね…。 前職でいくつかのUIデザイン経験があるのみ 自社サイトデザイ
今回の記事では、SREとは何なのかについて根本から考えながら活動してきた、グロービス SREチームの探求と実践について紹介します。 はじめにグロービス・デジタル・プラットフォーム SREチームでチームリーダーを務めている沼田(@chroju)です。 突然ですがSREとはどう定義されるでしょうか。この問い、存外に難しいのではないかと感じています。インフラエンジニアは「インフラ領域を担当しているから」そう呼ばれますが、ではSREは「サイト信頼性を担当しているから」そう呼ばれるのでしょうか。サイト信頼性を担当する、とは、具体的にはどういうことなのでしょうか。 SREチームの業務内容や責任領域は広範囲に渡り、おそらく会社によって様々な形を取っているのではないかと思います。2021年9月に日本語版が発売された『SREの探求』は、まさにそういった様々なSREの実践をまとめた書籍であり、冒頭の「はじめに
こんにちは、大平(@yohira_dev)です。 2018年10月から3年間、業務委託としてグロービスの決済プラットフォームの改善に着手してきました。 本記事では2018年~2021年末までの「グロービスの決済システムがどう変化してきたか」「発生する技術的負債をどう改善してきたか」を赤裸々に解説していきたいと思います。 プロダクトの位置づけグロービスは主に、"社会人に必要なビジネススキルを動画で学べるサービス"「GLOBIS 学び放題」とその海外版である「GLOBIS Unlimited」を展開しています。 この二つのサービスの共通決済基盤を、近年のビジネス状況の変化に追従できる速度をキープしながら安定して運用することがグロービスの決済チームのミッションです。 ジョイン当初の状況さて、当初の決済基盤は大体こんな感じでした。 オフショア外注と開発した決済システム CIでRSpecが走っていな
こんにちは、グロービスで SRE をしている @yukin01 です。 私たちがサービスの実行基盤として導入を進めている Amazon EKS について、いかに認知負荷を下げつつ Kubernetes バージョンのライフサイクルに向き合っているか、を話します。 インプレースアップグレードKubernetes 自体は年に3〜4回の頻度でマイナーバージョンがリリースされます。そのマネージドサービスである EKS はアップストリームのリリースからしばらく経ったあとにサポートが開始されて、そのサポートは少なくとも14ヶ月間続きます。詳細についてはドキュメントをご覧ください。 サポート終了まで特定バージョンを使い続けるのは極力避けたいところですが、かといって数ヶ月ごとに CHANGELOG を追いかけつつ、デグレを防ぎながらアップグレードし続けるのもなかなか大変な話です。 実際 AWS 側もアップグ
テストは大事と言われても全然ピンとこない……。テストの話をいくらしてもわかってもらえない……。その悩み、DevOpsバグフィルターで一挙解決!? ※この記事では、一部「バグ(虫)」を模したイラストおよび説明が用いられています。非常にわかりやすいモデルではありますが、お食事中にはご覧にならないことをお勧めします。結論ファーストこの記事で何を語っているかを素早く知りたい、忙しい方のために、サマリーを載せておきます。しかし、おそらく一瞥しただけではまったく意味がわからないと思いますので、ぜひ本文もお読みくださればと存じます。 テストピラミッドはシンプルなモデルであり、広く使われてきたが、その反面、有効性に疑問を呈するテスターも存在する。Noah Sussmanのバグフィルターは、そんなテストピラミッドへの批判と再考の流れから生まれたものである。これをベースに、Katrina Clokieが改良・
アジャイルテストの提唱・実践者であるJanet Gregory氏が「テスト」をプロセスの全体から捉え直す試みをしています。同氏に許可を得て、ブログ記事を@mkwrdが翻訳しました。図は意味のズレや誤解を防ぐために、オリジナルの記事と同じものを掲載しています。 オリジナルのブログ記事は以下のリンクからどうぞ。 本編ホリスティック・テスト(holistic testing)という言葉を以前から検討しています。品質向上のためには、さまざまな種類のテストをサポートする必要があるのです。 2021年1月に『テスト&コーディングであり、コーディングしてからテストするのではない(“Testing And Coding, Not Coding ‘Then’ Testing”)』という記事を書き、テストとコーディングが同じプロセスの一部だと強調しました。そのブログ記事でご紹介したのが、継続的テスト(cont
多様なエンジニアがプロダクト開発に携わるグロービス・デジタル・プラットフォームでは、活発なコミュニケーションとイノベーションの創発を狙って、ドキュメントツールをNotion に全面移行しました! グロービスの VPoE 末永 @sue738 です。当社ではドキュメントツールとしてQiita Team を 3 年ほど使ってきましたが、このたび Notion に全面移行しました。Qiita Team にはすでにかなりの記事がストックされていたため、簡単に移行できる規模ではありませんでしたが、1年かけて Notion への移行を進めてきました。 なぜドキュメントツールが大事だったのか?「皆が自由に思っていることを発信できるから」 これは共創の文化を構築するためにも、とても大切なことです。情報がトップから降りてくるだけでは、発想できるアイデアも、おのずと限定的になってしまいます。プロダクト開発の組
はじめまして、グロービスのサーバーサイドエンジニアをしている大澤(@qwyngg)と申します。 Ruby3、そしてRactorがでましたね! さっそくrbenv global 3.0.0して試していこうと思います。 Ractorとは?並行性のあるコードを書くための新機能です。RubyKaigiでGuildという名前を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、そのGuildが名称を変えてリリースされました。 名前の通りActorモデルを参考にした機能だそうです。 Ractor.newにブロックを渡すことで並列処理を実行させることができます。 Ractor.new { 5.times do puts :hoge end } Ractor.new { 5.times do puts :fuga end } puts :sleep sleep(5) # Ractorの処理を待ちたいので適当にs
こちらは2020年のグロービスアドベントカレンダー25日目の記事です。 グロービスにて開発統括をしています @sue738 です。昨年もアドベントカレンダーで振り返り記事を書きましたが、今年も1年の締め括りとして開発組織全般を振り返る記事としたいと思います。 4年で開発組織も74名に成長! 現在のグロービスの開発組織は74名の組織になってきました。 入社当初、エンジニア1人だった時の状態からこれだけ大きい組織にできるとは思っていなかったので、関わっていただいたみなさんに本当に感謝です。代表から「だぶつくまで採用!」との掛け声をかけてもらったこともあり多くの素晴らしいメンバーに集まっていただけました。 現在の組織構成 ・プロダクト開発チーム:54名 ・プロダクトオーナー:9名 ・デザイナー:9名 ・バックエンドエンジニア:24名 ・フロントエンドエンジニア:8名 ・アプリエンジニア:3名 ・
SRE チームリーダーの沼田です。この記事ではみんな大好き Kubernetes の話をしますが、技術的な内容というよりは、グロービスの SRE は如何に Kubernetes と付き合ってきたかというエモい感じの話にフォーカスします。 Kubernetes の難しさ我々 SRE チームは2020年初頭から、 Amazon EKS を使った Kubernetes (k8s) 導入を推し進めています。 k8s は昨今、国内の SRE が取り扱う OSS としては極めて一般的なものになっていますが、一方ではたびたび「不要論」が話題になるツールでもあります。その理由は様々挙げられると思いますが、その1つに「急速に発展するエコシステムの複雑さ」があるかと思います。 k8s はあくまでリコンサイルループを通じて、コンテナを自律的に起動してくれるだけのプラットフォームに過ぎず、監視、CI/CD、秘密情
「究極的には、QAチームは無いのが理想」と言い切るグロービスQAチームが少数精鋭で挑むチャレンジをご紹介します。アジャイル開発の品質のあり方、そして理想に至る短期・中期・長期のゴールとは? 結論ファーストはじめに、本エントリーの要約を載せておきます。 スピードの速いアジャイル開発において、もはや品質はQAエンジニアやQAチームだけが保証するものではありません。企画からリリースまで関わるチーム全体で創り上げていくものなのです。ビジネス価値向上への貢献を使命とするグロービスQAチームは、開発チームから独立した立場でスピードと品質を両立すべく工夫したテストはもちろん、データドリブンの品質改善活動や、SM・POやステークホルダーへのアプローチを通じた上流からの品質向上および組織の品質文化醸成に取り組んでいます。QAチームがいなくても高品質のプロダクトが素早く提供される組織こそが、グロービスQAチー
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